アジアとの文化交流と歴史を体感できる太宰府市「九州国立博物館」

アジアとの文化交流と歴史を体感できる太宰府市「九州国立博物館」

更新日:2019/01/26 16:55

「九州国立博物館」は、「遠の朝廷」と呼ばれた歴史の古い太宰府市に平成17年10月に開館しました。「海の道、アジアの路」がテーマで、地理的に大陸や半島と近く古くから交流が深い九州の特性を活かし「日本文化の形成をアジア史的観点から捉える」がコンセプトです。展示は、旧石器時代から近世末期(開国)までを5つに分けて、日本とアジアの文化交流の歴史を紹介しています。

昨今の状況により、施設等の営業日や営業時間などに変更が生じている場合があります。各種報道機関の発表、施設や各自治体のホームページなどで最新情報をご確認ください。また、Go To トラベルキャンペーンについては全国で一時停止となっています。お出かけの際はしっかりと新型コロナウイルスの感染予防および拡大防止対策をして行動しましょう。(トラベルjp)

日本で4番目、最も新しい「九州国立博物館」

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太宰府市は、福岡市の南部に位置し、都心部から特急電車で20分程度の距離にあります。「西鉄太宰府駅」から約10分歩くと、全体をブルーのダブルスキンガラスで覆われた「九州国立博物館」のかまぼこ型の迫力ある外観が見えてきます。敷地面積約16万平方メートルの中に、サッカー場が楽々入る程の地下2階、地上5階建ての建物です。最も新しい国立博物館だけあって、最新の技術を駆使した近代的な外観など先進性を感じさせる建物になっています。外から見ただけでも、中に入るワクワク感が沸き上がります。

日本で4番目、最も新しい「九州国立博物館」
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「九州国立博物館」は、平成17年10月に東京・奈良・京都に次ぐ日本で4番目の国立博物館として開館しました。他の3か所が美術系の博物館なのに対して、唯一歴史系の国立博物館です。これは、九州が元々アジアの玄関口として古くからアジアとの交流が深いという歴史に起因しています。

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太宰府といえば学業の神様として知られる菅原道真を祀った「太宰府天満宮」が有名ですが、実は敷地内にある「虹のトンネル」でつながっています。幻想的なイルミネーションで彩られたトンネルには動く歩道が設置されており、約10分で太宰府天満宮に行けます。

1階のエントランスホールは無料で楽しめるアミューズメント空間

1階のエントランスホールは無料で楽しめるアミューズメント空間
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通常、博物館では入場する時に入館料を払って入りますが、「九州国立博物館」では3階・4階の展示室に入る際に観覧料が必要となる形式のため、1階は無料で様々な施設やイベントを楽しむことができます。

最高30メートル以上ある吹き抜けの天井の高さに驚きます。この開放的な1階エントランスホールの一画にはオープンカフェがあります。時々無料のコンサートも開催されますので、優雅な雰囲気の中でお茶を楽しめます。

1階のエントランスホールは無料で楽しめるアミューズメント空間
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1階には「ミュージアムショップ」も設置されています。ここでしか買えないオリジナルグッズをはじめ、九州国立博物館や九州の歴史にちなんだ商品を販売しています。

1階のエントランスホールは無料で楽しめるアミューズメント空間
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288席の「ミュージアムホール」も1階にあります。ここでは、講演会やコンサートなどのイベントが行われます。有料ですが貸しホールとしても利用できます。

アジアの文化とふれあえる無料の体験型展示室「あじっぱ」

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1階にある「あじっぱ」は九州国立博物館の特徴的なもうひとつの展示室です。「あじっぱ」とは、アジアの原っぱという意味で、日本と交流のあったアジアやヨーロッパの国々の文化を五感で体験できる体験型展示室。子ども連れの家族でも展示や体験が楽しめる空間です。

アジアの文化とふれあえる無料の体験型展示室「あじっぱ」
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「あじっぱ」では、無料のぬり絵や折り紙などの体験コーナーがあります。事前の申し込みなどは必要がなく、ふらっと行ってやってみたいと係員に言えば材料などを出してくれます。予約が必要ないため気楽に利用できますよね。

アジアの文化とふれあえる無料の体験型展示室「あじっぱ」
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「あじっぱ」では、屋台形式で各国のゾーンが並んでおり、民族衣装や日用品、楽器やおもちゃなどが展示されています。奥のコーナーではチマチョゴリなどの民族衣装を着て撮影することができます。
また、常設のギャラリーも設置されており、郷土人形などが展示されています。

長いエスカレーターで3階・4階の展示室へ

長いエスカレーターで3階・4階の展示室へ
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ミュージアムショップの横の非常に長いエスカレーターに乗って展示室に向かいます。3階は「特別展示室」で、年3〜4回大きな特別展が行われます。そして4階が「文化交流展示室」(平常展)です。大人430円、大学生130円。安いし、高校生以下は無料というのも家族で訪れる場合には助かりますね。(3階特別展は別料金)

長いエスカレーターで3階・4階の展示室へ
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展示室の中は、広大なゆとりある空間に時代ごとに展示が行われ、5つのテーマが設置されています。
1.「縄文人、海へ」(3万5千年前〜紀元前4世紀)
2.「稲づくりから国づくり」(紀元前4世紀〜紀元後7世紀)
3.「遣唐使の時代」(7世紀〜12世紀)
4.「アジアの海は日々これ交易」(12世紀〜16世紀)
5.「丸くなった地球、近づく西洋」(16世紀〜19世紀)
九州国立博物館では、あえて順路を示していません。これは好きな時代・テーマを自由に観覧できるようにという意図からです。

長いエスカレーターで3階・4階の展示室へ
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広大な展示スペースがあり、それぞれの時代のテーマエリアには別に関連展示室が設置されています。そこではその時代に沿った展示物があります。テーマ2の関連展示室では埴輪など魅力的な展示があります。

貴重な国宝・重要文化財など、ここでしか見られない展示が多数

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ひときわ存在感を放っているのが、テーマ4ゾーンにある蒙古船の椗(いかり)です。実際に海から引き揚げた部品から全体を再現したものです。非常に迫力があります。

貴重な国宝・重要文化財など、ここでしか見られない展示が多数
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テーマ3の関連展示室では、遣唐使の積み荷を復元したハンズオン展示があります。

その他にも、注目の沖ノ島で発掘されたものや、ここでしか見ることのできない葛飾北斎の肉筆画など、貴重な文化財の展示が多数あります。

貴重な国宝・重要文化財など、ここでしか見られない展示が多数
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その他、「九州国立博物館」では、文化財保存修復施設で修復作業を行っている様子などを見学できる「バックヤードツアー」が毎週日曜時の14時から開催されています。館内のボランティアが案内します。また、毎週金曜日・土曜日は20時まで開館していますが、第一土曜日の18時からは「夜の博物館たんけん隊」と称してナイトツアーを実施しています。

貴重な文化財にふれ、いろいろ学べて楽しめる「九州国立博物館」。ゆったりとした空間の中で歴史の時間を旅行する気分を味わってみませんか。

九州国立博物館の基本情報

住所:福岡県太宰府市石坂4-7-2
電話番号:050-5542-8600(NTTハローダイヤル)
アクセス:「西鉄福岡駅」から西鉄大牟田線で「西鉄二日市駅」へ、西鉄太宰府線に乗り換えて約5分「西鉄太宰府駅」下車、徒歩約10分

2019年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2019/01/09 訪問

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