道の駅「摩周温泉」は弟子屈町にあり、1993年道の駅として登録され、2011年にリニューアルオープンした施設。阿寒湖と弟子屈町を結ぶ国道241号線沿いにあり、少し進むと、弟子屈町と別海町・根室市を結ぶ国道243号と釧路市と網走市を結ぶ国道391号との交差点や、摩周第一展望台(冬も利用可)への道路の交差点がある交通の要所にあり、阿寒摩周国立公園の各名所への入口にあります。
弟子屈町には道路の他、JR釧網本線があって、道の駅そばに線路があります。道の駅摩周温泉は最寄駅・摩周駅(写真)から少々離れていて、車で約5分、徒歩で約25分の距離。車を利用出来ない旅行者でも、状況によっては訪問可能な道の駅です。
道の駅摩周温泉で充実しているのが、観光案内所(写真)といえます。案内所には検索用のパソコンが2台あって無料で利用出来るほか、ガイドに直接質問出来るのは旅行者に便利です。
道の駅摩周温泉の魅力の一つが24時間入浴できる足湯(写真)。神経痛や筋肉痛、疲労回復、冷え性に効くアルカリ性単純温泉の湯は、旅行中の疲れを取る、足が痛くなった時に最適。しかも無料です。なお、タオルは各自で準備する必要がありますが、売店でも販売しております。また石鹸を使わない、座る場所を濡らさないよう注意するほか、利用者が多い時は譲り合うようお願いします。
「Home Sweet Home(ホームスイートホーム)」は、道の駅の中にあるファーストフード店舗。揚げ物系のファーストフードをテイクアウト専門で取り扱っています。
名物ファーストフードといえば、エゾ鹿肉を使用している「エゾシカバーガー(写真)」。注文してからの調理で、作り置きしていないので出来上がりまで混雑していなければ10分弱かかります。エゾ鹿肉は脂身が少ないヘルシーな肉で、デミグラスソースを使用しています。エゾ鹿肉は難しい旅行者は、地元の豚肉を使用した「摩周ポークカツカツバーガー」もおススメ。また摩周そばもあるので、好みに合わせた食事がしやすいといえます。
アイスクリーム店「くりーむ童話(写真)」は、手作りアイスクリームの店。JR川湯温泉駅(弟子屈町)から近い場所に本店があり、おいしい牛乳を使ったアイスクリームが評判の店です。くりーむ童話は、ぜいたくに牛乳を使うこと、豊富にあるフレーバー(味)の1つ1つの味に個性を出す事で、開業以来使用する牛乳の原材料割合を変えていない専門店です。
くりーむ童話で人気がある味は、バニラ、みるく、抹茶ですが、スタッフがおススメしている味は、桜もち、かぼちゃ、ハスカップです。食べ方で多いのは、2つの味を組み合わせた「ジェラートダブル(写真)」。写真右は桜もち、左がハスカップで、特に右の桜もちは、2012年のご当地アイスグランプリで最高金賞・優秀試食評価賞を受賞した味。ハスカップは、北海道の果物の代名詞ともいえ、女性に人気です。
道の駅摩周温泉の特産品コーナーには地元の土産が多く販売中。中には珍しい物、変わったものもあります。変わったものといえば、北国の山奥で自生する白樺やタケカンバの2万本に1本の割合で生えている珍しいキノコ「カバノアナタケ(写真)」。チャーガとも呼ばれる幻のキノコで、表面が黒色で内部が黄褐色しています。原産国はロシアで、寒さに強く、−20度でも生育します。水溶性の食物繊維やビタミンAが豊富で、美容や健康に効果的。摂取時はお茶にして飲むのがおススメです。
北海道のホテルや観光地では馬油商品が多く販売されていますが、ここ摩周温泉で販売されているのは何と熊の油(写真)。肌のトラブルに効果があり、馬油よりも効くという口コミがあるほど。しかも獣くさい匂いがほとんどなく、ベトつかない油です。カバノアナタケ、熊油共に、川湯温泉に拠点がある小池商店が取り扱っています。
弟子屈町は酪農の町でもあります。道の駅摩周温泉では町内でとれた牛乳や乳製品(写真)が揃っています。旅行中にいかがでしょうか。
住所:北海道川上郡弟子屈町湯の島3丁目5番5
電話番号:015-482-2500(観光案内所)
開館時間:
9:00〜17:00(11月〜4月)
8:00〜18:00(5月〜10月)
車でのアクセス:
釧路から約75km。約1時間15分
中標津空港から約45分
2019年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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