時計塔がシンボル!オーストリア・グラーツは世界遺産の町

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時計塔がシンボル!オーストリア・グラーツは世界遺産の町

時計塔がシンボル!オーストリア・グラーツは世界遺産の町

更新日:2019/01/11 22:13

Hiroko Ojiのプロフィール写真 Hiroko Oji ヨーロッパ一人旅愛好家

オーストリア第二の都市で、シュタイヤマルク州の州都であるグラーツは世界遺産の町。14世紀にはハプスブルグ家の支配の下、音楽や大学創設など文化の華が開き、イタリア・ルネッサンス風の建造物が建ち並ぶ素晴らしい旧市街を作り上げました。

北側の高台にはシンボルともなる時計塔がそびえ、ムーア川沿いに広がる統一感ある旧市街の屋根の並びを一望する展望所となっています。ハウプト広場を中心に見所が点在しています。

シンボルの時計塔があるシュロスベルク

シンボルの時計塔があるシュロスベルク

写真:Hiroko Oji

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オーストリア第二の都市グラーツは、ハプスブルク家の都となり、その支配の下、文化の華が開いた町です。バロック・ゴシック・ルネッサンス様式など歴史的建造物が良好な状態で維持されていることから世界遺産に登録されました。

その町並みを見渡すのにちょうど良いのが、シュロスベルクという小高い丘。18世紀ごろには城山の頂上には難攻不落の要塞としてのお城が築かれていました。しかし、ナポレオン戦争後に取り払われてしまい、もともとの城塞として現在残るのは時計塔と鐘楼のみ。辺りはライオン像や鳥かごのようなテラスのある緑豊かな公園となっています。

シンボルの時計塔があるシュロスベルク

写真:Hiroko Oji

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鐘楼のそばには古井戸が残され、背後の建物の中には5台ほどの大砲が並び、要塞だったことが伝わってきます。この横には駐屯軍博物館が併設されています。

また鐘楼から少し上ったところには、その昔は囚人の寝床としても使われたという、アーチの並ぶ古いレンガの壁が残されています。劇場として利用されることもあり、年末にはクリスマスマーケットの屋台も並びます。

シンボルの時計塔があるシュロスベルク

写真:Hiroko Oji

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13世紀に建てられた時計塔には、直径が5メートル以上もある文字盤に役割が逆になった長針と短針。つまり、長針が時間を、短針が分を指しているのです。夜になるとライトアップされる眺めも素敵です。

<時計塔の基本情報>
住所:Am Schlossberg, 8010 Graz,
電話番号:+43-316-8075
年中無休(12月25.26日は変更の可能性あり)

ハウプト広場からヘレンガッセが賑やかな一帯

ハウプト広場からヘレンガッセが賑やかな一帯

写真:Hiroko Oji

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グラーツの中心地となるのはハウプト広場。グラーツ中央駅から徒歩20分ほどかかりますが、トラムに乗ればほんの4駅。広場の中央にはヨハン大公の像が立っています。「シュタイヤーのプリンス」として市民から敬愛された人物です。石畳で覆われた広場には、軽食や飲み物を売る出店が軒を並べていますが、年末になるとクリスマスマーケットの屋台がズラリと並びさらににぎやかさが増します。

広場に面しているのはグラーツの顔ともいえる市庁舎。19世紀の建物で、夜になるとライトアップでさらに美しくなる建物です。

ハウプト広場からヘレンガッセが賑やかな一帯

写真:Hiroko Oji

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広場から南東ヘ延びるヘレンガッセはグラーツ一番の華やかな大通り。トラムも頻繁に行き交い、両側に建ち並ぶ建物は、美しい漆喰飾りやフレスコ画が施され、見て歩くだけでも楽しめる通りです。

ハウプト広場からヘレンガッセが賑やかな一帯

写真:Hiroko Oji

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中でも目を引くのはこのフレスコ画のあるゲマルテス・ハウス(Gemaltes Haus)。地上階には洋服店とアクセサリー店が入っている建物で、思わず立ち止まって魅入ってしまいます。

州庁舎と武器博物館にも注目

州庁舎と武器博物館にも注目

写真:Hiroko Oji

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市庁舎の隣にも見逃せない建物があります。市庁舎よりもずっと古い州庁舎で、1557年〜1565年の建造です。

州庁舎と武器博物館にも注目

写真:Hiroko Oji

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通り側から入り口をくぐると、ルネッサンス様式の美しいアーチが3段重ねで並ぶ中庭につながります。大賑わいの大通りから一歩入っただけで別世界のような物静かな一角。石畳で覆われた中庭から見上げるとその歴史を感じられます。

州庁舎と武器博物館にも注目

写真:Hiroko Oji

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州庁舎の隣に続くのは、武器博物館として利用されている建物。世界最大の武器庫だったところで、オリジナルの姿で現存しており、鎧甲冑、槍、刀などがずらりと並ぶ壮大な展示が見られます。

入り口を入ったところには観光案内所が入っていますので、地図をもらったりアドバイスを聞いたりできます。どうぞご利用くださいね。

<武器博物館の基本情報>
住所:Herrengasse 16, 8010 Graz,
電話番号:+43-316-80179810
開館期間:4〜10月(冬季は11:00、13:00、14:00のガイドツアーでのみ見学可)
開館時間:11:00〜15:00
休館日:月曜日

王宮の建物には二重の螺旋階段

王宮の建物には二重の螺旋階段

写真:Hiroko Oji

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ヘレンガッセから続くシュポアガッセに続いてホーフガッセに入っていくと、奥の左側に見えてくるのが王宮の建物。特にどうといったことのない建物に見えるのですが、この出っ張った部分がお目当てなのです。それは・・・。

王宮の建物には二重の螺旋階段

写真:Hiroko Oji

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1499年に造られた石の2重になった螺旋階段!グラーツの王宮はフリードリヒ3世が建てたものなのですが、現存するのはこの螺旋階段のみ。入り口から入ると左右に分かれ、ぐるりと回って一つになり再び左右に分かれるという設計で、最上階では同じところに辿り着くというものです。

王宮の建物には二重の螺旋階段

写真:Hiroko Oji

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奥には物静かな中庭が広がり、胸像がいくつか飾られています。

歩き疲れたら休憩&腹ごしらえ「デア・シュタイラー」

歩き疲れたら休憩&腹ごしらえ「デア・シュタイラー」

写真:Hiroko Oji

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ムーア川沿いに立つ大きな建物ホテル・ヴァイツァーの一階部分に入る「デア・シュタイラー」は気軽に入れるレストラン。町歩きに疲れたときにちょっと立ち寄るのにもよいロケーションで、トラム駅のクンストハウス(Sudtiroler Platz/Kunsthaus)からも徒歩1分です。

歩き疲れたら休憩&腹ごしらえ「デア・シュタイラー」

写真:Hiroko Oji

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シュタイアマルク産のワインや食材を使ったお料理にタパスなどの小皿料理を気軽に味わえて、お手頃価格。地元の人にも観光客にも人気のあるレストランです。

歩き疲れたら休憩&腹ごしらえ「デア・シュタイラー」

写真:Hiroko Oji

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平日の日替わりコースはスープ付きで安くて美味しい!併設のショップでは、ワインやオイルにジャムやチョコレートなど地元の特産品が並び、お土産調達にも便利ですよ。

<デア・シュタイラーの基本情報>
住所:Belgiergasse 1, 8020 Graz,
電話番号:+43-316-703654
営業時間:11:00〜24:00

お得な市内交通券を利用して

ご紹介したシュロスベルクへは3つのアクセス方法があります。1.時計塔の麓からジグザクの階段260段を上る。2.階段入り口奥にあるエレベーター(大人往復8.5ユーロ)で。3.さらに150メートルほど北にあるシュロスバーンというケーブルカー(市内交通券利用可)で。どれを利用するか、お時間と体力に合わせてお選びくださいね。

中心地ハウプト広場周辺には見所が集中しています。グラーツ中央駅からなら歩くと20分ほどかかりますので、トラム利用が便利。この場合、1回券もありますが24時間券や3日間券を利用すると、どこでも乗り降り自由でシュロスベルクバーンや世界遺産のエッゲンベルク城へ行くときにも利用できて大変便利でお得です。トラム乗り場駅に設置されている自動券売機(英語表記もあり)で購入できますが、購入した時刻から24時間(もしくは72時間)がスタートしますので、利用可能時間にご注意くださいね。

2019年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2003/03/23−2018/12/06 訪問

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