写真:miyoshi yuca
地図を見るドイツの首都ベルリンには動物園が2つあり、一つはベルリンの西側のベルリン動物園(Zoo-Berlin)と、東側にあるティアパーク(Tierpark Berlin)です。ベルリン動物園はドイツで初めての動物園として1844年に開園し、1,300種、世界最大数となる約2万点の生き物を飼育しています。また、飼育されている生物は1,300種を超えますが、かつてW杯の勝敗を的確に予想したことで一躍有名になったタコのポールがいた動物園としても知られています。
ちなみにZooの発音は「ズー」ではなく「ツォー」。そんな動物園ですが、旧西ベルリンの中心で高級ブランド店が建ち並ぶ目抜き通りがある「ツォー」駅降りてすぐにあります。
写真:miyoshi yuca
地図を見るできるだけ野生に近い状態で見せるという展示法をとっているため、狭苦しい柵などがあまりなく、広い敷地内で動物たちがのびのびと暮らしている様子が見られます。ゴリラやゾウなどの人気者に加え、珍しいピグミーカバなどが暮らしています。現在ドイツで唯一パンダがいる動物園としても知られています。
ベルリン動物園は都会のど真ん中にあるので、周辺のモダンな建物も景観に入り込み、自然と動物と都市の融合も特徴的です。
写真:miyoshi yuca
地図を見るいくつかある入り口の一つ、エレファント・ゲートは何故かアジア風の巨大な門でとっても目立ちます。
<ベルリン動物園の基本情報>
住所:Hardenbergplatz 8, 10787 Berlin
アクセス:S+Uバーン「Zoologischer Garten」から徒歩1分
写真:miyoshi yuca
地図を見るもう一つのティアパークは、ヨーロッパで最大敷地面積をほこり、約9,000点以上の生き物を飼育しています。なお、ティアパークもドイツ語で「動物園」という意味です。そう大きくない都市にこれほどの規模の動物園が二つあるのは不思議ですが、冷戦下の東西分断時代に出来たというこちらの「ティアパーク」は、西のZooとどちらがより多く新しい動物を手に入れられるか張り合っていたのだとか。
ベルリンの中心地から少し外れたリヒテンベルグ(Lichtenberg)という地区になるので、都会の真ん中にある「ベルリン動物園」とは雰囲気が違います。
写真:miyoshi yuca
地図を見る元貴族の狩猟地だったというだけあってとにかく広い!動物の檻から次の動物の檻まで距離があるので、運動にもなります。歩きやすい靴が良さそうです。ヨーロッパ風の庭園など、手入れの行き届いた景観も楽しめます。また、敷地内にはフリードリヒスフェルデ城という歴史的な文化財もあります。
写真:miyoshi yuca
地図を見るその広い敷地は自然そのもの。動物園というよりはサファリパークのようです。広々としたスペースがあるからこそ動物本来の姿が見られるティアパーク。写真はキリンが長い足を広げて水を飲む様子です。ティアパークで人気の「キツネザルの森」では珍しい5種類以上のキツネザルを見ることができます。他にもスマトラトラやマナティーなどの希少な生き物など様々な種類の生き物に出会えます!
<ティアパークの基本情報>
住所:Am Tierpark 125, 10319 Berlin
アクセス:地下鉄U5「Tierpark」下車10分
写真:miyoshi yuca
地図を見る「ベルリン水族館」は先ほど紹介した「ベルリン動物園」に併設されており、ドイツでも最大級の規模と105年もの歴史を誇る国立の水族館です。そんなベルリン水族館には、800種以上の生物が暮らしています。
写真:miyoshi yuca
地図を見る自然保護の啓発をするため、この水族館ではIUCN(国際自然保護連合)が発表する絶滅のおそれのある「レッドリスト」にのっている生物が多数保護・展示されています。
一見普通のワニに見える写真の生き物は、「インドガビアル」と言う細長い口が特徴のワニの一種です。インドやネパールなどの主要な生息地以外の地域では絶滅の危機にあるか、ほとんど絶滅してしまったとされ、絶滅リスクが高い動物です。こうして水族館で姿を見られるのはとても貴重です。
写真:miyoshi yuca
地図を見る隣接する国立ベルリン動物園とお得なセットチケットがオススメです!
<ベルリン水族館の基本情報>
住所:Budapester Str. 32, 10787 Berlin
開館時間:年中無休 / 9:00〜18:00
アクセス:S+U Zoologischer Garten 駅下車徒歩3分
いかがでしたか?今回はベルリンで動物を身近に感じられる様々なスポットをご紹介しました!普段の観光とはちょっと違う体験ができます。ぜひ、定番の観光を終えたら行ってみては?
2019年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事の関連MEMO
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2025/2/10更新)
- 広告 -