「ヤオ」は2019年1月時点で営業中のバンコクのホテルで最新のホテル「バンコク マリオット ホテル ザ スリウォン」33階に位置するルーフトップバー。場所はシーロム通りと並行するスリウォン通りにありますが、歓楽街として知られるパッポン通りから離れたチャオプラヤー川に近いエリアで、周囲には目立つ商業施設がないため非常に静か。高速道路から近いため宿泊客には空港からの行き来が渋滞で車が動かなくなる「バンコク渋滞地獄」を避けられるホテルとしても高評価を得ています。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見る「ヤオ」はチャイニーズレストランとルーフトップバーに分かれていて、食事がしたい人は1階下のレストランへ。エレベーターはレストランのエントランスに到着するので、バーへは、レストランのエントランスから更に光り輝く階段を上り向かいます。バンコクのルーフトップバーは、その場所へ向かうまでの演出がどこもドラマティックでわくわく。
階段を上り終え開けるバンコクの摩天楼、チャオプラヤー川の雄大な姿には、誰もが思わずため息をついてしまいます。まだゲストが少ない穴場のバーだけに、景色が人で見えない・・・なんて、他のルーフトップバーでありがちなことはありません!
写真:吉田 彩緒莉
地図を見るおすすめの時間はやはり夕刻から。太陽がチャオプラヤー川に沈み、街に灯りがともり始める光景は幻想的です。
話題のバンコクで一番高いビル「マハナコーン」もきれいに見えます。マハナコーンの展望台は大行列の賑わいで、ひどい時は1時間近く並び眺望にありつけるのはわずか数分。それに比べたら・・・ここは天国かも。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見るフロアが三段階に分かれたルーフトップバー。最上階から二段に分かれて好きなシチュエーションで飲めます。今のところ、ゲストが多くないので、ゲストリレーションも一つのフロアに人がまとまらないように、バランスよくゲストを配してくれます。他のルーフトップバーではこうはいきませんよ。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見る最上階フロアから見ると、ほかのフロアのゲストが楽しそうに夜景を眺める様子が見てとれます。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見る遠くワットアルンやワットポー、王宮の夜景まで見渡せるので、旅の思い出話が盛り上がることでしょうね。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見る完全に観光地化され、いついっても人だらけのステイトタワーの「スカイバー」、「バンヤンツリーの「ムーンバー」、バンコクマリオットスクンビットの「オクターブルーフトップラウンジ&バー」と比較すると、ワインもカクテルもかなり良心的。混雑の中、高価すぎるドリンクを飲むという感覚に、げんなりしてしまう人には「ヤオ」は最高の環境!
写真:吉田 彩緒莉
地図を見るどれだけ席にゆとりがあるかというと、ステイトタワーやリバーサイドを望む絶景シートでも、これだけゆとりがあります。バンコクの夜の静かな語らいに最適な隣席とのゆとりある配置は、プライバシーが保たれて素晴らしい配慮。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見るホテルからわざわざ出かけると深夜移動も心配だし、これだけ席にゆとりがあるので、周囲を気にせずゆったりと過ごせて最高・・・といった一人旅女性の声も。
特にバンコク マリオット ホテル ザ スリウォンに宿泊した人ならマストで訪れたいルーフトップバーです。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見るカップルも気兼ねなくまったり。この寛ぎ感は観光地化してしまったルーフトップバーでは到底無理。本当の意味で穴場です。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見るルーフトップバー「ヤオ」はレストランのコンセプトに合わせたモダンチャイニーズのインテリアやデザインで統一されています。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見るスタッフのユニフォームもチャイナテイスト。バーカウンターには細やかな透かし彫りが施され、何一つ手を抜かないデザインセンスが光ります。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見るロイカトーンやカウントダウンなど、フェスティバルシーズンにはチャオプラヤー川を花火が彩るバンコク。「ヤオ」はチャオプラヤー川の夜景もばっちり見えるので、花火もきれいに眺めることができます。川沿いのカウントダウンイベントや、ルーフトップバーには観光客が溢れかえりますが、ここはまだ穴場です。他のルーフトップバーのように「観光名所」にならないうちに、真のバーの良さを楽しみに行きましょう。
実のところ「ヤオ」が他のルーフトップバー同様、観光地化されてしまうのは本当にさみしいので、教えたくないバーの一つだったのですが。「ルーフトップバーで静かに飲みたい」という同じ望みを持っている方も多いはず。スタッフの心配りや、隣の席の人との間隔を思い切ってあけた思いやりある座席配分に、こんなに心地よい空間を知らせずにいるのはもったいないと思いご紹介した次第。
バンコク最終日や、特別な日に、バンコクの夜景を眺めながら静かに語り合いたい人は、穴場のルーフトップバーを狙いましょう。他の記事でいくつか観光地化されていない穴場のルーフトップバーをご紹介しているので、関連MEMOからご参照くださいね。
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