写真:中山 杏
地図を見るベトナムでは、フォーは朝食べるのが一般的。仕事前に立ち寄る地元の人も多いので、たいてい朝早くからオープンしています。そして地元民に人気のお店には、小さくてリーズナブルなお店が多いので、ぜひ早起きして行きたいところ。ハノイの中心地にある「Pho 10 Ly Quoc Su(フォーテン・リー・クォック・スー)」は、牛肉入りフォーの専門店。開店直後に小さな店内が人でいっぱいになる人気店で、通りの角にあるオレンジ色の外観が目印です。
写真:中山 杏
地図を見る入口を入るとすぐ左側がオープンキッチンになっていて、オーダーを受けたら麺をゆで、1杯ずつ丁寧につくる様子をガラス越しに見ることができます。
ちなみに、ベトナムのレストランでは使い捨てのおしぼりが有料で、テーブルに置いてあるものを使ったら料金が加算される方式です。微々たる金額ではありますが、旅行中に持ち歩いているウェットティッシュを使えば、余計な費用がかかりません。
写真:中山 杏
地図を見る10種類のメニューはすべて牛肉入りのフォーで、牛肉が半生、完全に火が通ったもの、牛バラ肉入りや牛ヒレ肉入りなど(約300円〜600円)。初めてなら、ベーシックな「半生と完全に火が通った牛肉のハーフ&ハーフ(約300円)」がおすすめです。
テーブルに用意されている唐辛子やライム、各種調味料などはお好みで。量的にちょっと物足りないなと思ったら、揚げパンを追加オーダーして、残ったスープに浸して食べるのもいいですよ。丁寧にダシの取られたスープはコクがあるのにあっさりとしていて、飲み干してしまいたくなるようなおいしさです。
<Pho 10 Ly Quoc Suの基本情報>
住所:10 Ly Quoc Su St., corner of Chan Cam St, Hanoi
アクセス:リークォックスー通りとチャンカム通りの角
営業時間:6:00〜22:00
写真:中山 杏
地図を見るハノイのソウルフード、ブンチャーの専門店も数多くありますが、中でも有名なのがオバマ元大統領が訪れたことで有名になった「Huong Lien(フオン・リエン)」です。市内中心部から近いところにありますが、タクシーで行く場合にはドライバーに「オバマ・ブンチャー」と伝えましょう。店名を言うよりも、このほうが簡単に通じます。店内には、オバマさんの写真や、実際に使用した食器などが飾られています。
小さな入口からは想像できないほど奥行きがあり、3階まであるので、見た目よりも席数は多め。ただやっぱり人気店なので、常に混雑しています。でもフォーやブンチャーは長居せずにさっと食べて出ていく人が多く、回転は速めなので、運悪く満席の場合でも少し待てば座れます。
写真:中山 杏
地図を見るシンプルにブンチャー単品でもよいのですが、ここはやっぱり「コンボ・オバマ」という名のセットメニュー(約425円)を頼みたいところ。ブンチャー、大きな海鮮揚げ春巻き1つ、ビール(ビア・ハノイ)1本がセットになっています。
ここで基本のブンチャーをおさらい。「ブン」とは米粉でできた細丸麺で、見た目はそうめんに似ています。魚醤のヌクマムをベースに、酢漬けにしたニンジンや青パパイヤ、炭火で焼いた豚肉や肉団子が入った甘酸っぱいタレに、ブンと葉野菜、香草などをつけて一緒に食べるつけ麺スタイルでいただきます。
写真:中山 杏
地図を見るつけダレの中にすべて入れたら、豪快に混ぜてから食べましょう。ブンチャーには揚げ春巻きがついてくることが多く、春巻きもつけダレに入れて一緒に食べる人もいます。「コンボ・オバマ」についてくる海鮮揚げ春巻きはげんこつ大の大きさなので、別々にしたほうが食べやすいと思います。
1人につき一皿の山盛りブンと、山盛りの葉野菜&香草がついてくるので、運ばれてきたときには「食べきれるかな?」と思われるかもしれませんが、心配はいりません。周りのテーブルを見ても、小柄な女性でもペロリと平らげています。
<Huong Lienの基本情報>
住所:24 Le Van Huu, Hanoi
アクセス:ホアンキエム湖から車で約7分
営業時間:8:30〜20:30
いかがでしたか?現地の人気店2店をご紹介しましたが、有名店でなくてもおいしいお店はたくさんありますので、自分のカンを頼りに探してみるのもおもしろいですね。「地元の人で混雑しているお店」ということに注目して探せば、きっとおいしいお店が見つかりますよ。
2019年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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