横須賀・浦賀、海が見えるパン屋さん「ワンこぱん」

横須賀・浦賀、海が見えるパン屋さん「ワンこぱん」

更新日:2019/01/30 18:28

幕末にペリ−が来航した浦賀港を望むヨットハーバーに、自家製酵母を使ってパンを焼き、ジャムもペーストも自家製にこだわるパン屋さんがあります。30〜35種の焼きたてパン、地元素材をふんだんに入れたサンドイッチもお勧めです。

クラブハウス2階に「ワンこぱん」

クラブハウス2階に「ワンこぱん」
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浦賀港を西側から眺めると、ヨットの帆柱が並ぶヨットハーバー「サニーサイドマリーナ」があります。すぐそばの三角の赤い屋根、クラブハウスの2階にパン屋があります。地元だけではなく遠くから来店する方もいる人気の店です。

クラブハウス2階に「ワンこぱん」
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店名の「ワンこぱん」は犬・ワンとフランス語の「こぱんcopan(友だち、仲間の意味)」を合わせたもの。トレードマークは垂れた耳がかわいい「ワンコ」です。

クラブハウス2階に「ワンこぱん」
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木製のワンコはトレードマークを木工作家に依頼した店のシンボル。シンボルをパンにした「チョコワンちゃんパン」は、外はカリカリ、中はとろりとしたチョコレートが入っています。

こだわりはヘルシーと自家製

こだわりはヘルシーと自家製
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階段を上がっていくと、パンの香りでいっぱいです。棚に30〜35種のパンが並ぶ、ヘルシーと自家製にこだわった店です。

油脂、砂糖を使わない健康志向で、自家製天然酵母を使い分けてパン生地をつくります。自家製のジャムやペーストを練り込んだり、挟んだり、季節によって違う材料や味も楽しみです。
「減塩パンの日」には、犬も安心して食べられる塩分が少ないパンをつくっています。

こだわりはヘルシーと自家製
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食パンなどやわらかいパンには酒粕酵母を生地に練り込み、トースターで温めると酒粕の香りがします。バケットなど固めのパンにはグレープフルーツで酵母を起こしたルヴァン酵母を使います。少し酸味があって、ワインやチーズとよく合います。

こだわりはヘルシーと自家製
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棚のパンにはひとつずつ手書きの説明がついています。左の「ふすまパン」、真ん中の「四穀パン」にはリンゴ酵母、右の「くりとさつまいも」にはカランズとルヴァン酵母です。カランズはレーズンの一種で粒が小さく、パンや菓子によく使われます。

カフェスペースで海を見る

カフェスペースで海を見る
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カフェスペースでは広い窓から波の動き、光のきらめきを眺めながら落ち着いて食事やお茶が楽しめます。おおぜいでも楽しいけれど、ひとりでくつろぐにもぴったりのカフェです。

晴れた日には浦賀港の開口部から千葉県の房総半島の山々も眺めることができます。

カフェスペースで海を見る
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パンを選んだらカフェ席へ。エスプレッソ、カフェラテなどコーヒーは機械でセルフサービス、1杯ずつ豆から曳くのでコーヒーの香りが漂います。

サンドイッチはトマトなど地元野菜をたっぷり使って、ボリュームがあります。サンドイッチは店内の好きなパンを選び、スモークサーモン、クリームチーズ、パストラミなどの具材を選んでからつくってもらいます。

家でもおいしく、ワンこぱん

家でもおいしく、ワンこぱん

もちろんテイク・アウトもできます。このように持ち帰ったパンを切って、ジャムとサラダを添えると軽めのランチにもなります。写真のパンは「四穀パン」と「いちじくとクリ」。「いちじくとクリ」にはいちじくとクリがごろごろ入っていて、外が固めのパンで素材の味をゆっくりと味わえます。

家でもおいしく、ワンこぱん

月に1〜2回は近くのお店やイベント会場で出張販売もしています。写真は「出張ワンこぱん」の一部、具材も自家製でボリュームたっぷりのサンドイッチがたくさん並びます。

ワークショップ開催もあり、毎月の予定を調べてからお出かけください。土曜、日曜には完売することもあるので、午前中の来店をお勧めします。海を見ながら、さまざまなパンを楽しんでください。

ワンこぱんの基本情報

住所:神奈川県横須賀市東浦賀2-22-2 サニーサイドマリーナ2階
電話番号:046-895-4888
アクセス:京浜急行「浦賀駅」徒歩15分
営業時間:10〜16時(売切次第終了)
定休日:月曜、火曜

2018年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。


この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/11/29−2018/12/18 訪問

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