香港旅行まるごと基本情報 物価・気候・マナーetc

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香港旅行まるごと基本情報 物価・気候・マナーetc

更新日:2018/12/25 09:45

藤井 麻未のプロフィール写真 藤井 麻未 元秘境系海外旅行添乗員、トラベルライター

旅人のバイブル、沢木耕太郎の「深夜特急」にも描かれた香港。怪しげな陰を落とす猥雑な下町もありながら、100万ドルの夜景煌めく美しい近代都市でもあります。B級グルメから高級レストラン、生活に密着した市場からブランドショップまで香港には様々な面があり旅人の心を掴んで離しません。今回は、初心者のための香港旅の基本情報をまとめました。

基礎知識1 香港ってどんなところ?

基礎知識1 香港ってどんなところ?

写真:藤井 麻未

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【国・政治】
正式国名は「中華人民共和国香港特別行政区」。政体は「一国二制度」。1997年、香港が英国から中国に返還されて以降高度な自治が認められ、社会主義と資本主義が併存しています。

【地理】
中国南部の九龍半島と香港島を合わせた主要エリア、中国大陸から繋がる西部の新界というエリアから成っています。

【人口】
約734万人(2016年 外務省香港基礎データ)

【時差】
日本より−1時間。サマータイムは無し。

【公用語】
英語、中国語。中国語の中でも広東語と北京語が話されますが、両者は発音やイントネーションの面で大きく異なっています。

【宗教】
仏教,道教,プロテスタント,カトリック,イスラム教,ヒンドゥー教,シーク教,ユダヤ教など。

【歴史】
香港が歴史の表舞台に登場するようになったのは200年ほど前から。1842年、中国がアヘン戦争に敗北しこの地が英国の植民地となってから、香港は自由貿易港として国際都市の歴史を歩み始めます。1997年7月1日に中国本土へ返還されてからも50年間は「一国二制度」のもと中国の特別行政区として高度な自治、言論の自由、資本主義などを認められています。現在は世界的な金融ハブ都市として国際社会でも重要な立場を担っています。

基礎知識2 実践編

基礎知識2 実践編

写真:藤井 麻未

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【通貨】
通貨の単位は香港ドル。1HKD=約14JPY。(2018年12月現在)

【両替について】
現地空港内での両替は高いイメージがありますが、意外とレートは良心的なので当面の金額を両替するのにはオススメです。街中の両替商はぼったくりもあるので要注意。レートが良いことで有名なのは尖沙咀の観光スポットにもなっている重慶マンション内の両替商です。奥まで入って各店のレートを比べてみましょう。銀行での両替は信用度が高く安心ですが、手数料をとられるので小額の両替には向きません。

【チップ・マナー】
チップの習慣はありますが必須ではありません。レストランなどでサービス料が加算されている場合は基本的に不要。ローカル店やファーストフード店などでも不要です。
タクシーについても必要ありません。ホテルのポーターなど荷物を運んでもらったり特に良いサービスを受けた場合には10HKD程度を渡すと良いでしょう。
喫煙マナーに関しては厳しく、公共の場では所定の場所以外ほとんど禁煙。タバコやゴミのポイ捨てなどマナー違反は罰金をとられることもあるので注意しましょう。

【物価】
香港の物価は上昇傾向にあります。ホテル代や一定水準以上の観光客向けレストランなどは日本とさほど変わりません。しかしながら、MTR(地下鉄)やバスなど交通費、ローカルフードなどは安価。旅の予算としては、中級以上のホテルに宿泊した場合1日約25,000〜40,000円程度見積もっておくと良いでしょう。

【電圧・プラグ】
220ボルト、50ヘルツ。プラグはBFタイプまたはBタイプ。日本の製品を使うには変圧器とプラグが必要です。スマートフォン、デジカメ、パソコンなどはほとんどが海外の電圧に対応しているので変圧器なしで使えます(要確認)。ただし、ヘアアイロンやドライヤーは使えないので「海外対応」となっているものを持参する必要があります。

【交通】
MTR、トラム、バス、タクシー、フェリーなど交通機関は非常に発達しています。いずれもオクトパス(八達通)というチャージ式ICカードを利用できるので乗り降りの精算もスムーズです。中心部は道が入り組んでいたり渋滞が頻発するのでMTRでの移動がオススメ。特に香港島と九龍側の移動はMTRであれば10分程度のところ、渋滞時はタクシーやバスでは30分もかかることがあるので要注意です。

【飲料水】
水道管の衛生面から生の水道水は飲まない方が無難です。

【治安】
治安は良好。基本的には女性一人歩きでも身の危険を感じることはほとんどありません。ただし、スリや置き引きなど軽犯罪は起こりうるので注意は怠らないように。夜遅くに暗がりや裏路地を歩かないなど基本的な注意も必須です。

【デモについて】
香港では中国本土との対立関係、言論の自由もありデモが頻発します。2014年に中環付近で起きた反政府デモ「雨傘革命」は記憶に新しいですね。デモがあった場合は交通機関が麻痺することもあるので、事前にデモ関連のニュースには注意しておいた方が良いでしょう。宿泊ホテルなどに確認してみるのもひとつの方法です。

香港の気候・ベストシーズン

香港の気候・ベストシーズン

写真:藤井 麻未

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夏場は高温多湿のため外を長時間歩くのはオススメできません。一方で屋内は冷房が効きすぎているので体調管理には気を付けましょう。7〜9月には台風も多く天候が崩れやすいので要注意。ベストシーズンは暑さが落ち着いた10月頃〜2月頃。秋冬は日本ほど気温が下がらず晴天で過ごしやすい日が続きます。

これだけは外せない!王道観光スポット

これだけは外せない!王道観光スポット

写真:藤井 麻未

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【尖沙咀(チムサーチョイ)】
香港観光の最も重要なエリアの一つが九龍側の尖沙咀(チムサーチョイ)。雑多な路地裏からツーリスティックな商業施設、怪しげな露店があったと思えば名門ホテルペニンシュラが聳えていたり。まさにおもちゃ箱をひっくり返したかのようなごちゃ混ぜ感が旅人を惹きつけます。

【プロムナード】
ビクトリアハーバーを囲むように、海岸線にはプロムナードが伸びています。特に九龍側のプロムナードからは対岸のビル群が美しく見え、夜景観賞にはもってこい。毎晩20:00から行われる「シンフォニー・オブ・ライツ」では香港島側のビルがライトアップ。巨大なスクリーンさながら光と音の壮大なショーを見ることができます。

これだけは外せない!王道観光スポット

写真:藤井 麻未

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【オープントップバスツアー】
煌びやかで猥雑な香港の雰囲気を手軽に味わうには、夜出発のオープントップバスツアーがオススメ。旺角(モンコック)の女人街などで降ろしてくれるツアーもあるので、夜の街を存分に楽しむのも良いでしょう。以前は間近にせり出した夥しいほどのネオンサインが見所でしたが、現在は政府の規制により減少の一途を辿っています。香港名物ネオンサインが無くなってしまう前に、その光景を目に焼き付けておきたいものですね。もちろん、ネオンサインが無くとも熱気に包まれた夜の香港を楽しめるバスツアーは乗る価値アリです。

【ビクトリアピーク】
香港島側の最も有名なスポットといえばビクトリア・ピークです。ここからは、ペンシルのように聳え立った高層ビル群を眼下に見下ろし、いわゆる「100万ドルの夜景」を眺めることができます。日中の風景もなかなか見応えあり。飲食店やショップの集まるピークタワーもあり著名人の蝋人形を集めたマダム・タッソーの蝋人形館なども楽しめます。

これだけは外せない!王道観光スポット

提供元:Wikimedia Commons

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Chun_Yeung…地図を見る

【春秧街(チョンヨンガイ)】
香港名物の二階建てトラムに乗るなら英皇道を走る北角行がオススメ。様々な食材を売りさばく、活気に溢れたローカル市場「春秧街(チョンヨンガイ)」を露店スレスレに通るところがクライマックスです。トラムを降りてローカル色満点の市場を見て歩くのも面白いでしょう。

【黄大仙廟】
香港に沢山ある道教の寺院で最も有名なのが黄大仙廟。金色に赤を基調とした古典的中華風の廟は鮮やかで壮大です。ここでは占いも人気。いくつかある占いブースには日本語可能なところもあるので旅の思い出に運勢を占ってもらうというのも一興です。

香港のオススメグルメ

香港のオススメグルメ

写真:藤井 麻未

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【飲茶 陸羽茶室】
香港グルメの代名詞的存在なのが「飲茶」。往年の香港の姿を彷彿させる老舗飲茶店といえば陸羽茶室です。ここでは今では少なくなった、首からせいろを下げて売りにくる駅弁スタイルを守っています(朝のみ)。早朝は観光客が少なく、古の香港らしい雰囲気も味わえます。

香港のオススメグルメ

写真:藤井 麻未

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【水上レストラン ジャンボキングダム】
一度は訪れてみたいのが、香港仔の港に怪しく煌めく水上レストラン。ここへはボートでのみ渡ることができ、その巨大さ、煌びやかさはまるでおとぎ話の龍宮城のよう。以前は大箱のレストランとして味は二の次だったけれど、2004年にリニューアル後は料理の味もなかなかのもの。アワビやふかひれなどを扱った高級中華からマーボー豆腐などの親しみやすい中華まで一通り味わえます。

【北京ダック 鹿鳴春】
地元の広東料理はもとより、中国各地のグルメが集まっているのも香港の魅力のひとつ。
濃い味付けが売りの北京料理は日本でもお馴染みですが、香港では一味違った北京ダックが名物です。日本では皮のみを食べるのに対し、香港ではジューシーな肉付き。1969年創業の老舗鹿鳴春飯店では、是非看板メニューの北京ダックを味わってみては。

香港のオススメグルメ

提供元:Mandarin Oriental Hongkong

https://www.mandarinoriental.com/hong-kong/the-lan…地図を見る

【アフタヌーンティー 各ホテル】
英国の植民地であった影響から、香港ではアフタヌーンティーも充実しています。名門ペニンシュラホテルや、ヴィクトリアハーバーを眺めながらお茶ができるインターコンチネンタル、中環(セントラル)の洗練されたマンダリンオリエンタルなどそれぞれ伝統の英国式アフタヌーンティーにオリエンタルな雰囲気がプラスされ、甲乙つけ難い魅力があります。

おわりに

今回は、香港を初めて旅する方のための基本情報をご紹介しました。多彩な魅力に溢れた香港の全てを語り尽くすのは不可能です。是非今回の記事をご参考に、実際に訪れて香港の空気を味わってみてはいががでしょうか。

2018年12月現在の情報です。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/10/18−2017/10/20 訪問

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