構想8年もの長い時間をかけて生まれた「用宗みなと温泉」。「みなと」と名前がつくように、こちらは用宗漁港の中にある日帰り温泉で、敷地内から源泉も湧出しています。
写真:安藤 美紀
地図を見る数メートル先は駿河湾。波の音やカモメの声が優しく耳に届く、ロマンチックな場所に「用宗みなと温泉」は建っています。
写真:安藤 美紀
地図を見る小さな入江には小型の漁船が並び、朝6〜7時頃になるとしらす漁に出発。港と漁場が近いため、運搬船が何度も行き交います。船が着く度、「用宗みなと温泉」のすぐ隣で競りが行われ、しらすは加工業者や漁港の手へ。地元の人は当たり前の光景でも、観光客にとっては非日常感たっぷりのロケーション。
写真:安藤 美紀
地図を見るでは、ここから「用宗みなと温泉」の利用方法をご紹介しましょう。
まずは最初に自動販売機でチケットを購入します。入浴料金は、大人750円(土日祝900円)、小学生まで300円(土日祝400円)、3歳以下の幼児は無料。最初に100円を支払い会員になることで、初回から大人650円(土日祝800円)になります。すぐにもとが取れますし、2回目以降もずっとおトク!
写真:安藤 美紀
地図を見るラウンジ&温泉へ向かう廊下では、用宗の歴史を辿れる資料をスタイリッシュに展示。よく見ると、用宗はしらすだけでなく、マグロやカツオなど大きな魚も獲っていたことも分かります。観光客の方は、用宗の歩みをチェックするのに役立ちますよ。
写真:安藤 美紀
地図を見るさらに、隠れた見どころが!「用宗みなと温泉」のトイレは、トイレットペーパーが静岡らしい「富士山折り」なっています。朝だけではなく、スタッフが掃除をする度に「富士山折り」にしているそうなので、遭遇率高し!その時によって、富士山にたくさん雪が降っていたり、少なかったり。技ありなトイレットペーパーにも注目してみましょう。
写真:安藤 美紀
地図を見るさあ、温泉だ!と思っても、プールのような臭いがすると、ちょっぴり気分が下がりますよね。「用宗みなと温泉」は、塩素ではなく、安全性の高い「モノクロラミン」で滅菌しています。そのため、塩素特有のカルキ臭は一切なし。残留塩素による様々なダメージもうけません。
また、水源はすべて、地下56mから湧出する安倍川の天然地下水を使用。どこかから持ってきたのでなく、施設地下から直接汲み上げています。実は、サウナの聖地とよばれる有名店「サウナしきじ」と同じ水源。ふわりと包み込まれる湯はとっても気持ちよく、お肌が喜んでいるのが分かります!
写真:安藤 美紀
地図を見るそして「用宗みなと温泉」の炭酸泉は、市販の炭酸入浴剤の10倍以上、1000ppmという高濃度。スタッフが毎日計測器で測定し、高炭酸状態を維持しています。
写真:安藤 美紀
地図を見る地元の漁師さんやサウナーから圧倒的人気を誇る「遠赤外線サウナ」は、気合いの入った温度設定(80℃〜90℃)。上段ともなると、かなり激アツです!サウナの後は、キリッと冷えた水風呂(15.0℃)で体を整えましょう。
「用宗みなと温泉」で必ず入ってほしいのが、岩造りの露天風呂。敷地内から湧出した源泉は、この岩風呂に注がれています。
泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉。源泉温度が26.9度と低いため、沸かし湯ではありますが、塩をたっぷり含んだ湯は体の芯まで温めてくれます。お湯に浸かってみると、とろみがあって肌触り柔らか。海沿いだから、心地良い潮の香りも漂ってきます。
動画:安藤 美紀
地図を見るそんな露天風呂には、「富士見小屋」という不思議な小屋が!中に入ってみると……細長い窓を通して、富士山を切り取ったような景色を眺めることができます。あえて視界を狭めることで、切り取った景色に集中できる、まさにウルトラC的な発想。大きすぎないスペースで、おこもり感も楽しめます。
さて、どんな風に見えるのでしょう?こちらの動画でお楽しみください。
湯上がり後は、開放感あふれる絶景テラスへ。テーブルやイスもあるので、腰をおろしてのんびりリラックスしてくださいね。
写真:安藤 美紀
地図を見るお腹が空いたときは、「用宗みなと温泉」のお食事処を利用しましょう。なんとラーメン500円、うどん350円、ざるそば400円と超リーズナブル!食べ応えもバッチリで、お腹をしっかり満たしてくれます。
また、静岡でしか飲めないサッポロビールの静岡麦酒、静岡の新名物 長田唐芋(おさだとうのいも)を使ったコロッケなど、ご当地グルメも楽しむことができます。写真の富士山コロッケは、フォトジェニックでおすすめ!
写真:安藤 美紀
地図を見るひとっ風呂浴びたついでに、お土産もどうぞ!売店には、全国から選び抜かれた“おいしいもの”が置かれています。静岡でお馴染み「あらしお株式会社」の商品は、お土産にぴったり。天然素材だけで作られたバスソルトは、お湯にサッと溶けてポッカポカに温めてくれます。テトラ型パッケージがかわいいですよね。
月に1度(第4日曜日)には、「用宗みなと温泉」のすぐお隣りで、にぎやかなマルシェ「用宗なぎさ市」も開催。この中では、地元の海産物や野菜の販売に加えて、ステージでの音楽演奏などが行われます。地元の人と触れ合えて、海の幸が多く食べられる&買えるのが魅力。タイミングが合う方は、ぜひ温泉とセットで訪れてみてください。
「用宗みなと温泉」は、2019年2月にクラフトビールのタップルームが併設され、5月からはクラフトビールの醸造もスタート。今後は、温泉✕クラフトビールという静岡最強のパラダイスへパワーアップします。これからも楽しみですね!
住所:静岡県静岡市駿河区用宗二丁目18番1号
電話番号:054-256-4126
営業時間:午前10:00〜深夜12時(最終受付は午後11時)
定休日:年中無休
駐車場:第1〜第3エリア、合計75台ほど駐車可能
アクセス:JR東海道線「静岡駅」を下り、2駅進んだ「用宗駅」下車。そこから徒歩11分ほど
※静岡駅から用宗線という路線バスも便利です。
2019年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2023/11/30更新)
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