写真:万葉 りえ
地図を見る三重県にある伊勢神宮と同じ天照大神(あまてらすおおみかみ)を祀っている大御神社。しかし、天照大神を祀った神社は他にもたくさんあると思う方もいらっしゃるでしょう。
いえいえ、ここは天孫降臨の神話がある宮崎県。天照大神の孫である瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)がこの地を通った際に大海原を眺めてここに天照大神を祀ることにしたという、古い歴史を持った神社なのです。しかも珍しい吉祥スポットがいくつもあるので、旅の予定に加えてほしい神社です。
写真:万葉 りえ
地図を見るその大御神社の近くでも見かけるのが、ハマグリ料理の看板です。「日向かぼちゃ」「日向夏みかん」ほど知名度はないかもしれませんが、日向灘に面した海岸で昔から採れていたのが「日向はまぐり」です。
写真:万葉 りえ
地図を見るそうはいうものの、ハマグリというと、桃の節句の料理に使われたりするので“春”というイメージが強いのではないでしょうか。ご心配なく。ご紹介するはまぐり碁石の里は、予約なしで一年中ハマグリを味わえる場所。入り口でもこのように新鮮なハマグリをたくさんご覧いただけます。
写真:万葉 りえ
地図を見るさて、奈良時代の遣唐使が日本に伝えたというほど古い時代から日本でも楽しまれてきた囲碁。そのゲームに使う碁石は長い間天然の白い石と黒い石から作られてきました。しかし17世紀になると白いほうをハマグリから作るようになります。
お椀に入るくらいの大きさのハマグリは見たことがあるかもしれませんが、日向の海岸では御覧のようにこんな巨大なハマグリが採れていたのです。
写真:万葉 りえ
地図を見る江戸時代には常陸や桑名等でも碁石が製造されていましたが次第に消えてゆきました。その中で、厚みがあり組織も緻密なハマグリが採れる日向にだけ碁石製造の加工技術が伝わってきました。その製造の様子を現在もはまぐり碁石の里で見ることができるようになっています。最近何かと話題になる囲碁。ぜひ碁石ができるまでの説明と合わせて見ておきましょう。
写真:万葉 りえ
地図を見るもちろん囲碁関連品の品ぞろえも充実。こちらで購入することもできます。
写真:万葉 りえ
地図を見るこの建物の2階には、ハマグリだけでなくサザエやホタテなど貝類が味わえるハマグリ料理専門店「キッチンHAMAGURI」があります。
ハマグリカレーやハマグリリゾットなど単品料理もあるのですが、おすすめは、ハマグリ飯と大ぶりの殻付きハマグリが入った味噌汁がセットになった定食です。ハマグリ飯が入っているような大きさのハマグリは現在では収穫が難しくなっていますが、かつてはこのような大きさのハマグリが採れていた日向の豊かな自然。ぜひ味わってみてください。
写真:万葉 りえ
地図を見るこちらは「旅の駅」と看板にあるようにお土産品も充実しています。その中で一番のおすすめは、第8回日本お土産アカデミーでグランプリを受賞した「日向夏ドレッシング」です。この商品、ご紹介した2階の「キッチンHAMAGURI」でも定食のサラダなどに使われています。サラダ以外にも様々な使い方ができるので、購入の際はそのチラシも忘れずにもらっておきましょう。
写真:万葉 りえ
地図を見るそして地鶏の炭火焼きも宮崎で食べたいものの一つでしょう。こちらも試食ができるだけでなく日持ちも良いのでお土産にいかがですか。
味とプチ工場見学でこの地の魅力を教えてくれるはまぐり碁石の里で、さらに宮崎の時間を楽しんでください。
住所:宮崎県日向市平岩8491番地
電話番号:0982-54-3800
2019年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/4/19更新)
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