池の畔に枯れた水没林が立ち並び、鏡面のようになった清く澄んだ水面に映り込む光景がとても神秘的だといま話題の場所があります。日の当たり具合や見る場所によっては水が青く見えますので、北海道・美瑛の「青い池」に似てると言われる方も。
行き方ですが、下関市豊田町の「一の俣温泉」を目標に車を走らせてください。そこから県道491号線を5分ほど北上したところに「一の俣桜公園」があり、その下に砂防ダムで出来た通称「蒼霧鯉池」と呼ばれる、水がとても美しい池があります。
この池には鯉もたくさん生息しており、その神秘的な景観に彩りを添えるように泳いでくれています。時間帯や天候によって様々な絶景を見せてくれるこちらの池ですが、おすすめの時間はやはり天気の良い日の午後でしょう。
風が止んで水面が鏡面のようになった時が狙い目で、日に照らされた水没林や背後の山の風景が水面に綺麗に映り込んでくれますので、写真好きの方にはたまりません。
到着時に多少の風が吹いていても少し待っていれば落ち着くこともありますので、時間に余裕を持って立ち寄ってみることをおすすめします。
また、池の通称にもあるように条件がそろえば早朝には霧の光景も見られるそうです。
池の底まで透けて見えるほど水が綺麗で、水没林の間を泳ぎ回る鯉たちもよく見えますよ。鮮やかな鯉の色が差し色になり、風景美に彩りを添えてくれますのでぜひ一緒に写真に撮りたいものですね。
アクセスは、下関市豊田町の「一の俣温泉」から車で県道491号線を北上すること5分。
道路からは見下ろす感じになっていてわかりづらいかもしれませんが、「一の俣桜公園」と書かれた看板がありますので、この看板を目印にされると良いでしょう。
看板の横から池のほとりまで下りることが出来ます。
車が10台程度は駐車できるくらいの広場になっていますので、特に混雑が無い限りは池のすぐそばまで車で大丈夫です。
話題になって、鯉のエサ(100円/1袋)も無人販売されるようになりました。
なかなか思うところに寄ってきてくれない鯉たちですが、こちらのエサをあげることで、もしかしたら近くまで寄ってきてくれるかも。
1年を通じて楽しめる蒼霧鯉池ですが、農繁期や夏の渇水時には水位がかなり下がってしまい、神秘的な光景が見られないこともあります。ホームページなどもありませんので直前の情報が得にくいのですが、人気のスポットにもなってきていますので、SNSなどで発信されている情報を事前に確認してみるのも良いかもしれませんね。
また、綺麗に整備された観光地ではありませんのでトイレなども現地にはありません。直前の道の駅等で済ましてから訪問された方が良いでしょう。
話題の蒼霧鯉池ですが、山間部でもあり他には何にもありません。
しかし、人気の秋吉台や角島・元乃隅神社までは1時間以内という場所でもあります。ドライブで山口県を観光される際にはぜひ立ち寄ってみてください。
また、化粧水の様な滑らかな温泉で人気の「一の俣温泉」がすぐ近くにありますので、温泉を楽しむ目的での立ち寄りもおすすめします。
住所:山口県下関市豊田町一の俣
アクセス:下関市豊田町の一の俣温泉から車で5分
駐車場:有り(無料)
2019年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/2/11更新)
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