千歳市が誇る「日本最北の不凍湖」に認定されている支笏湖。最大水深は、約360m。日本で2番目に深く、この水深のおかげで冬でも凍らない湖として有名です。というのも、深い場所にある水の温度が高く、浅い所の水を温めているから。支笏湖の名前の由来は「大きなくぼ地」。アイヌ語が語源で「シ・コッ」からきています。
氷濤まつりは2019年で41年目を迎えるお祭りです。昭和54年1月30日に第1回目が開催されました。今では道内、道外、国外からも訪れる千歳を代表するイベント。氷のトンネルを進んで会場に向かう演出に、雪を見慣れた地元の人も、わくわくしながら訪れます。
お祭りの表題にもなっている「氷濤」とは、支笏湖の水が極寒の気温で、風や波しぶきで凍り付き、氷塊になります。それが更に寒さで氷柱となったものが「氷濤」と言われています。
このお祭りのために、なんと1ヶ月以上もの時間をかけ、日々24時間体制で制作!11月には骨組みをつくり、12月からずっと水を掛け続け、巨大なオブジェを制作します。そうして出来上がった氷濤は、迫力満点!この会場内挙げる結婚式「氷濤ウエディング」も人気です。
支笏湖の湖水を吹きかけて凍らせている、氷のオブジェは大小さまざまな種類が立ち並び、昼間は支笏湖ブルーが美しい!というのも、支笏湖の水質は日本屈指の透明度を誇っていて、環境省の湖沼水質調査で何度も日本一になっているほど。その高い透明度の湖水から氷が作られているので、太陽の光を受けると青く輝きます。
そして夜には、氷のオブジェが色とりどりのライトで照らされ、幻想的な世界を作り出しています。どちらも必見!
さまざまなオブジェや、会場を一望できる遊歩道が設置されています。雪で滑りやすいので、歩きやすい恰好で行きましょう。歩いていると、雪の宮殿に居るような錯覚に!この幻想的なイルミネーションは、必見です。
2019年の開催は、1月25日 (金)〜2月17日 (日)を予定しています。詳しくは公式ホームページなどで確認してください。
会場には、人気の氷の滑り台も設置されています。大人も子供も楽しめるので、濡れてもいい恰好で行けば、童心に返って遊ぶことができますよ!
期間中、土曜・日曜の18時半からは「冬の支笏湖 花火の世界」と題して花火大会が開催されます。氷濤と花火のコラボレーションは、夏の花火とは違った風情が。また、花火以外でも、和太鼓の演奏やフォトサービスなども開催されていますので、寒さを忘れて楽しんでくださいね!
住所:北海道千歳市支笏湖温泉
電話番号:0123-23-8288
アクセス:新千歳空港から車で約40分/札幌市内から車で約60分
2018年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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