写真:泉 よしか
地図を見る首都圏から近く人気の温泉地である箱根ですが、それ故に宿泊予算がかさむのが悩みどころです。でも新しくお洒落な旅館やホテルじゃなくていい、できるだけ安く泊まりたいという方にオススメしたいのがここ、仙石原の「福島館」。
リーズナブルでもゲストハウスのような相部屋は苦手な方や、一人旅でも気兼ねなく泊まれる宿をお探しの方にもぴったり。
しかも温泉は美肌効果のある濁り湯で、加水や加熱もしない本物の源泉掛け流しです。
写真:泉 よしか
地図を見る「福島館」の外観は旅館というよりもまるで民家のよう。看板がなければ通り過ぎてしまいそうです。それではどんなお宿なのか、中に入ってみることにしましょう。
写真:泉 よしか
地図を見る玄関に入ると靴箱の上にベルがあります。それを鳴らすか「ごめんくださーい」と声を掛けてみましょう。きっと気さくな女将さんが笑顔で出てきてくれます。
写真:泉 よしか
地図を見る館内も近所のおうちに遊びに来たような感じです。まさにアットホームな宿。
写真:泉 よしか
地図を見る客室は全部で7室。お部屋のタイプは松、梅、百合、鶴とあり(写真は鶴のお部屋)、部屋の鍵もしっかりしているので女性の一人旅でも安心です。
お部屋にはタオル、バスタオル、歯ブラシ、浴衣、ポットとお茶菓子などが用意されています。畳のお部屋でホッとくつろいでくださいね。
トイレ、洗面所は共通ですが、無料Wi-Fi設備はありますのでお部屋でのネット環境は心配いりません。
写真:泉 よしか
地図を見る食事は家庭料理が中心ですが、夕食には箱根仙石原の知る人ぞ知るグルメ「相原精肉店」のローストビーフや、新鮮な小田原漁港の魚介類が並びます。
素泊まり、朝食のみのプランもあり、とにかく安く泊まりたい場合はいろいろな選択肢が。福島館の徒歩圏には、庶民的な料理店や小洒落たビストロもあるので夕食を外食にするのも一つの手です。
写真:泉 よしか
地図を見る「福島館」のお風呂は大涌谷から引いている仙石原温泉。白濁したお湯には粉のような湯の花が漂います。
濁り湯だけに入るときは深さが判りにくいので注意してください。最近はお湯の使い方を節約できる浅いお風呂が多い中、こちらのお宿のお風呂は昔ながらのたっぷりと深めの浴槽。それだけ源泉を贅沢に使っているのです。
写真:泉 よしか
地図を見る男湯と女湯は固定ではなく、宿泊客の男女比などによって振り分けられます。日帰り入浴も受け付けていますが、毎日お湯を抜いて清掃するので、立ち寄りの際は事前にお電話されることをオススメいたします。
写真:泉 よしか
地図を見る最後にアクセスですが、箱根登山バスの仙石案内所前から徒歩3分程度です。
近くには箱根ラリック美術館があり、バスに乗れば秋に黄金色に染まる仙石原ススキ草原(写真)や、箱根湿生花園、星の王子さまミュージアム、箱根ガラスの森美術館などに出るにも便利。バスの本数も多いので、箱根全体を回る観光にも不自由ありません。
白濁の掛け流し温泉に入れて観光にも便利な立地の仙石原の「福島館」。2人で素泊まりのプランなら、シーズンにも寄りますが1人あたり5千円ちょっとで収まることも。
箱根をお得に旅行したいときに覚えておいて決してソンはないお宿です。
2019年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/4/20更新)
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