「京都四条くをん」のお店は阪急電鉄京都線「烏丸駅」駅より徒歩4分、新町通を北に上がった場所にあります。元呉服店をリノベーションした古民家で、趣のある玄関からお店へ入ります。京都のお友達のおうちを訪問するような感覚ですね。
1階の客席は12席あり京都らしい坪庭があります。厨房も1階にあり、注文を受けたメニューは1階で作られます。
1階から2階に通じる階段は古民家特有の急勾配な階段です。足元に注意してゆっくりと上ってください。2階はテーブル席と堀こたつ式テーブルが28席あります。高い天井や太い古木の梁、土壁など至る所に京町屋の趣が息づいています。
2階の窓から下を見ると、新町通が走っています。
7月の祇園祭りには、ここを通る山鉾巡行を見る事ができます。道幅が狭いので2階席なら鉾に手が届きそうな程の距離で見る事が出来るでしょう。祇園囃子(ぎおんばやし)が響き渡る中、山鉾が進む熱気と山鉾が軋む音を間近で体感できますよ。
「くをん」のこだわりはキーマカレーとそれに合う麺です。キーマカレーは20種類以上のスパイスを独自でブレンドし、石臼で丁寧に手挽きしています。まずはフレッシュな香りをお楽しみ下さい。
キーマカレーに合うよう特別に作られたうどんにもこだわりが詰まっています。一見蕎麦に見えますが、国産小麦と栄養価の高い焙煎された胚芽米で作られているうどんです。栄養素も豊富に含まれているので、美味しいだけでなく身体が喜ぶことを実感できるでしょう。
麺をかしわキーマカレーにつけて食べる、つけうどんもあります。写真は串天付きのかしわキーマつけうどん。串天は単品でも注文でき、こちらにも「くをん」のこだわりが詰まっています。揚げ油は米ぬか油を使用、胃もたれしにくく、サクッとした食感の衣の中はジューシーで素材本来の味が楽しめます。
最後に残ったキーマカレーに、西京漬け卵黄と丹波こしひかりの麦ごはんを投入します。これは決して「残り物を食べる」イメージではありません。西京漬け卵黄の味がしっかりとついているので、まさに「はまる」味わい。新鮮な食べ方で、楽しめますよ。
メニューで注目したいのが「のせもの」もあること。まさにうどんに「のせるもの」いわゆるトッピングです。追加料金は必要ですが、串天、焼きチーズ、温玉、揚げ餅、黒納豆などがあります。
そのままでも勿論美味しいですが、色んな「のせもの」も楽しんでください。画像は焼きチーズです。チーズと特製クリームソースが溶け合い、バーナーで表面に焦げ目が付き、香ばしさが加わります。
メインのキーマうどんが提供されたら、スタッフが焼きチーズの熱々を持ってきてくれ上にトロ〜ッとかけてくれます。混ぜて食べると味変も楽しめ、あわせて視覚的にも楽しめます。動画や写真に収めてもいいですね。
食後にいただきたい京スイーツは潔く一品のみ!力を込めて、「杏華〜きょうか〜」とネーミングされたメニューです。
舞妓さんの着物のような艶やかで華やかな杏仁豆腐のさっぱりとしたスイーツです。自家製杏仁豆腐がメインに、季節の果物やタピオカ、しらたま、わらびもち、うぐいす豆、大納言あずき、さつまいも、レモン、シロップと様々な食材が楽しめます。
杏仁豆腐のつるりとした喉越しと果物が奏でる爽やかな口当たりは、かしわキーマうどんを食べた後のお口直しにもぴったりです。お得なうどんデザートセットもあります。
おすすめのドリンクは、小山園の美味しいグリーンティ。お酒が飲める方は京都麦酒や日本酒、芋焼酎他のアルコールも楽しめますよ。
京都四条くをんが提供するこだわりのメニューはメディアでも取り上げられ、大人気で行列のできるお店といえるでしょう。京都観光の際は、ぜひ味わってみてくださいね。
住所:京都市中京区新町通四条上ル東側小結棚町420番地
電話番号:075-251-6661
アクセス:阪急電鉄京都線「烏丸駅」駅より徒歩4分
2020年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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