スフィンクスにモアイ像まで!福岡・JR中間駅そばの「屋根のない博物館」

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スフィンクスにモアイ像まで!福岡・JR中間駅そばの「屋根のない博物館」

スフィンクスにモアイ像まで!福岡・JR中間駅そばの「屋根のない博物館」

更新日:2019/01/18 13:11

古川 和美のプロフィール写真 古川 和美 温泉ソムリエマスター、神社検定1級

エジプトのギザのスフィンクス、イースター島のモアイ像、はたまたギリシャのアテネ神殿など、皆さん一度は行ってみたいと憧れを持つ場所ではないでしょうか。そんな世界の名だたる石造物を一同に見ることができるスポットがなんと福岡県中間市のJR中間駅すぐそばにあります。その名も「屋根のない博物館」。一体どんな場所なのかご紹介しましょう。

屋根のない博物館とは?

屋根のない博物館とは?

写真:古川 和美

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博物館というと通常建物内に展示物が陳列されているイメージですが、今回ご紹介する「屋根のない博物館」とはその名の通り屋根がない=屋外にあります。では一体どんな博物館なのでしょうか?

屋根のない博物館とは?

写真:古川 和美

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ここ「屋根のない博物館」は全長400メートルの細長い道沿いに、世界でも特に名の知れたエジプトのギザのスフィンクスを始め、イースター島のモアイ像やマヤの暦で知られるカレンダーストーンなどの石像のレプリカが約30体余り展示されている公園になります。

そしてこの公園ですが、以下の4つのゾーンから成り立っています。

【1】 ふるさとの道・・日本〜アジア
【2】 やすらぎの道・・ヨーロッパ〜アフリカ
【3】 古代の道・・・・アフリカ〜アメリカ
【4】 もやいの道・・・オセアニア

ではまず【1】の日本〜アジアのゾーンからみていきましょう。

日本の歴史も垣間見れる『ふるさとゾーン』

日本の歴史も垣間見れる『ふるさとゾーン』

写真:古川 和美

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なんともかわいらしい顔をした石像ですが、これは善悪2つの顔が刻まれた「二面石」という日本の奈良で発掘されたもの。聖徳大使誕生の地といわれる奈良の太子建立の7カ寺の一つ橘寺(たちばなでら)に本物は安置されています。

日本の歴史も垣間見れる『ふるさとゾーン』

写真:古川 和美

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続いてこちらは福岡県八女市にある岩戸山古墳から出土された「扁平石人(へんぺいせきじん)」。岩戸山古墳は九州最大の前方後円墳があり、いわゆる「磐井の乱」で有名な地元の豪族「筑紫君磐井」に関連した石像物が多く展示されています。

多くのロマンや謎が残る磐井の乱ですが、実際の古墳群に興味があれば足を運んでみてはいかがでしょうか。

日本の歴史も垣間見れる『ふるさとゾーン』

写真:古川 和美

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続いてはお隣の国、韓国の済州島から出土した「ドルハルバン」。顔の表情もこれまでの日本のものとは違うのがわかります。なんともコケティッシュな表情にほっこりします。
年代は不明ですが、村の土神として造られ済州島のいたるところでみられるそうです。

『やすらぎゾーン』ではあのスフィンクスも!

『やすらぎゾーン』ではあのスフィンクスも!

写真:古川 和美

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さあ、次はヨーロッパ〜アフリカのエリア『やすらぎゾーン』です。

こちらは「モヘンジョ・ダロ」の神官像です。モヘンジョダロは現在のパキスタン南部に位置するBC2500〜BC1800頃まで栄えたインダス文明最大級の都市遺跡。現地の言葉で「死の丘」と呼ばれ、今だ謎の多い遺跡群です。

『やすらぎゾーン』ではあのスフィンクスも!

写真:古川 和美

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こちらはどこかで見たことがある人もいるのではないでしょうか。そう、ギリシャ・アテネのパルテノン神殿です。厳密にいうとパルテノン神殿の「柱」です。パルテノン神殿はギリシャの守護神かつ女神である「アテーナー」を祀る神殿で、こちらはその神殿のドーリア式の柱を再現したものとなります。

※ドーリア式・・古代ギリシア建築における建築様式(オーダー)のひとつ

『やすらぎゾーン』ではあのスフィンクスも!

写真:古川 和美

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そして、こちらは誰もが一度は目にしたことがあるでしょう。云わずと知れたスフィンクスですね。人間の顔とライオンの胴体が一体となった不思議な石像物ですが、種類がいろいろあるスフィンクスの中でも一番有名なものが、エジプトのギザのスフィンクスです。こちらにあるのもギザのスフィンクスのレプリカとなります。

顔はカフラー王を模しており、ピラミッドを守護している神聖な存在のスフィンクス、間近で見て触れて現地への想いをはせてみてはいかがでしょうか。

マヤ文明からモアイ像まで!

マヤ文明からモアイ像まで!

写真:古川 和美

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最後は残りの『古代ゾーン』と『もやいゾーン』となります。

まずアフリカ〜アメリカエリアの『古代ゾーン』で紹介するのは、現在のメキシコ湾岸地方に紀元前1200年から紀元前後まで栄えたオルメカ文明の代表的な石像物の1つ「巨石人頭像」です。
オルメカの指導者の像として特徴的な大きな目や鼻はオルメカ人の特徴を表しているようです。

実際のものは重さ35トンもあるようですが、どうやって運んだのか、また他の石像のデザインから宇宙人を想像させるものも多くあり、その後に続くマヤ文明やアステカ文明にも大きな影響を与えているといわれています。

マヤ文明からモアイ像まで!

写真:古川 和美

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最後はオセアニアエリアの『もやいゾーン』。オセアニアの島々で最も有名な島といえば、チリ・イースター島でしょう。有名な「モアイ像」で知られている島ですね。ここでの数体のモアイ像も一列に、ある一定の方向を向いて展示されています。

実際のモアイ像ですが、やはり先ほどのオルメカの巨石人頭像と同じく、重さが何トンもあるものをどうやって運んだのか、、どういう目的で作られたのか、、などいまだ多くの謎が残されています。

場所はJR中間駅下りてすぐ

場所はJR中間駅下りてすぐ

写真:古川 和美

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さて、この博物館までのアクセスですが、JR筑豊本線中間駅で降りて右折して徒歩約1分の場所に公園の入口に到着します。

旧国鉄香月線の跡地を利用して平成元年に作られた緑道公園で、中間駅側からでも反対側からでも自由に無料で出入りできます。途中休憩できるベンチなどもありますよ。

場所はJR中間駅下りてすぐ

写真:古川 和美

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こちらはおまけショットですが、駅前の植え込みには数匹の猫ちゃんたちの姿も。人慣れしているのか人懐こい猫ちゃんたち、猫好きな方はあわせて楽しんでみてくださいね。

屋根のない博物館の基本情報

住所:福岡県中間市中央2丁目5
電話番号:093-246-6234(中間市総合まちづくり課企画係)
アクセス:JR筑豊本線中間駅から徒歩約1分
※入園無料

2019年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2019/01/02 訪問

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