写真:咲田 みつる
地図を見る名瀑として知られる茨城の「袋田の滝」。那智の滝、華厳の滝と並び日本三名瀑に数えられています。別名「四度の滝」とも呼ばれます。その由来は「滝が四段になっているから」、または「四季ごとに魅力があるから四度季節をかえて訪れるべし」という意味も言われています。
また、観瀑台(有料)からごく間近に見えるのも魅力の一つ。高さ120m、幅73mの滝を見るために、観瀑台はエレベーター付き。高度を変えながら、様々な角度から楽しむことができます。
写真:咲田 みつる
地図を見るせっかくですから、完璧に凍った滝が見たいですよね。しかし、寒い日が来たからと言って、いきなり滝が凍るわけではありません。滝は寒い日が数日続くうちに、少しずつ凍っていくものです。日中は気温が上がるため少しずつ溶け、夜間の冷え込みでまた凍る…という繰り返しです。
写真:咲田 みつる
地図を見る温暖化の影響で完全凍結が珍しくなりつつありますが、近年では2012年に完全凍結が確認されています。2018年には1月下旬の冷え込みにより、9割凍結。あと一歩のところで完全凍結に至りませんでしたが、チャンスは冷え込みの強まる1月下旬から2月上旬です。
写真:咲田 みつる
地図を見る袋田の滝は、久慈川の流れにつながります。したがって、滝が凍る時期には川面も凍り付き、その上に雪が降り積もるという光景も。冒頭でも触れましたが、大子町は氷点下10℃を記録することもあるような場所なので、防寒対策をしっかりして出かけましょう。
氷瀑を見るのが目的なら、やはり気温の低い朝がおすすめです。冬季の営業時間は9時からです。(エレベーターを使わない第1観瀑台へは、営業時間前でも入ることができます)最新の凍結状況は大子町のライブカメラで配信されていますので、お出かけ前にチェックしておきましょう。
2019年には1月上旬に早くも9割凍結を記録しています。とは言え凍結の状況は刻一刻と変化するため、ベストシーズンを見極めるためには、ライブカメラをこまめにチェックすることをお勧めします。ライブカメラ自体は24時間稼働していますが、夜中は照明が無いため、カメラの映像も真っ暗です。夜明けを待って、早朝に確認するようにしましょう。
なお、11月〜1月は、例年ライトアップ(イベント名:大子来人 〜ダイゴライト〜)が行われているため、営業時間も延長されます。
滝だけでなく、観瀑台に至るトンネル内や、周辺の遊歩道もライトアップされます。早朝が難しい場合は、ライトアップの時間に合わせてのお出かけも良いでしょう。
営業時間:11/1〜4/30は9〜17時(5/1〜10/31は8〜18時)※ライトアップ期間は延長あり
住所:茨城県久慈郡大子町袋田
電話番号:0295-72-4036(袋田観瀑施設管理事務所)
アクセス:常磐自動車道「那珂IC」より約50分
料金:大人300円・子供150円
<2018大子来人 〜ダイゴライト〜>
期間:H30/11/1〜H31/1/31
時間:日没〜19時(11/1〜11/30は20時まで)
料金:大人300円、子供150円(袋田の滝トンネル利用料金)
2019年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/19更新)
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