写真:きんぎょ 美歩
地図を見る「金劔宮(きんけんぐう・かなつるぎのじんじゃ)」は紀元前95年、今から2100年以上も前に創建されたと伝わる、歴史ある神社です。
霊峰白山の御神体として知られる「白山比盗_社」のすぐ傍で、白山市内のほぼ中心部、鶴来(つるぎ)地区に鎮座しています。
「金劔宮」の古名は「劔宮(つるぎのみや)」といいます。町名の「鶴来」もこの「劔」に由来するといわれています。
「鶴来(つるぎ)」の「鶴」も、日本では馴染み深い、長寿や幸福の象徴です。「金劔宮」の「金」の名前からも、「鶴来(つるぎ)」の「鶴」が来るという地名からも、金運のパワーが感じられますね。
写真:きんぎょ 美歩
地図を見る金沢から鶴来に向かうR103号沿いに、「金劔宮」の駐車場や本殿への入口がありますが、実は表参道の鳥居と階段は、国道の下にあります。
写真は表参道にある鳥居で、通称「男坂鳥居」といわれる急な階段があります。
ちなみに、途中に不動滝がある緩い階段の「女坂鳥居」もありますよ。
時間があれば、ぜひ参道の階段を利用して、参拝してみましょう。
写真:きんぎょ 美歩
地図を見る「金劔宮」が「金運上昇のパワースポット」といわれるのには、いくつかの理由があげられます。まずその1つは、戦う武士の守り神として、勝利の際に「金劔宮」に様々な神宝が奉納されてきたことです。
武門武将、藩主領主の「武神」として崇敬された「金劔宮」。
平家の軍勢を木曽義仲軍が、倶利伽羅峠の合戦で打ち破った際に、神宝として鞍置馬20頭と横江庄を寄進したといわれています。
境内の本殿の傍には、神紋の「五七桐紋」の鞍がつけられた神馬の像があります。
「金劔宮」が戦いの神として崇められ、その功績や力の結果に繋がっていることが、パワースポットの所以でもあるといえるでしょう。
写真:きんぎょ 美歩
地図を見る神馬の鞍に付けられた「五七桐」の神紋は、「五三桐」より格式が高く、古くは天皇家の紋であり、功績のあった武門に賜ったとされています。
神紋だけでなく、「金劔宮」の紋章は皇室の菊紋と同じ「十六八重表菊」です。御紋は、拝殿の回廊に懸かる金銅製の釣灯籠や、拝殿の屋根にもついていますので、お見逃しなく!
参拝の際に、ぜひ、見上げてみてくださいね。
写真:きんぎょ 美歩
地図を見るパワースポットの理由として、他にもあげられるのが、「磁場」と「運気」との関わりです。
ゼロ磁場で知られ、パワースポットと呼ばれる、長野県の「分杭峠」をご存知の方も多いと思います。磁場は運気との関わりが強い場所といわれますが、実は「金劔宮」も、地磁気の強さが一定以上で、マイナスイオンが沢山発生する場所です。
「金劔宮」の背後は、「悠久の杜」と名付けられた深い林に囲われています。ここは、希少な天然記念物で、「ウラジロカシ」が自生する現存する林です。
静かな境内に佇むときっと、心身が洗われるような清々しさを感じることでしょう。
写真:きんぎょ 美歩
地図を見る「金劔宮」の境内には、「乙剣社」があります。
この御祭神は、山幸彦で知られる「彦火火出見命(ひこほほでみのみこと)」です。
経営コンサルタントで知られた船井総研の船井幸雄氏が、金運の神様といわれる「金勝金目尊(かなかつかなめのみこと)と紹介したことで、この「乙剣社」が全国的に知られるようになったとも。これも金運のパワースポットといわれる所以でしょう。
「乙剣社」は、拝殿の左側の奥の小さなお社です。つい見落としてしまいがちですが、狛犬も鎮座しています。
せっかくの金運パワーを素通りしないように、ご参拝をお忘れなく!
写真:きんぎょ 美歩
地図を見るちなみに、その隣の「金比羅社(御祭神: 恵比寿様)」は夫婦円満、商売繁盛の神様です。
鈴の下にある「駒」に触って、御祈願してくださいね。
写真:きんぎょ 美歩
地図を見る「金劔宮」には、金運パワーを感じるのにオススメのお守りがあります。
三種の神器(剣、鏡、玉)のついたストラップのお守りと、金運を感じる黄色いお守りです。
この二つは一緒に購入するといいといわれる、最強の金運守り!
たまに売り切れで無いこともあるので、ぜひ、GETしてみましょう。
どちらかが無かったら、その時は、おみくじをひいてみるのもいいですよ。
おみくじの中には七福神のどなたかが入っていますので、こちらもパワーアップのありがたいおみくじですよ。
写真:きんぎょ 美歩
地図を見る北陸最古の神社との謂れがある「金劔宮」の境内には、注目スポットがいくつもあります。
源義経が奥州に逃れる際、勧進帳でも名高い「安宅」を過ぎた後、この「金劔宮」に立ち寄った際に、神楽を奉納したという「神楽殿(舞殿)」。また、「義経の腰掛け石」との所以がある石も境内に鎮座しています。
写真:きんぎょ 美歩
地図を見る「義経の腰掛け石」の近くにある「天忍石」は、言い伝えでは神霊が降臨した際の御座(みくら)だったという影向石で、小牛が草地にうずくまっている形に似ているため、「うし石」とも呼ばれています。
また傍には、霊石の「亀石」もあります。
写真:きんぎょ 美歩
地図を見る神話の中で、「男神」と「女神」を創るために剣と櫛を洗ったという「井戸水」を、「天の真名井」といいますが、実は境内には「天の真名井」もあります。
天平年間より伝わったという古池は、「殿池」や「戸の池」ともよばれ、長雨でも干ばつでも、その水位が変わらないといわれる、不思議な井戸水です。
「天の真名井」も、境内に鎮座する「石」も、北陸最古の神社らしい「金劔宮」の古い歴史を物語るものです。「金運カモン!」だけじゃない「武運」「幸運」の最強パワーを掴みに、ぜひお出かけください。
住所:石川県白山市鶴来日詰町巳118-5
電話番号:076-272-0131
アクセス:
<自家用車>
・金沢市内より山側環状線を鶴来方面へ R103号沿い
・白山ICからR157号を南へ
<交通機関利用>
北陸鉄道石川線 鶴来駅下車 徒歩約12分
2018年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2023/12/9更新)
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