世界最高峰のバレエをウラジオストク「マリインスキー沿海州劇場」で観る

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世界最高峰のバレエをウラジオストク「マリインスキー沿海州劇場」で観る

世界最高峰のバレエをウラジオストク「マリインスキー沿海州劇場」で観る

更新日:2018/12/17 17:44

ゐさ よりこのプロフィール写真 ゐさ よりこ 舞台芸術ライター

世界三大バレエ団の一つとされるロシアのバレエ団「マリインスキー・バレエ」。サンクトペテルブルクにある本部のほかに、近年人気急上昇中の都市・ウラジオストクに支部を持っており、本部と遜色ないバレエ公演を行っています。日本から2時間半の距離にある、日本に最も近いロシア・バレエの殿堂です。

日本から2時間半の「至高のロシア・バレエ」

日本から2時間半の「至高のロシア・バレエ」

写真:ゐさ よりこ

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世界中に数多あるバレエ団の中で「世界三大バレエ団」と言われるバレエ団があります。そのひとつがロシア・サンクトぺテルブルクを本拠地にする「マリインスキー・バレエ」。古典系演目をメインに上演しており、技術力も表現力も世界最高峰と評されるバレエ団は「ロシアの至高」とも言われるほどで、日本にも大勢のファンがいます。

このマリインスキー・バレエは、サンクトペテルブルクにある本部のほかに、日本から2時間30分の場所にある都市「極東のサンフランシスコ」ことウラジオストクに支部を置き、本部と同様に定期的にバレエ公演を開催しています。

日本から2時間半の「至高のロシア・バレエ」

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劇場の正式名称は「マリインスキー沿海州劇場(英語名:Primorsky Stage of the Mariinsky Theatre、ロシア語:Приморская сцена Мариинского театра оперы и балета)」。もとはアジア太平洋経済協力会議(APEC)の開催に合わせて建設された劇場で、2016年にマリインスキー劇場の支部になりました。
大小ふたつのホールを持つ近代的仕様の劇場では、クラシック演目を中心にバレエをはじめオペラやコンサートなどが1年を通じて開催され、ウラジオストク市内だけでなく世界各地から音楽ファンが訪れています。

サンクトペテルブルクへ行くにはロシア大使館で取得するビザが必要ですが、ウラジオストク市内は特例で「簡易ビザ(インターネット上の手続きで取得できるビザ)」を持っていれば市内に限って入れるので、支部であれば費用もかからず時間もかけず、ロシア・バレエの至高を観ることができるのです。

最新設備の中で繰り広げられる最高峰の舞台芸術

最新設備の中で繰り広げられる最高峰の舞台芸術

写真:ゐさ よりこ

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市街地から見て金閣湾の向こうにある劇場は、ウラジオストク市内で最も新しい劇場。設備も最新のものが使われ、音響も舞台装置も大掛かりなものから小規模なものまで、あらゆる舞台公演に対応できるようになっています。
外観も近代的。ですが、客席のあるホールは、伝統あるマリインスキー劇場に準じて、とってもクラシカル。ヨーロッパの劇場にある重厚で美しい舞台がしっかり再現されています。

最新設備の中で繰り広げられる最高峰の舞台芸術

写真:ゐさ よりこ

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客席は1階から4階まで。各フロアにビュッフェがあり、ドリンクと、ケーキなどの軽食を販売しています。日本では滅多に出会えないジョージア(グルジア)ワインもグラスで飲めますよ。休憩中は行列ができるので、開演前にワインを1杯いただいてから、ゆっくりバレエを鑑賞するのもいいですね。

4階席のロビーにはカフェもあります。ロシアのお菓子とコーヒー、紅茶が注文できますので、アルコールはちょっと……という方はこちらへ。メニューには英語表記があるので、ロシア語が分からないという場合は英語、または指差し注文もOK。ちなみにワインはロシア語で「вино(ヴィノー)」、コーヒーは「кофе(こーふぇ)」です。

最新設備の中で繰り広げられる最高峰の舞台芸術

写真:ゐさ よりこ

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通路には、活躍するバレエダンサーの写真が飾られています。お気に入りのバレエダンサーの美しい一瞬を切り取った写真の前で、ポーズをつけて記念撮影をする人も多く見かけます。

同じポーズを取るのでも、自分が主役になった気分になれるのが、ロビーのこの場所。舞台を模したミニチュアBOXです。中に入ってポーズを決めれば、僕も私も(気分は)至高のバレエダンサー!?

自宅でチケットが取れる「世界三大バレエ」

自宅でチケットが取れる「世界三大バレエ」

写真:ゐさ よりこ

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チケットは、劇場のホームページで、英語とクレジットカードを使って簡単に取ることができます。ホームページで観たい公演を探して、英語表記で「buy ticket」をクリック。劇場全体のマップで空いている席を探してクリックすると「Your Personal Area」という画面が出るので、「Registration(会員登録)」をクリックして必要な情報を入力し、バーコードがついたPDFを印刷すれば、それがチケット引換証です。

当日は、入口左手にある「KACCA」と書かれた窓口へ行って、印刷した紙を見せればチケットを出してもらえます。入口では簡単な荷物検査があるので、予め荷物を整理しておきましょう。
劇場のスタッフは皆様とっても親切。チケットを見せて「パジャールスタ(ロシア語で「お願いします」)」と言えば、席まで手を取って連れていってくれますよ。

自宅でチケットが取れる「世界三大バレエ」

写真:ゐさ よりこ

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最新型の劇場なので、どの席からも舞台がよく見えますが、もちろん、取れれば1階席をとってしっかり鑑賞を!
チケット料金(ホームページで取るなら「Full rate」)は、演目により変わりますが、概ね日本での招待公演よりもぐっとお安い料金でチケットが取れます。

日本のバレエファンの間では、「世界三大バレエ」の話題になると真っ先にその名が挙がるくらいに人気の高い、マリインスキー・バレエ。「ロシアの至高」の公演を本場で観てみたいと思うものの「サンクトペテルブルクまで行くのはちょっと遠いなあ……」となることが多いようです。

マリインスキー沿海州劇場は、サンクトペテルブルクの本部と遜色ないレベルのバレエを上演する、日本に最も近い「ロシア舞台芸術の殿堂」です。ウラジオストクの景色と、美味しいロシア料理と併せて、世界最高峰のバレエ、「ロシアの至高」を、2時間半だけ飛行機に乗って観に行きましょう!

マリインスキー沿海州劇場の基本情報

住所:Фастовская ул., 20, Владивосток, Приморский край, 690012
電話番号:+7-423-240-60-60
アクセス:路線バス15番で沿海州劇場前停留所(Театр опера и балета)下車、または市内からタクシーで15〜30分

2018年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2018/07/25−2018/07/27 訪問

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