JR奈良駅前クラフト「奈良ノ空カラ」は世界へ繋がるマーケット

| 奈良県

| 旅の専門家がお届けする観光情報

JR奈良駅前クラフト「奈良ノ空カラ」は世界へ繋がるマーケット

JR奈良駅前クラフト「奈良ノ空カラ」は世界へ繋がるマーケット

更新日:2019/04/03 16:12

いずみ ゆかのプロフィール写真 いずみ ゆか ライター

JR奈良駅は、京都や大阪の天王寺方面へ向かう快速列車が発着するターミナル駅であり、観光拠点のひとつ。このJR奈良駅前広場で、「奈良の玄関口を盛り上げよう」「工芸・クラフト作家の発信・交流の場に」との思いから、月に一度「奈良ノ空カラ」というクラフトマーケットが開催され、人気を博しています。奈良を中心とした関西の工芸・クラフト作家の作品は、インバウンド客にも大人気。中には、海外から買い付けに来る人も。

目印は旧JR奈良駅舎!アクセス&利便性も抜群

目印は旧JR奈良駅舎!アクセス&利便性も抜群

写真:いずみ ゆか

地図を見る

「奈良ノ空カラ」の開催は、基本的に月一度の日曜日。
※毎年、開催日時は変わりますので、必ず公式ホームページやFacebookページを確認して訪れましょう。

開催場所は、JR奈良駅東口駅前広場(旧舎前広場)。目印は、美しい外観の旧JR奈良駅舎(2代目駅舎)です。昭和9年に建てられ、奈良の寺院の屋根を模したという、方形の屋根に相輪(そうりん)とレンガ風のタイル貼りを施した外観が特徴。寺院風と鉄筋コンクリート造りの折衷様式が目を引きます。

現在この旧駅舎は、奈良市総合観光案内所として使用されているため、ここで奈良の旅情報を入手し、活用して下さい。

JR奈良駅前で開催される「奈良ノ空カラ」は、観光案内所・バスターミナル・ホテルが近く、アクセスも利便性も抜群です。

※年によっては開催されない月あり。また、日曜以外に開催される月もあり。

SNS発信のみなのに人気!「奈良ノ空カラ」の魅力

SNS発信のみなのに人気!「奈良ノ空カラ」の魅力

写真:いずみ ゆか

地図を見る

2019年で5年目になるこのクラフトマーケット。宣伝はしておらず、SNSと口コミだけで年々集客数が増加しています。

主催しているのは、自身もガラス工芸作家であり、若手の工芸作家を支援する合同会社「工藝舎」を立ち上げたことで知られる堀部伸也さん。堀部さんは、毎年5月に奈良県大和郡山市の郡山城址で開催される現代工芸フェア「ちんゆい そだてぐさ」の主催者でもあります。

「ちんゆい そだてぐさ」が本格的な工芸フェアであるのに対し、「奈良ノ空カラ」は、作家であれば誰でも出店が可能。ハンドメイド作家でも大丈夫です。
「ここは実験の場。この場所で出店することで成長し、本格派に育っていった作家さんも多いです」と堀部さん。

SNS発信のみなのに人気!「奈良ノ空カラ」の魅力

写真:いずみ ゆか

地図を見る

誰でも出店可能なので、プロアマ様々な作品に触れる事ができ、その自由度が多くの人を惹きつける魅力のひとつ。

奈良や関西圏の作家だけではなく、自身が旅人であり作家という人が出店することも。また、作家と客だけでなく、作家同士の交流も盛んに行われるので、「奈良ノ空カラ」開催時のJR奈良駅東口駅前広場は、日常とは雰囲気が異なる活気に溢れます。

作家が語る「奈良ノ空カラ」の魅力とは?

作家が語る「奈良ノ空カラ」の魅力とは?

写真:いずみ ゆか

地図を見る

2015年の第1回開催の立ち上げにも関わり、以来ずっと参加している金工作家の中村ヨウイチさん(京都府木津川市在住)。「この場所は、立地が良いです。1年を通じて観光客が多いので外国の方も多く、幅広い人に作品を見て貰える喜びがあります。駅前なので、ふらっと立ち寄ってくれる人も多いです」と魅力を語ります。

自然に任せたモノづくりが中村さんのスタイル。作品は、感じたままをカタチにした美しいフォルムが特徴です。是非、このマーケットで中村さんの作品を手に取ってみて下さい。

作家が語る「奈良ノ空カラ」の魅力とは?

写真:いずみ ゆか

地図を見る

もちろん奈良県在住のプロの工芸作家も参加しています。今回ご紹介するのは、継続参加されている木工作家の粂川悟志さん。普段は、奈良県磯城郡田原本町にある工房「木心・コレカラキ」で活動されています。
また、粂川さんは、主催者の堀部さんが運営する現代工芸フェア「ちんゆい そだてぐさ」(こちらは本格的な工芸作家のみ審査を通過後、出店可能)にも出店されている工芸家です。

「このイベント参加者は、モノづくりが大好きな人が多く、その人達と出会えるのが魅力。奈良を代表するイベント『奈良ノ空カラ』『ちんゆい そだてぐさ』両方出店する工芸家の方も多いです」と粂川さん。

ターミナル駅前という場所柄もあり、「奈良ノ空カラ」では、粂川さんの作品購入者の内、7割〜8割は海外の方なのだとか。

作家が語る「奈良ノ空カラ」の魅力とは?

写真:いずみ ゆか

地図を見る

オーダー家具作りが専門の粂川さん。自身のブランド「木心」では、木(材)が元々持つ性質を生かした家具を一から製作。もう一つのブランド「コレカラキ」では、古材を利用した家具製作や、元々の家具をオーダーに合わせて作り替えをしてくれます。

粂川さんの作品の特徴は、「遊び心があり、長く使える」こと。野外イベント参加の際は、木の小物メインで出品していますが、作品が気に入ったら、家具についてもお話を聞いてみて下さい。

粂川さん以外にも多くの奈良の工芸家が出店していますので、“奈良の今”を肌で感じるチャンスでもあります。

※コメント時、お正月が近かったため、鏡餅イメージの作品を出品。

飲食ブースも充実!

飲食ブースも充実!

写真:いずみ ゆか

地図を見る

更に野外イベントらしく、飲食ブースも充実。奈良でも知名度の高いお店が出店しています。ここでランチをして、ゆっくり作品を見て回るのもお勧め。食べ歩きを楽しむ外国人観光客の姿を多く見かけます。

飲食ブースも充実!

写真:いずみ ゆか

地図を見る

奈良だけでは無く、関西圏を中心にこだわりの食を提供するお店の出店が多いのもこのイベントの特徴。

ご紹介する兵庫県の「りんご王子」さんは、このインパクト!!りんごを愛し、りんごを追求し、りんごの事業を起業した「りんご専門店」林檎道代表です。このインパクトだけでは無く、扱うりんごの加工商品は、無添加で混じりけ無しの美味しさ。子供も安心して飲食できるラインアップです。
(関連MEMOにリンクあり)

夏開催のナイトマーケットやコラボイベントに注目

夏開催のナイトマーケットやコラボイベントに注目

写真:いずみ ゆか

地図を見る

野外のクラフト市なので、暑い夏のシーズンは、ナイトマーケットに変身。このナイトマーケットでは、異国の夜市のような雰囲気に様変わりします。

奈良は店が閉まる時間が早いことから、夜楽しめない街として世間で知られていますが、そんな事はありません。
「奈良ノ空カラ」ナイトマーケットは16時〜22時までの開催。これをきっかけに、ぜひ夜の奈良の魅力に気付いて下さい。

夏開催のナイトマーケットやコラボイベントに注目

写真:いずみ ゆか

地図を見る

また、奈良の他のイベントとコラボする時もあります。写真は『奈良きたまちWEEK』とコラボした時のもの。「奈良きたまち」は、近鉄奈良駅北側エリア一帯を指す呼び名。このエリアのお店や宿、団体が集まり、魅力を知って貰おうと運営しているイベントが『奈良きたまちWEEK』です。よりディープに奈良の作家やお店の魅力に触れることができる機会です。

夏開催のナイトマーケットやコラボイベントに注目

写真:いずみ ゆか

地図を見る

JR奈良駅前を熱気に包む月一クラフト市「奈良ノ空カラ」。インバウンド客の多さから、いかに奈良が世界と繋がっているか、そして奈良の工芸やクラフトがいかに勢いがあるか、肌で感じられるイベントです。

これを機に、作家があつまる地「奈良」で、古代や歴史だけでなく“今の奈良”を体感してみて下さい。

<2019年度開催日程>
年9回開催 ※雨天決行
第31回4月7日(日)10時〜18時
第32回5月5日(日)10時〜18時
第33回7月13日(土)16時〜22時(ナイトマーケット)
第34回8月15日(木)16時〜22時(ナイトマーケット)
第35回9月14日(土)16時〜22時(ナイトマーケット)
第36回10月6日(日)10時〜18時
第37回11月3日(日)10時〜18時
第38回12月1日(日)10時〜18時
第39回3月1日(日)10時〜18時

奈良ノ空カラ基本情報

会場:JR奈良駅東口駅前広場(旧舎前広場)
住所:奈良市三条本町
時間:10時〜18時(夏季ナイトマーケット時は16時〜22時)
アクセス:
JR大阪駅から直通快速で約47分
JR天王寺駅から快速で約33分
JR京都駅から快速で約44分

2019年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/12/01−2019/02/01 訪問

- PR -

条件を指定して検索

LINEトラベルjpで一緒に働きませんか?

- PR -

旅行ナビゲーター(在宅ライター)募集中!
この記事に関するお問い合わせ

- PR -