歴史ある城砦や教会も!モルドバとウクライナの国境付近・ソロカで過ごすホリデー

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歴史ある城砦や教会も!モルドバとウクライナの国境付近・ソロカで過ごすホリデー

歴史ある城砦や教会も!モルドバとウクライナの国境付近・ソロカで過ごすホリデー

更新日:2018/12/17 12:56

カジヤマ シオリのプロフィール写真 カジヤマ シオリ ヨーロッパ女子ひとり旅専門家、アートライター

モルドバの首都・キシナウを観光したなら、ウクライナとの国境近くにある街・ソロカ(Soroca)へも行ってみませんか?車なら2時間半ほどでアクセスでき、日帰りでの旅もおすすめです。

自然豊かな景観の中には、中世の建物がいくつも残っています。国境沿いをのんびりお散歩するという、日本ではなかなかできない体験も。首都の喧騒から離れて過ごす、ソロカの魅力を紹介します。

ろうそくのような記念碑「Lumanarea Recunostintei」

ろうそくのような記念碑「Lumanarea Recunostintei」

写真:カジヤマ シオリ

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ソロカの中心部を目指す前に、「Lumanarea Recunostintei」に立ち寄ってみましょう。約600の階段を上がった先にある、近代的な記念碑です。

この記念碑は、モルドバの有名な芸術家、Ion Dutraによるものです。モルドバの伝統や文化に貢献した人々に敬意をあらわすため、2004年につくられました。ろうそくのような見た目から「Thanksgiving Candle(感謝祭のろうそく)」と呼ばれることもあります。

ろうそくのような記念碑「Lumanarea Recunostintei」

写真:カジヤマ シオリ

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高さ30メートル近くある記念碑の中は、礼拝堂に。

小さな空間に、聖書の内容を描いたきらびやかな祭壇画が。記念碑としてだけでなく、地元の人が祈りをささげる場としても親しまれている場所です。

ろうそくのような記念碑「Lumanarea Recunostintei」

写真:カジヤマ シオリ

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また記念碑のある丘の上からは、ドニエストル川を挟みウクライナの田園風景まで楽しめます。

丘には木々が生い茂り、自然にあふれています。天気がよければ、すがすがしい空気とともに自然にあふれる風景を満喫するのがおすすめです。

<Lumanarea Recunostinteiの基本情報>
住所:Strada Lumanarii, Soroca
アクセス:キシナウ市内からタクシーで約2時間15分。無料の駐車場あり

ソロカを象徴する石造りの城砦「Cetatea Soroca」

ソロカを象徴する石造りの城砦「Cetatea Soroca」

写真:カジヤマ シオリ

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ソロカの歴史を知りたいなら、「Cetatea Soroca」はマストスポット。いわゆる街のシンボル的な、石造りの城砦です。

1499年に、シュテファン大公が造った木の城砦がはじまりです。モルドバ大国建国の父とも呼ばれ、キシナウ市内に功績をたたえる像が立っています。その当時は木造の城砦でしたが、16世紀の半ばには石造りの砦に造り替えられ、その後のオスマン帝国の攻撃にも耐えました。川沿いに造ることで、外敵から自国の平和や交易を守る目的があったと言われています。

ソロカを象徴する石造りの城砦「Cetatea Soroca」

写真:カジヤマ シオリ

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城壁に並ぶ小窓は、敵を察知するために造られたものです。敵を察知した場合は、この小窓から銃口を出し、攻撃にそなえました。

城砦の内部も、自国を守るための機能を備えています。王の執務室や井戸、厩舎や穀物庫など。当時の様子を再現した展示が充実しています。

<Cetatea Sorocaの基本情報>
アクセス:キシナウ市内からタクシーで約2時間30分。無料の駐車場あり
休館日:月曜日・火曜日
開館時間:9:00〜18:00
入館料:5レイ

ウクライナ国境沿いをお散歩

ウクライナ国境沿いをお散歩

写真:カジヤマ シオリ

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城砦を見学したあとはドニエストル川沿いを散策してみましょう。城砦の周りにも緑があふれ、市民の憩いの場となっています。出口のすぐそばに、散策にぴったりな遊歩道があります。

ウクライナとモルドバの国境に沿うようにして、おだやかに流れるドニエストル川。隣国・ウクライナをすぐそばに感じながら散策できるのが特徴です。
川には橋がかかっていないため、渡るための船を運行しています。200メートルほどの川幅を、船がゆっくりと進んでゆきます。

タイミングがあえば、船が運行する様子を見られるかもしれません。城砦の小窓からも、川岸の景色を楽しむことができます。

ソロカへのアクセスは車(タクシー)で。田園風景を楽しみながら

ソロカへのアクセスは車(タクシー)で。田園風景を楽しみながら

写真:カジヤマ シオリ

モルドバ国内の電車での移動は、あまり便利ではありません。長距離バスも遅れやすく、本数も多くないので、おすすめは車でのアクセス。キシナウからは2時間半ほどで到着します。

日帰りならタクシーを手配するのもおすすめです。その日に行きたい場所をあらかじめ伝え、ガソリン代を含めたお金を渡しておいて、運転手さんと車をまる1日キープします。

ホテル等で、手配をお願いしましょう。ルーマニア語やロシア語だけでなく英語もできる運転手さんが理想ですが、手配できなかった場合は、ホテルのスタッフさんに交渉を手伝ってもらうのがベストです。

車の種類や時期にもよりますが、ソロカとキシナウ市内の往復であれば、1日10,000円〜が目安です。満足度に応じて、キシナウに戻ってからチップを渡すとスムーズ。

ベストシーズンの4〜10月に訪れると、農作業をする人の姿やオーチャードの木々が並ぶ風景を楽しみながらアクセスできます。まれに放牧中の馬や、馬車が道路を走っていることも。日本ではなかなか見られない光景です。

歴史と自然をめいっぱい楽しむ、ソロカ観光

街自体はとてものんびりとしていて治安も悪くありませんが、城砦のそばにジプシーの暮らす集落があります。地元の人とのトラブルも報告されているので、観光客は近寄らないのが無難です。

19世紀から20世紀末まで、ロシア帝国の占領や、ルーマニアとの併合など、モルドバの歴史に翻弄され続けてきたソロカの街。キシナウの街並みとは違い、豊かな自然と歴史につつまれています。キシナウ観光だけじゃ物足りないなら、ぜひソロカを訪れてみてください。

2018年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2018/04/14 訪問

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