写真:市川 芽久美
地図を見る赤道が通るエクアドルの首都キトの標高は2800m。朝晩は肌寒く乾燥しているキトですが、2時間ほど車を走らせれば、標高を1000mほど下げた水と緑ゆたかなミンド(Mindo)に到着します。「雲霧林の森」と呼ばれるミンドは、深い緑の森に霧がかかる何とも幻想的な姿をいつも見せてくれます。
写真:市川 芽久美
地図を見るミンドは多くの鳥愛好家に愛される、バードウオッチングのメッカでもあります。400種類以上の鳥類、中でもハチドリの宝庫で、蜜を設置すれば様々な種類のハチドリがわんさかとやってきます。
写真:市川 芽久美
地図を見る自然の恩恵を受けて植物ももちろん豊富。蘭は世界に輸出されその種類も世界最多を誇ります。そして、標高1800-1600mのこのエリアでは高地の寒暖の差で出来る美味しいコーヒーとカカオが採れるんです。
今回ご紹介する「ミンド コーヒー ロッジ & スパ (Mindo Coffee Lodge & Spa)」では、施設内にコーヒーが育ち、その特徴や美味しいコーヒーを作るまでの過程を説明しながらのコーヒーツアーが開催されています。
写真:市川 芽久美
地図を見るミンドには小規模なロッジが多くあり、今回紹介する「ミンド コーヒー ロッジ & スパ 」も、エコツーリズムを学んだご夫婦が経営する7部屋のバンガローを持つ小さなロッジ。ですが、ミンドの街から少し外れた場所にあり、緑の森に囲まれリラックスした雰囲気の中で、ちょっぴり優雅に滞在出来るのが特徴です。
写真:市川 芽久美
地図を見る7つのバンガローのうち4つには、広々としたバスルームにジャグジーが備え付けられ、全ての部屋にミンドの森ビューが楽しめるバルコニーがついています。更にジャグジー付きのバンガローのうち2つは高床式の造りになっており、床下にはスイングベッドやハンモックがぶら下がり、オープンエアーで森林浴をしながらうとうと....最高のリラックス時間を過ごせます。
写真:市川 芽久美
地図を見るそして、バンガローから出れば目の前はプール。スパ施設やカフェテリアなど施設も充実しています。更に手入れの行き届いた庭園、客室をはじめとする施設も常にクリーンに保たれ、充実した気持ちの良い滞在が楽しめます。
写真:市川 芽久美
地図を見るこのロッジの名前にもなっているコーヒー。エクアドルのコーヒーは火山灰質のミネラルを多く含んだ肥沃な土壌と、標高による温度差により、身の引き締まった美味しいコーヒーが育ちます。ミンドもそんなコーヒーの産地、このロッジでは施設内で育てたコーヒーを提供しています。
写真:市川 芽久美
地図を見る宿泊者には無料でコーヒーツアーを提供してくれる嬉しいサービス付き。宿泊者でなくても、有料でツアー参加が可能で、ランチ付きのツアーも開催しています。コーヒーの木からコーヒードリンクになるまでの過程を学べるだけでなく、エクアドルの植物についても触れられるこちらの1時間のツアー、チェックイン時に時間をチェックして是非ご参加ください。
写真:市川 芽久美
地図を見るツアーの最後は、コーヒーテイスティングだけでなく、コーヒの殻を煎じて飲んだり、シナモンを混ぜてみたりと色んな飲み方でも楽しみます。
写真:市川 芽久美
地図を見るコーヒーは、レセプションの2階にあるカフェでいつでも挽きたてを楽しめます。
写真:市川 芽久美
地図を見るカフェでは、朝・昼・夕食も提供しており、このエリアの新鮮な食材を使ったエクアドル料理を楽しむ事ができます。写真はトルーチャ(鱒)をライムでマリネしたセビッチェ。川の多いミンドでは川魚料理も美味しくてオススメです。
いかがでしょうか。森の中で美味しい挽きたてのコーヒーで一服... 贅沢な一服ですが、リラックス効果は抜群。
キトの標高(2800m)が心配...という方にはキト空港に到着後、まずは直接ミンドに入るのもオススメです。
2019年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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この記事を書いたナビゲーター
市川 芽久美
「旅行」に関係する仕事をやれるだけやってみようと思い、日本とヨーロッパの旅行会社、航空会社、旅行業界誌、旅行展示会と経験してきました。その中で、日本人にとって、潜在的な魅力がまだまだあると感じた中南米…
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