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地図を見る平安遷都1100年を記念し、明治28年に創建された平安神宮は京都を代表する神社のひとつ。毎年10月22日に行われる京都三大祭「時代祭」の会場でもあります。「時代祭」は平安京から幕末明治維新にいたるまでの時代風俗行列を堪能できる祭。その行列は実に総勢約2000名、総延長は2kmにも及ぶ京都らしい壮大なスケールなのです。
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地図を見るそんな「時代祭」が行われる平安神宮の敷地内に2017年12月20日、新たな観光施設ができました。グルメやショッピングだけでなく、365日時代祭を疑似体験できるという新型の文化商業施設「京都・時代祭館 十二十二」。
「トニトニ」の由来は時代祭が行われる10月22日にちなんでいて、外国人観光客にも発音しやすい繰り返しのフレーズとなっています。
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地図を見る「365日、時代祭はここにある」
1年に1度の時代祭の魅力をいつでも、ここで体感しその素晴らしさを世界へ向けて広めていきたいという思いを込められた「京都・時代祭館 十二十二」。
館内の見どころのひとつは、絵巻物をイメージしたという長さ約40mにも及ぶの帯状のスクリーン。ここには時代祭の風俗行列のCGを最新の映像技術を用いてシームレスに投影されています。
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地図を見るまた館内を彩る特徴的な灯りは京提灯の老舗、小嶋商店から派生したブランド「小菱屋忠兵衛」によるプロデュース。伝統だけでなく、既成概念を取り払った新鋭的な京提灯の世界を楽しむことができます。
2階への階段直下にある大きな提灯には3Dマッピングを用いて提灯に時代祭行列の映像を投影。さらに提灯の真下には多彩なグラフィックを用いた時代祭のイメージなどを楽しめます。
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地図を見る1階フロアの通り沿い駐車場側には京の老舗街として京つけもの専門店「大安」がプロデュースした「京都銘店小路」のコーナーが。
無化調にこだわり、素材本来の味をいかした京つけものの「大安」の他、八ッ橋の老舗「聖護院八ッ橋」、銘茶の「一保堂茶舗」、阿闍梨餅の「満月」、京観世の「鶴屋吉信」、五色豆の「豆政」など正統派の京土産がズラリと並んでいるので一通りの京土産が揃います。とくに阿闍梨餅はなかなかお土産店では出会えないので貴重な存在かも!
<京都銘店小路の基本情報>
京都・時代祭館 十二十二 1階
電話番号:075-708-2501
写真:bow
地図を見るそして「京都銘店小路」と対をなすように平安神宮側よりの1階フロアは「京名物のれん会」のコーナーが。
雲龍の「俵屋吉富」、宇治茶の「福寿園」、京つけものの「西利」、生八ッ橋夕子の「井筒八ッ橋本舗」とこちらもいずれ劣らぬ京老舗の名産品が一堂に会しています。老舗は老舗でもブランドにこだわる人には選択肢があることはありがたいもの。じっくりとこだわりの京土産をチョイスしてみましょう。また、老舗以外の店舗も充実。見ているだけで楽しくなるような店舗がズラリと並んでいますよ。
<京名物のれん会の基本情報>
京都・時代祭館 十二十二 1階
電話番号:075-746-6811
写真:bow
地図を見る「京都・時代祭館 十二十二」は老舗のお土産だけが充実しているわけではありません。女子がついつい食べたくなるスイーツもあるんです!
オススメしたいのは「KYOTO BEAUTY」の「べっぴんパルフェ」。好きなフルーツとスーパーフードを自分好みにカスタムしてオーダーできる新感覚のパルフェ。画像でもご覧のとおり、ボリュームたっぷりのパルフェ!なのですが実はこれ裏側、反対側を見ているんです・・・。
写真:bow
地図を見る本当はこちらが正面の姿!そうなのです、まるで舞妓さんのようなパルフェだったのです。豆乳入りのふわふわもちもちのどら焼き生地には舞妓さんの顔。かんざしは錦玉羹、髪飾りを琥珀羹で表現、持ち手の部分も着物姿のようになっていて細部までぬかりなし!
女性の美にも効くスーパーフードのトッピングもあって美味しいだけでなく、綺麗、そして可愛いという願いも叶えるスイーツは「京都・時代祭館 十二十二」限定!
※画像はたっぷりいちご 1,000円(税込)
<KYOTO BEAUTYの基本情報>
京都・時代祭館 十二十二 1階
電話番号:075-751-5566
写真:bow
地図を見る他にもオススメしたいのはこのスイーツ!・・・と言いたいところですがこのポップでカラフルなモノ、実は生麩の田楽なのです。
こちらは生麩をまるでスイーツかのように食べさせてくれる、生麩バー「京生麩のお店 愛麩」のカラフル田楽bar3本セット800円(税込)。また「幸せおいりぱ麩ェ」というインスタ映えするポップでカラフルなおいりパフェもオススメ!
<京生麩のお店 愛麩の基本情報>
京都・時代祭館 十二十二 1階
電話番号:075-585-5351
写真:bow
地図を見るやっぱり京都に来たら「ほんまもん」を味わってみたい、そんな方には「Salon de KANBAYASHI」をオススメ。創業450年という京都宇治の老舗茶舗「上林春松本店」が選定した玉露と煎茶を気軽に楽しめるカフェです。
十二十二店限定のオリジナルブレンド茶葉もあるのですが、中でもぜひ味わってみてほしいのはやはり玉露。45〜55℃という低温で、3分かけてじっくり時間をかけて淹れられたお茶は独特の香りに加えて深い甘味と旨味がたっぷり!ちゃんとした淹れ方で飲む玉露の味に驚くかもしれませんよ。
※写真は玉露 恵玉 1,100円(税込)
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地図を見るそして美味しいお茶には美味しいお茶菓子も欲しいところ。迷わずチョイスして欲しいのは「特製 季節の最中500円(税込)」。お茶は嗅覚・味覚をフルに活用しますが、こちらは視覚でも楽しめるオリジナルデザート。五感を研ぎ澄ませてじっくりとティータイムを楽しみましょう。
こちら「Salon de KANBAYASHI」は日本茶だけでなく、コーヒーなどのカフェメニューや京都の地ビールなどのアルコールメニューもありますので気軽に利用できますよ!
<Salon de KANBAYASHI京都・時代祭館 十二十二店の基本情報>
京都・時代祭館 十二十二 1階
電話番号:075-585-5181
ご紹介しきれませんでしたが、他にも魅力的な店舗が揃った「京都・時代祭館 十二十二」。平安神宮のある岡崎エリアは京都としては珍しく、お土産店舗や飲食店に乏しい観光エリアでした。平安神宮や美術館、動物園など文化型の施設が多く「お土産を買う店がない、食事をするところがない」という声は少なくなく、そこに観光客が待ち望んだ施設が誕生したのです。
ちなみに今回は第一期のオープン。今後2018年春以降はさらに店舗が拡大するだけでなく、現在免税店がある2階部分になんと秋元康氏監修の劇場がオープンするというから驚き!ますます目が離せなくなる「京都・時代祭館 十二十二」、平安神宮をご参拝の際にはぜひ立ち寄ってみてください。
<京都・時代祭館 十二十二(トニトニ)の基本情報>
住所:京都市左京区岡崎西天王町97-2
電話番号:075-752-1022(京都平安プロパティ株式会社)
営業時間:10:00〜18:00(年中無休)
アクセス:京都市バス「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車北へ徒歩5分、地下鉄東西線「東山」下車徒歩10分、京阪電鉄「三条駅」または「神宮丸太町駅」下車徒歩15分
2017年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/4/20更新)
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