写真:天草野 黒猫
地図を見る天草下島西海岸の丘の上に立つ、ロマネスク様式の「大江教会(天主堂)」。1933年、フランス人宣教師ガルニエ神父と信者により建立された教会です。
キリスト教解禁後、最も早く活動を始めたのが、ここ「大江教会」。ラテン語で神父の意味の「パーテルさん」と呼ばれ、ガルニエ神父は人々に親しまれていました。
写真:天草野 黒猫
地図を見るそんな「大江天主堂」がクリスマスシーズンの夜になると美しく輝きます。周辺は灯りも少なく高台のため、遠くからでも教会がそこにある事がすぐわかる程。まるで人々を明るく導いているような風景です。
写真:天草野 黒猫
地図を見る2019年11月に修復工事も完了した「大江教会」。教会下にあるルルドの泉も神聖な光につつまれています。派手さはありませんが、幻想的なライトアップです。
写真:天草野 黒猫
地図を見る村人から「パーテルさん、パーテルさん」と親しまれ、故郷に帰郷することなく、天草で82年の生涯を閉じたガルニエ神父。
「五足の靴」の北原白秋や与謝野鉄幹などの文人達もパーテルさんにあこがれ、立ち寄っています。夜の幻想的な風景はおすすめです。
<大江天主堂の基本情報>
住所:天草市天草町大江1782
開催期間:2019年12月1日〜2020年1月5日
点灯時間:17:30〜22:00
※12月24日と12月31日は翌朝6:00まで(ライトアップ時間は教会内立入不可)
写真:天草野 黒猫
地図を見る2018年7月に世界遺産登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産、崎津集落。その中心に立っているのが「崎津教会」です。1934年にハルブ神父と信者の協力によって再建されたゴシック様式の教会。施工は日本のカトリック教会堂の建築で有名な鉄川与助です。
写真:天草野 黒猫
地図を見る内部は教会としては珍しい畳敷き。踏絵が行われていた庄屋屋敷の跡地に建立されています。そんな「崎津教会」もクリスマスシーズンはイルミネーションでライトアップされます。「崎津教会」は派手さはありませんが、清楚で神聖な装飾。
写真:天草野 黒猫
地図を見る日本家屋の家々に守られるように立つ崎津教会。クリスマスシーズンは集落の人々にとって神の降誕を祝う特別なシーズンです。250年も信仰を守り抜いた潜伏キリシタン人々。
近隣のお店はほとんど閉まっていて静かです。そのため、音への気遣いと、暖かい飲み物などは予めご準備を。降誕祭本来の神聖な雰囲気がより感じられる場所です。
<崎津教会の基本情報>
住所:天草市河浦町崎津539
開催期間:2019年12月1日〜2020年1月4日
点灯時間:17:30〜22:00 ※12月21日〜12月31日は24:00まで(ライトアップ時間は教会内立入不可)
写真:天草野 黒猫
地図を見る2018年から期間限定のカラーライトアップが行われるようになった「牛深ハイヤ大橋」。天草の南端、牛深漁港の加瀬浦地区と後浜新漁港を結ぶ橋です。全長883メートルの橋で、イタリアの建築家レンゾ・ピアノ氏の設計。
写真:天草野 黒猫
地図を見る「牛深ハイヤ大橋」は魚の鱗を思わせる、独特の風よけが印象的です。2019年は「令和」が明るく楽しくなるようにと、5色でのライトアップ。
このライトアップは、牛深イルミネーション実行委員会と地元高校生による手作業。672カ所の照明にフィルムが取り付けられています。周囲の灯りも少なく、暗闇に曲線を描くその姿はまるで龍!一見の価値ある風景です。
写真:天草野 黒猫
地図を見る「牛深ハイヤ大橋」のたもと、芝生広場もライトアップされています。2019年は写真撮影をより意識して作られていて、ひと味違った撮影できます。さほど広くはありませんが、子供から大人まで楽しめる場所です。
<牛深ハイヤ大橋の基本情報>
住所:熊本県天草市牛深町3437
開催期間:2019年12月8日〜2020年1月11日
点灯時間:17:00〜24:00
崎津教会や大江天主堂のある天草。島のイルミネーションは降誕祭本来の聖なる静けさを感じることができるライトアップです。
暗闇だからこそより輝く!島のライトアップを見に行ってみませんか。
※崎津の崎は正式には立崎(タツサキ)です。
2019年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/2/10更新)
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