代官山、天狗坂と一緒にまわってみたい東横線最大の難所R160

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代官山、天狗坂と一緒にまわってみたい東横線最大の難所R160

代官山、天狗坂と一緒にまわってみたい東横線最大の難所R160

更新日:2019/01/23 12:42

雲本 らてのプロフィール写真 雲本 らて 散歩ブロガー、坂道探検家
東急東横線の渋谷駅から代官山駅の区間すべてが地下化されたことによってできた地上部の線路跡地を「渋谷代官山Rプロジェクト」と題して当初、再開発が始まったことは有名です。今回はそんな渋谷代官山Rプロジェクトの話をふまえつつ、あわせて歩いてみたい天狗坂など界隈の古道についても紹介してみたいと思います。
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渋谷代官山Rプロジェクトとは?

渋谷代官山Rプロジェクトとは?

写真:雲本 らて

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渋谷代官山Rプロジェクトとは、東急東横線の渋谷駅から代官山駅の区間すべての地下化が完成し、そのため空き地になった地上部の線路跡地の再開発が始まった際にわかりやすく名付けられたプロジェクト名のことです。
2018年9月には、渋谷駅前の渋谷ストリームとともに、渋谷代官山Rプロジェクトの主要施設が完成し、みなさんも知っている「渋谷ブリッジ」と施設名が付けられたことは有名です。

渋谷代官山Rプロジェクトとは?

写真:雲本 らて

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ただ今回は、施設(渋谷ブリッジ)についてというよりも、再開発当初につけられた渋谷代官山Rプロジェクトの”R”の文字に着目してみます。

鉄道好きの中では有名な話かもしれませんが、渋谷駅から代官山駅に向かう途中、線路が大きく右にカーブするポイントがあります。このカーブポイントは「R160(曲線半径160mの意味です)」と呼ばれ、あまりに急カーブを描いているため、東横線の中でも最大の難所として知られています。ですので、さきほどの”R”の意味は、このR160からとられています。

そして、そんなR160の記憶をそのまま残す形で施設をつくり遊歩道まで再整備したというのがこのプロジェクトの特徴です。地図でみるとその形は一目瞭然です。施設とともに遊歩道や隣接する道路も急カーブを描いています。

ちなみに、この円の半径を表すRは、現在の名称である「渋谷ブリッジ(SHIBUYA BRIDGE)」のRの文字の中にもこめられています。

ぜひこれらの施設や線路跡を歩きながらかつてここを走っていた電車や線路の風景を思い出しながら歩いてみるのも楽しいと思います。

鎌倉道と坂道

鎌倉道と坂道

写真:雲本 らて

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渋谷ブリッジから渋谷駅の間には、八幡通りと呼ばれる渋谷川から代官山駅方面に向かう交通量の多い道路が走っています。実はこの八幡通り、坂道になっており、坂上の代官山は名前のとおり、地形的に山になっています。なので、この通りを上っていると、代官山の山という部分の雰囲気が体感できます。

またこの八幡通りの北西側(写真でいえば右側)にほぼ隣接している細い道(並木橋のほう、写真は新並木橋からの景色です)は鎌倉道と呼ばれ、源氏が鎌倉幕府を開いた頃からある古道で、1524年に相模の北条軍がこの道を通って江戸に攻めのぼったことでも知られています。

鎌倉道と坂道

写真:雲本 らて

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かつて地上を走っていた東横線の線路は、渋谷川に隣接してつくられ、今の渋谷ブリッジの場所で急カーブして、代官山駅のほうに向う形で存在していました。そして、現在、渋谷駅と渋谷ブリッジとの間の渋谷川に隣接した部分の東横線跡地は遊歩道として整備され、川の流れを見ながら、のんびり散策することもできます。

並木橋駅の名残は?

並木橋駅の名残は?

写真:雲本 らて

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かつて、東横線の渋谷駅と代官山駅の間には、「並木橋駅」が存在していました。1946年(昭和21年)に廃止された駅で、今回の東横線の高架橋の撤去にともない遺構も消滅してしまいました。

撤去前は、並木橋から渋谷駅方面を見るとその痕跡をわずかながら確認できたのですが、現在はそのおもかげはなく、渋谷川沿いにできた新しい遊歩道だけがかつての記憶を残すのみとなっています。

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天狗坂と明治のタバコ王

天狗坂と明治のタバコ王

写真:雲本 らて

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「天狗坂」は、渋谷代官山RプロジェクトのR160の円弧のちょうど中心あたりに位置し、歩いても3、4分くらいのところにあります。坂上は八幡通りにも面しています。

坂名については、珍しい名前ですが、天狗がかつてここにいたなど、そういうわけではなく、明治時代の煙草王と呼ばれた岩谷松平が設立した紙巻煙草の岩谷天狗商会に由来しています。岩谷松平は、明治時代の煙草王と呼ばれるほど当時一世を風靡した人物で、そんな人物がこの地に住んでいたことから、岩谷天狗商会のシンボルともいえる天狗の名前が坂につけられたと言われています。

<天狗坂の基本情報>
所在地:東京都渋谷区渋谷区猿楽町2と3および5の間
アクセス:東急東横線・代官山駅より徒歩7分

おしゃれな街に隠れた記憶

今回は、渋谷から代官山へと新たな人の流れをつくるハブとしての役割も期待されている渋谷ブリッジとあわせて天狗坂や古道の鎌倉道について取り上げてみました。

とにかく、今回取り上げた施設や遊歩道そして坂道を一緒に歩くことで、このエリアの一味違った一面を感じていただけたら幸いです。

2018年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。

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