千両箱の重さを体感せよ!愛知「岡崎信用金庫資料館」

千両箱の重さを体感せよ!愛知「岡崎信用金庫資料館」

更新日:2021/05/12 16:02

麻生 のりこのプロフィール写真 麻生 のりこ 元観光バスガイド、ご当地マンホーラー
愛知県にある「岡崎信用金庫資料館」は赤レンガ×花崗岩のストライプが特徴の近代建築。国内外の貨幣について学べる館内では、1億円の重さ体感や千両箱の持ち上げ体験ができます。
今回は、ちょっと変わった顔ハメパネルも人気な、知る人ぞ知る穴場的存在の資料館を紹介します。

昨今の状況により、施設等の営業日や営業時間などに変更が生じている場合があります。各種報道機関の発表、施設や各自治体のホームページなどで最新情報をご確認ください。また、Go To トラベルキャンペーンについては全国で一時停止となっています。お出かけの際はしっかりと新型コロナウイルスの感染予防および拡大防止対策をして行動しましょう。(トラベルjp)

辰野様式を踏襲した大正時代の名建築ここにあり!

辰野様式を踏襲した大正時代の名建築ここにあり!

写真:麻生 のりこ

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名鉄名古屋本線「東岡崎」駅より徒歩約10分。赤レンガと花崗岩を用い、旧東海道沿いでひときわ目立つ建物が「岡崎信用金庫資料館」です。

おや? この外観は何かに似ている?
それもそのはず。設計者・鈴木禎次(ていじ)の恩師は、東京駅を設計したことで知られる辰野金吾。明治の大建築家・辰野が帝国大学工科大学で教鞭を執っていた頃に、若き鈴木は同大学へ入学、卒業。卒業後は名古屋市内を中心に、愛知県内で数多くの名建築を生み出しました。
辰野様式を踏襲したこの建物もその1つ。大正6(1917)年に旧岡崎銀行の本店として竣工され、平成20(2008)年には国の登録有形文化財になりました。

辰野様式を踏襲した大正時代の名建築ここにあり!

写真:麻生 のりこ

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資料館の1階は特別展として活用。ゆったりとした階段を上れば、2階の展示場で日本と世界の貨幣について学ぶことができます。

展示場は2階・まずは日本の貨幣から

展示場は2階・まずは日本の貨幣から

写真:麻生 のりこ

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2階ではまず「日本の貨幣」コーナーから。こちらには様々な年代の貨幣が展示され、お金の歴史や貨幣制度などについて分かりやすく解説しています。

江戸時代の貨幣といえば、大判小判や寛永通宝が有名ですが、それ以外のモノも多数展示。基本的に各藩内でしか通用しなかった藩札も、ケースの中にずらりと並んでいます。丁銀や幕末に鋳造された地方貨の水戸虎銭なども見ることができます。

展示場は2階・まずは日本の貨幣から

写真:麻生 のりこ

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日本列島を描いたパネルには、その地にゆかりの記念貨幣が嵌められています。全国各地で発行された色々なデザインの記念貨幣を、ぜひご覧くださいね。

展示場は2階・まずは日本の貨幣から

写真:麻生 のりこ

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ところで、1万円札の厚みはご存じでしょうか?
答えは1枚 = 約0.1ミリメートル。1万円札100枚で厚み1センチほどです。ということは、身長が166センチの方の場合、1万円を積み上げた高さは1億6600万円分に相当することに!

ちなみに重さは1枚で約1グラム。自分自身の身長・体重が何億円分に相当するか知りたい方は、身長と体重が同時に測れる計測器に乗ってみてはいかが?

世界の貨幣も多数展示中

世界の貨幣も多数展示中

写真:麻生 のりこ

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館内では国内の紙幣に描かれた人物の移り変わりや、明治時代以降に発行された五銭銀貨などを見ることができます。また、現行の貨幣に描かれた肖像画の人物紹介や、偽造防止技術も詳しく解説。古くなったお札のリサイクル方法も。

こちらは「世界の貨幣」コーナーで、その名の通り世界各国の紙幣や貨幣が展示されています。馴染のない国名の紙幣に見入ってしまうかも!? 館内中央に展示されているヤップ島の石貨や、ロシアの切手貨幣なども一見の価値あり!

お金にまつわる体験アレコレを楽しもう!

お金にまつわる体験アレコレを楽しもう!

写真:麻生 のりこ

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岡崎信用金庫資料館では「自分自身の身長や体重が何億円分に相当するか」以外にも、お金にまつわる体験が可能。その1つが「一億円を持ってみよう」です。

ケースに入っているのは本物の1万円札ではありませんが、練習用に作られているため重さや大きさは本物とほぼ同様。それが1億枚分でひと塊となっています。
ケースの上部左右に開いてる穴から両腕を伸ばし持ち上げられるので、目を閉じて「これは本物の札束!」と思いながら1億円の重さを体感してみて!

お金にまつわる体験アレコレを楽しもう!

写真:麻生 のりこ

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蓋を開けると大判小判がざっくざく詰まっているイメージの千両箱。時代劇では、泥棒が盗んだ千両箱を担ぎながら屋根伝いに逃げるシーンが登場することも。

でもこれって重くないの? とそんな疑問は、こちらで氷解。なんと本物の千両箱を持ち上げることができるんです! 慶長大判千両分に千両箱を加えた重さは約22キロ。落とさないように腰に力を入れて持ち上げてくださいね。

お金にまつわる体験アレコレを楽しもう!

写真:麻生 のりこ

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「一度で良いので紙幣の肖像画になってみたい」という方は、こちらの顔ハメパネルへどうぞ。ここから顔を出して撮影すれば、気分も金運も上がるかもしれませんよ。

この建物は、戦時中の旧岡崎銀行時代に内部を焼失しましたが、美しい外郭の大部分は奇跡的に残存。その後、紆余曲折の末に外郭は建築当時の姿に復元され、内部も改造して現在の形に甦りました。

大正時代の名建築・岡崎信用金庫資料館で、貨幣にまつわる様々な体験をしてみませんか? 岡崎市内では、こちら以外にも「旧本多忠次邸」など素敵な近代建築を見ることができます。

岡崎信用金庫資料館の基本情報

住所:愛知県岡崎市伝馬通1-58
電話番号:0564-24-2367
アクセス:名鉄本線「東岡崎」駅下車、徒歩約10分 / 名鉄バス「篭田公園前」下車後、徒歩約2分
駐車場:建物西側に数台分あり

2021年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/09/08 訪問

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