漆黒の天守は必見!「岡山城」で戦国のロマンを体感せよ!

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漆黒の天守は必見!「岡山城」で戦国のロマンを体感せよ!

漆黒の天守は必見!「岡山城」で戦国のロマンを体感せよ!

更新日:2019/01/07 14:58

島塚 渓のプロフィール写真 島塚 渓 トラベルライター

今でも岡山市のシンボルとして親しまれている岡山城。現在見ることができる天守は空襲で焼失した後の復元された天守ですが、往時の壮麗な雰囲気を十分に感じることができます。ぜひ、みなさんも漆黒に輝く美しい天守を、ご自身の目で確かめてください!

戦国大名、宇喜多秀家が築いたお城

戦国大名、宇喜多秀家が築いたお城

写真:島塚 渓

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岡山城は、天正18年(1590年)から慶長2(1597年)にかけて、57万4000石を所有した大名、宇喜多秀家(うきたひでいえ)によって築城されたお城。天下を統一した秀吉の指示のもと、秀家は8年間にわたる大工事を経て、当時「岡山」と呼ばれていた小高い丘に天守を築きました。
しかし、わずか3年後の慶長5年(1600年)に関ヶ原の戦いが勃発し、秀家は八丈島へと流罪になってしまいます。その後、城主は小早川氏、そして池田氏へと引き継がれ、日本三名園の1つ「後楽園」もこの池田氏のときに造園されました。

戦国大名、宇喜多秀家が築いたお城

写真:島塚 渓

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岡山城は西向きの城構えとなっているため、東側は天然の堀として利用されている旭川しか防衛の役目を果たすものがありません。これには諸説あり確かなことは分かりませんが、秀吉に身内並みに厚遇された宇喜多秀家にとって、戦が起こった場合、東にいる秀吉がすぐに助けてくれるという信頼のあかしだとも考えられています。
実際、この城が建てられたのは、秀吉によって城下町などの整備が奨励された時期であり、岡山城の建造にも秀吉の意向が表れているのでしょう。

天守は見逃せない

天守は見逃せない

写真:島塚 渓

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岡山城でもっとも目を引くのは、漆黒の輝きをみせる天守。太陽の光に照らされると、まるでカラスの濡れた羽のように見えることから「烏城(うじょう)」とも呼ばれています。この黒色は、表面に張られている板に黒漆が塗りこめられているためで、隣県にある真っ白な姫路城とは、対照的な趣なんです。
創建当初の天守は、残念ながら昭和20年の空襲で焼失。現在見ることができるものは、昭和41年に再建された天守となっています。

天守は見逃せない

写真:島塚 渓

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再建された天守の内部は、資料や甲冑さらには岡山城の特徴などを紹介した資料館として活用されています。また、4階まで上がれるエレベーターが設置され、足腰の弱い方も見学しやすいようになっています。(ただし、5階と展望スペースになっている6階へは階段を利用しなければなりません。)

天守は見逃せない

写真:島塚 渓

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岡山城は4重6階の望楼型天守(屋根の数が4つ、内部の床の数が6つあり、望楼(物見)を載せた形の天守)で、天守台は全国的にも珍しい五角形をしています。これは同じように歪んだ天守台を持った安土城を参考に作られたのではないかと言われています。
烏城公園の入口付近から眺めると、その特徴である五角形が、より迫力を持って感じられますよ。

多様な種類の石垣にも注目

多様な種類の石垣にも注目

写真:島塚 渓

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岡山城は「石垣の博物館」とも呼ばれるほど、手掛けた大名によって趣の違う石垣を見ることができます。宇喜多秀家が築城したころは、「野面積(のづらづみ)」という、自然石を加工せずにそのまま積んでいくスタイルの石垣が一般的。石と石の間に大きく隙間ができてしまうので、間詰石(まづめいし)という小さな石で隙間を埋めてつくられています。

多様な種類の石垣にも注目

写真:島塚 渓

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江戸時代になって、小早川氏、さらには池田氏の治世になると、「打込ハギ(うちこみはぎ)」や「切込ハギ(きりこみはぎ)」といった技法の石垣を見ることができます。「打込ハギ(うちこみはぎ)」は石の表面や石が接する部分を削って、石同士の隙間が小さくなるようにしたもの。「切込ハギ(きりこみはぎ)」は石を徹底的に加工して石同士の隙間をなくして密着させた石垣の作り方なんです。

岡山城の基本情報

住所:岡山県岡山市北区丸の内2丁目3-1
営業時間:午前9時〜午後5時30分(入館は午後5時まで)
休業期間:12月29、30、31日
入場料金:大人300円 子供120円

2018年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2018/12/02 訪問

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