写真:河合 理恵
地図を見る西ノ島へのアクセス方法は、船便のみ。フェリーまたは高速船で向かいます。高速船なら本土の境港または七類港から約2時間、フェリーなら約2時間半の船旅。もしくは、隠岐の島からフェリーで約1時間半。
写真:河合 理恵
地図を見るフェリー「しらしま」には、ゲゲゲの鬼太郎デザイン。境港港には水木しげるロードがあり鬼太郎たちのモニュメントが多くありますが、こちらのフェリーにも鬼太郎と仲間たちがいるのですね。
写真:河合 理恵
地図を見る西ノ島は、島根半島から約65キロ離れた場所にある隠岐諸島のうちのひとつで、昭和38年に大山隠岐国立公園に指定され、特別保護地区となっています。また、豊かな自然が残るエリアとして世界ジオパーク認定を受けています。
隠岐国賀海岸は“島前カルデラ”と呼ばれる、高さ100メートル以上の断崖が続くエリアで、自然が作り出した絶景が楽しめます。
写真:河合 理恵
地図を見るそんな西ノ島で一番のフォトスポットは、なんといっても隠岐国賀海岸にそびえたつ「摩天崖」。高さ257メートルもある崖で、ほぼ垂直に切り取ったような崖になっています。視界を遮るような背の高い人工物がないので、摩天崖からは抜け感のある絶景を楽しむことができます。
写真:河合 理恵
地図を見る摩天崖には遊歩道があるのですが、実は牛や馬が放牧されているのです。ふと周りを見ると、牛や馬が遊歩道を悠々と歩いてくることも。
写真:河合 理恵
地図を見る摩天崖遊歩道は、摩天崖から国賀神社までのほぼ一本道。摩天崖からスタートすれば、ほぼ下るだけのらくらくコースに。また、国賀神社からスタートして、断崖を制覇する気分を満喫するもよし。ところどころに絶景ポイントがあるので、のんびりと歩きましょう。
写真:河合 理恵
地図を見る摩天崖と国賀神社とのほぼ中間にある広場風のエリア。黒く大きな物は、放牧されている黒毛和牛の子牛たち。小さな黒は人なのです。広大な土地ですが、切り立つ崖にあるので海や牛馬に見とれて崖に近寄りすぎないようにご用心を。
写真:河合 理恵
地図を見るこの中間地点から摩天崖を見ると、摩天崖がほぼ直角に切り立った崖だということがよくわかります。
写真:河合 理恵
地図を見る摩天崖遊歩道沿いにある、今しか見られない絶景スポットが「通天橋」。大地が浸食により削られたために、その地層がはっきりとわかります。年々少しずつ浸食が進み、先日には橋の中央部分が大きく崩落してしまいました。現在の形の通天橋が見られるのは、今だけかもしれません。
写真:河合 理恵
地図を見る通天橋沿いの海を見ると、その透明度の高さに目を見張ります。底の石までよく見える、少し緑がかった青い海の美しさに見とれてしまいます。
写真:河合 理恵
地図を見る日々浸食が進んでいるので、数年後には風景が変わってしまうかもしれません。ぜひ今の絶景を見に訪れてください。
写真:河合 理恵
地図を見る摩天崖遊歩道は頂上付近だけではなく、ふもとにも絶景ポイントがあるのです。摩天崖遊歩道のふもとには「国賀神社」があります。神社はこじんまりとしているのですが、その周りにも絶景ポイントが。
写真:河合 理恵
地図を見る国賀神社周辺に連なる不思議な岩々。隠岐の島にある「ローソク岩」が有名ですが、西ノ島には「ローソク石」なる岩があるのです。季節によっては夕日がちょうど落ちてきて、まるでローソクのようになります。
写真:河合 理恵
地図を見る西ノ島の絶景スポット「国賀海岸」沿いのハイキングをご紹介しました。摩天崖から国賀神社までの下りコースなら、のんびり歩いて一時間くらいのらくらくコース。体力に自信がない方もぜひチャレンジしてみてください。
住所:島根県隠岐郡西ノ島町美田
電話番号:08514-6-0101
アクセス:別府港より車で約30分
2019年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事を書いたナビゲーター
河合 理恵
トラベルフォトライター/インスタグラマー。旅とグルメと絶景が好きで、国内旅行は年間20回から30回ほど。宇都宮生まれ宇都宮育ちで、栃木県を拠点に全国を旅しています。写真に定評があり、旅先でカメラを預け…
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