写真:六三四
地図を見る「湯本庵清姫」は霧島市を縦断する天降川左岸地域、日当山温泉の姫城地区にあります。敷地に残る湯元大権現碑には、温泉発見は永仁元年(1293)と記され、歴史の古い温泉である事が伺えます。その後、公衆浴場と旅館内湯を有する温泉旅館として大正5年(1916)に「清姫温泉」を創業。100年以上の長きに渡り日当山温泉一歴史ある老舗温泉旅館として営業を続けてきました。そして、2018年12月、これまでの温泉旅館の形態を一新し、次の100年に向け「ONSEN GARDEN 湯本庵清姫」として新しいスタイルでの温泉宿のスタートを切ったのです。
写真:六三四
地図を見る「湯本庵清姫」のコンセプトのひとつがデザイナーズ温泉宿。鹿児島県内外の人気温泉宿を手がけたデザイナーとオーナーが共に新しい「清姫温泉」の形を模索し、紆余曲折を経て、どこか懐かしさを覚えつつもスタイリッシュな和モダンな宿を生み出しました。
真新しい暖簾がかかった受付棟。室内は落ち着いた雰囲気のバーラウンジになっており、カウンターの向こうには幻想的にライトアップされた竹林と宿泊棟。バーカウンターでのチェックイン時にウェルカムドリンクとしてシャンパン。グラスを片手にチェックインする演出にひと時の滞在をより快適に過ごしてもらう、宿のおもてなしの心を感じます。
写真:六三四
地図を見る宿泊棟に囲まれた中庭に設けられた竹林と小道。風が吹くとサラサラと葉ずれの音が心地良く、しっとりとした雰囲気が旅情を掻き立てます。「湯本庵清姫」の周辺はいくつもの公衆浴場や住宅が立ち並ぶ日当山温泉の中心地ではありますが、敷地内は喧騒から離れた日常と異なる凛とした雰囲気に包まれています。
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地図を見る「湯本庵清姫」の離れ客室は、平屋和洋室が5室とメゾネットタイプ和洋室4室の全9室。
平屋和洋室は広々とした二間続き。シモンズ社製ベッドの置かれた和室と長時間座っていても全く疲れない特注ソファー、そして、インターネット動画も楽しめる大型テレビ、冷蔵庫が置かれた洋室。上質の眠り、寛ぎが約束されたお部屋です。
また、メゾネットタイプの部屋は寝室(ベッドはシモンズ社製)と、こぢんまりとしたワークスペースを2階部分に。2階はあえて天井高を低くして空間を狭くしています。しかし圧迫感はほとんどなく快適で、室内で1日ゆっくりという宿の2つ目のコンセプトである“お篭り”度を高めています。メゾネットタイプも特注ソファー、大型テレビ、冷蔵庫完備です。
写真:六三四
地図を見る「湯本庵清姫」の最大の売りは、やはり鹿児島県屈指の美人湯でしょう。全室に設えられた露天風呂は滞在中いつでも好きなだけ入る事が出来ます。泉質は美人泉の代表格であるナトリウム−炭酸水素塩温泉。ナトリウムイオンと炭酸水素イオンが成分のほとんどを占める純重曹泉は全国的にも希少で、この上質の湯を源泉100%かけ流しで堪能出来ます。トロットロの湯に包まれながら眺める星空は至極です。
【泉質】ナトリウム−炭酸水素塩温泉(低張性・中性・高温泉)
【適応症】きりきず、末梢循環障害、冷え性、皮膚乾燥症など
写真:六三四
地図を見る食事は客室から出て食事棟へ。旬の地元食材にこだわった薩摩の黒3種類の創作懐石料が最後3つ目のコンセプト。
かごしま黒豚しゃぶしゃぶ会席料理プランは鹿児島が誇るブランド豚、六白黒豚を提供。柔らかく繊維が細かく歯切れ良い肉質で臭みもなく脂がさっぱり。
鹿児島の地鶏、日本三大地鶏のひとつでもある黒さつま鶏のしゃぶしゃぶがメインの会席料理プラン。引き締まった弾力ある肉質とうまみ成分たっぷり詰まったジューシーな鶏は一度食べると病みつきに。
おすすめは写真の鹿児島A4等級黒毛和牛のローストビーフ会席料理プラン。日本一にもなった薩摩黒牛のきめ細かなまろやかなコクとうま味は特性ジュレとの相性も抜群!
薩摩の誇る“黒”を心ゆくまでご賞味ください。
鹿児島空港から車で15分、JR隼人駅からも車で10分の霧島市日当山は鹿児島県の中心部ですので、鹿児島市内、大隅半島へのアクセスも抜群!鹿児島観光の拠点としてもおすすめです。
お洒落なデザイナーズ和モダン、一日中部屋でのんびりお篭り、地元産にこだわる創作懐石黒3種類に舌鼓。そして県下屈指の源泉100%かけ流しの美人湯。湯にこだわる温泉ファンも是非!
2019年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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この記事を書いたナビゲーター
六三四
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