写真:やまざき にんふぇあ
地図を見る鳥取砂丘は南北に2.4キロ・東西16キロ・最大高低差90メートルの規模を誇る、観光可能な場所としては日本一広大な砂丘です。
鳥取駅からバスで20分・自動車で15分ほどという好立地と、オフロードでも走れる車イスや長靴などの貸し出しサービスもそろっており、気軽に立ち入ることができます。
広大ではありますが、現在地の情報が分かる杭がところどころに立っており、ネットもつながるので迷うことはないでしょう。
写真:やまざき にんふぇあ
地図を見る砂丘は観光地化されており、散策したり、風紋(風によってできた模様、写真参照)などの自然の造形美を楽しむほか、ラクダに乗ったり、パラグライダーやサンドボードなどの娯楽も体験することができます。
写真:やまざき にんふぇあ
地図を見る広大な砂丘は太陽の位置や風によって刻々と表情を変えていき、見るものを飽きさせません。ぜひ、たっぷり1日使って散策することをおすすめします。
近年話題になりつつあるのが、雪が降った時の鳥取砂丘。さえぎるもののない砂丘に雪が積もり、はるかかなたまで銀世界が広がります。
何もない広大な空間でないと決して見ることのできない、期間限定の絶景です。
写真:やまざき にんふぇあ
地図を見る鳥取砂丘は雨が降ってもすぐにしみこんでしまうため、水たまりができることはなかなかありません。ですが、降った雨が地下水になって湧き出し、一時的に巨大な水たまり(オアシス)となることがあります。
オアシスは鳥取砂丘にある巨大な起伏、馬の背の下に出現します。
写真:やまざき にんふぇあ
地図を見るオアシスの写真がこちら。透明な水が空の色を反射しかすかに青く見えます。
オアシスは1年を通して出現することがありますが、特に発生しやすいのが、秋の終わりから春の始まりあたり。冬であれば高確率で見ることができ、サイズも大きくなりやすいです。
写真:やまざき にんふぇあ
地図を見る冬になると強風が吹きあれる山陰地方。強い風は遠い海から漂流物を運び、鳥取砂丘に打ち上げていきます。この漂流物を探すのも冬ならではの鳥取砂丘の楽しみです。
波打ち際の漂流物を観察したり拾うことをビーチコーミングといいます。鳥取砂丘には主に韓国方面からの漂流物が集まります。
写真に写っているのは1メートルを超える巨大な浮き。韓国語が書かれており、遠くから流されてきたことが分かります。
写真:やまざき にんふぇあ
地図を見る韓国語で「シーフードフェスティバル」と書かれたイス。韓国の港で開かれたお祭りに使われていたものが、何かの拍子で落ちて、日本までやってきたのかもしれません。
写真:やまざき にんふぇあ
地図を見る波打ち際に落ちている集魚灯。運がいいとビーチグラスや浮き玉など、そのまま飾りに使えそうなものも発見できます。
ビーチコーミングの際は必ず手袋を持参し、割れた照明や中身が入っている容器など、危険そうなものはさわらないように注意しましょう。
住所:鳥取県鳥取市福部町湯山周辺
電話番号: 0857-39-2111(鳥取県観光連盟)
アクセス:鳥取駅から路線バス(0番乗り場)から20分、車で15分
2018年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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この記事を書いたナビゲーター
やまざき にんふぇあ
東京に生まれて東京の大学に進学し、そのまま東京で電機機器メーカーに就職するという無味乾燥な人生をおくってきました。その反動か自分の知らない世界への好奇心は人一倍で、休日は大抵読書か旅行をしています。「…
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