写真:安藤 美紀
地図を見る高速フェリーで石垣港を出発して、わずか10分。どこまでも続くコバルトブルーの海に囲まれた竹富島は、八重山諸島の中でもリピーター率が高い人気の離島です。一年を通して気温変化が少なく、温暖な天候。夏は31度前後の快適な温度、冬でも15度前後の暖かさ!
写真:安藤 美紀
地図を見る島の景観に欠かせないものといえば、穏やかな空気に導かれるように咲く花々。中でも、冬になると旬をむかえるブーゲンビリアは、とってもボリューミー!冬は、島らしいフォトジェニックな花の写真を撮ることができます。
写真:安藤 美紀
地図を見るさらに島の町並みは、1987年、「重要伝統的建造物群保存地区」にも選定。白い砂の道、赤い瓦屋根の家、水牛でのんびり観光。古き良き沖縄の集落の姿が、いまも美しく保存されています。その景観を守るため、毎朝、島の人々はほうきを手に白い道を掃き清めるんですよ。このように、何気ない日々の尊さを感じられるのも竹富島の魅力です。
写真:安藤 美紀
地図を見るそんな美ら島・竹富島✕星野リゾートの最強タッグなら、お疲れ気味のカラダをリセットさせるのにピッタリ!
星野リゾートが手がけるリゾート「星のや竹富島」では、冬の不調を少しでも和らげたい人へ、“温めること”に注目したプログラム「命草温め滞在」を冬季限定で開催。こちらは、健康に役立つ八重山の命草をたっぷり使った、2泊3日の滞在型プログラムです。
写真:安藤 美紀
地図を見るプログラムは、チェックイン後、お部屋に用意される「命草チャイ」から始まります。
「命草チャイ」とは、パティシエが考案したレシピを参考に、自分でスパイスを調合して、チャイをつくるというもの。レシピを見ながら作れるので、とっても簡単!
冷えた体を内側から温めてくれるピーヤシや、月桃、ウコンなどのスパイスをふんだんに入れたチャイは、最強の温活ドリンク。ピーヤシを入れたパウンドケーキと一緒にいただけば、内臓までぽかぽかした気分になります。
ピーヤシとはコショウ科のツル性の植物で、八重山の石垣などに自生しています。お料理に風味を添えるだけでなく、冷え性に効くことから、近年、サプリとして商品展開されるなど、いま注目のハーブです。
また、客室のお風呂をテントで覆って入る「フーチバサウナ」は、お風呂にフーチバ(よもぎ)を入れて温まります。周囲に広がるフーチバの香りも楽しみのひとつ。じんわり汗をかきながら、ゆったりとした時間を過ごすことができますよ。
写真:安藤 美紀
地図を見るそして、プライベート感あふれる独立型のスパ棟では、「星のや竹富島」で栽培された命草を施術につかう「フーチバ命草玉のスパトリートメント」が受けられます。
写真:安藤 美紀
地図を見る足は心臓から一番離れているところにあるので、冷えやすく血行不良になりやすい場所。最初に足浴を行うことで、全身の血行をよくします。
足浴に使うのは、カルシウムの含有量が豊富な“サンゴマース”というサンゴ入のお塩。2〜3分マッサージされると、古い角質がとれて、つるつる&ぽかぽかになっていきます。
写真:安藤 美紀
地図を見る続いて、フーチバ(ヨモギ)や長命草などのハーブと米粉をブレンドし、木綿の布でくるんだ「命草玉」を使うセラピーへ。じっくりと蒸された「命草玉」を、背中や脚に押し当てていきます。
じんわりほどけるような温かさが心地良い!そして、鼻腔をくすぐるハーブの香りにも癒されます。お疲れ気味の体も、一気にリセット完了。温熱効果でさらに体がぽかぽかになります。
写真:安藤 美紀
地図を見る至福のときが終わったら、楽しい島散歩のはじまり!
「命草温め滞在」では、竹富島に精通するスタッフと一緒に集落へ行き、冬に旬をむかえるハーブを教えてもらえるディープなガイドもあります。今回ご案内いただいたのは、プライベートで草木染めを行い、八重山の伝統工芸に並々ならぬ情熱を注ぐ高橋さん。
写真:安藤 美紀
地図を見る高橋さんが案内してくれたのが、伝統工芸にふれられる「たけとみ民芸館」。ここでは、島の伝統工芸品「ミンサー織」ができるまでの詳しい展示や機織りの見学ができます。
竹富島は、貴重な手仕事が今でも残っている希少な島。「ミンサー織」は、島でたくましく育った植物を自分たちで収穫し、染めて織って完成させます。大変な手間と時間がかかりますが、肌に心地良い天然素材でできた「ミンサー織」は、人にも肌にもやさしい。
手仕事と自然が織りなす伝統工芸に魅せられた後は、島の植物を巡るお散歩へ。
写真:安藤 美紀
地図を見るこちらは、八重山そばに欠かせない、ピーヤシの実です。お店で見かけるピーヤシは、乾燥させて粉末状になっているものがほとんど。こんな風に生のピーヤシを見られるのは珍しい!
ピーヤシのように、八重山では、島民の体の健康を維持するための植物を「命草(ぬちぐさ)」と呼んでいます。竹富島はもともとサンゴが隆起して生まれた島。昔は病院もありませんでした。お医者さんもいない、川も山もない痩せた土地だからこそ、自分たちの健康は自分たちで守る!という意識が強く生まれたのです。
写真:安藤 美紀
地図を見るさらに、ぜひオススメしたいのが、おぼろ状の柔らかい豆腐“ゆし豆腐”をメインにした「ピーヤシ粥朝食」です。すり鉢で、ピーヤシ・ナッツ・お味噌を混ぜたら、お粥の上へ。そこに、もずくの佃煮、黄身漬け、アーサー、アカイカの塩麹漬け、ゴーヤの佃煮など、好きな具材を添えていただきます。
いろんな味と食感が楽しめるから、ワクワク!ここでないと食べられない朝食は満足度大です。
あなたも八重山が誇る「命草」を、食べて、触れて、感じて。都会のざわめきとはかけ離れた特別なリゾートを、冬の女子旅候補にしてみませんか?
住所:沖縄県八重山郡竹富町竹富
電話番号:0570-073-066(星のや統合予約)
期間:2018年12月1日〜2019年2月28日
除外日:2018年12月28日〜2019年1月6日、1月20日〜25日
料金:50000円 (税・サービス料10%別、宿泊費別)
料金に含まれるもの:命草チャイ、フーチバサウナ、フーチバ命草玉のトリートメント、朝食2回(ピーヤシ粥朝食・ダイニングでの朝食)、島散歩、ダイニング夕食1回
定員:1日1名
2019年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
取材協力:星のや竹富島
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