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写真:島塚 渓
地図を見る後楽園は江戸時代初期に岡山藩の2代藩主である池田綱政(いけだつなまさ)が作庭を命じた日本庭園。敷地面積は133,000平方メートルで、東京ドームの約3倍もの広さがあるんです。また、この後楽園という名称は、岡山城の背後にあることから江戸時代に「御後園」や「後園」と呼ばれていたことが由来となっています。
写真:島塚 渓
地図を見る後楽園を築造させた池田綱政(いけだつなまさ)は、学問好きの名君として知られる池田光政(いけだみつまさ)の嫡男として1672年(寛文12年)に生まれました。綱政は財政再建などと並行し、国宝の閑谷学校建築で有名な津田永忠(つだながただ)を工事監督に任命し、後楽園の造園に着手。1687年(貞享4年)から1700年(元禄13年)まで、14年という長い歳月をかけて後楽園を完成させています。
写真:島塚 渓
地図を見る当初の後楽園は、園内にある建物から眺望を楽しむという要素が強かったのですが、その後何度も区域の拡張などが行われ、庭を歩いて楽しめる回遊性が加わりました。皆さんも一度は耳にしたことがある「池泉回遊式庭園」という形式で、池を中心に園内を歩きまわりながら様々な位置から庭園を鑑賞できるようになったのです。
写真:島塚 渓
地図を見る園内の鑑賞は、正門を入ってすぐ目の前に広がる「沢の池」を起点にすると、とっても便利。ちょうど中央に位置する池なので、この周りを歩くようにすれば、おのずと園内を一周できるようになっています。
また、沢の池にはたくさんの鯉が放流され、鮮やかな色合いは写真映え抜群!エサやり場もあるので、家族連れで訪れてもきっと盛り上がりますよ。
写真:島塚 渓
地図を見る沢の池には松が植わった「砂利島(じゃりじま)」など3つの島があり、それぞれ景観にアクセントを加えています。そして、この池から唯心山(ゆいしんざん)越しに岡山城を仰ぐアングルは後楽園でも指折りの美しさなので、ぜひ写真に収めてみてくださいね!
写真:島塚 渓
地図を見る沢の池のほとりにある高さ6メートルほどの山が、唯心山(ゆいしんざん)。池田綱政(いけだつなまさ)の子、継政(つぐまさ)の時に築かれた人工的な山です。これによって、平面的な広がりしかなかった庭園に立体的な景観が加わるようになったんです。
写真:島塚 渓
地図を見る唯心山の斜面にはツツジやサツキが植えられ、鮮やかな色合いで訪れる人の目を楽しませてくれます。また、ここからだと園内が一望できるので、絶好の写真撮影スポットとしても活用できるんです。
後楽園は2009年ミシュラン3つ星に選ばれていますが、実はここからの眺めが、別途2つ星の栄誉に輝いているんです。訪れたからには絶対に見ておきたい眺望ですよ!
住所:岡山県岡山市北区後楽園1-5
営業時間:7:30〜18:00(3/20〜9/30)、8:00〜17:00 (10/1〜3/19)
休業期間:年中無休
入園料:大人400円(15歳〜65歳未満)子供140円(5歳〜15歳未満)
2018年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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