写真:やま かづ
地図を見る地中海に浮かぶ小島、マルタ共和国の首都ヴァレッタ(バレッタ)の街は、16世紀半ば、外部からの侵入を阻止するために城壁で囲まれ、街全体が要塞のようになっています。そのため、平和が訪れた今でも歴史的な建造物が多く残されており、ユネスコの世界遺産に登録されました。
そんなヴァレッタの港を見下ろすことができる高台に建っているのが「グランドハーバー ホテル」です。石造りの歴史ある建物に宿泊施設としての改装をほどこし、現在は4つ星のホテルとして、世界各地から旅行者を迎え入れています。
写真:やま かづ
地図を見る「グランドハーバー ホテル」は7階建てで、客室は全部で30室あり、どの部屋も落ち着いた装飾や調度品で整えられています。
また、ほとんどの部屋にはバルコニーが設置されています。そのため、ヴァレッタの古い街並みやグランドハーバーの美しい風景を部屋の中にいながらにして十分に楽しむことができるんです。
写真:やま かづ
地図を見る「グランドハーバー ホテル」では、宿泊者に無料で朝食ビュッフェがサービスされます。客室が全部で30室しかなく、宿泊者数から考えると、それほど豪華な朝食ビュッフェは期待できないかなと思いきや、実はなかなかのものなんです。
特にチーズやハム・ベーコンの種類の多さには脱帽!マルタ人の食に対する意欲とゲストに対する心遣いを感じます。
写真:やま かづ
地図を見る7階建ての「グランドハーバー ホテル」の屋上にはテラスが設置されています。ヴァレッタの主要な港であるグランドハーバーが一望でき、港をゆっくりと航行する豪華客船や対岸のカーディオーラ公園、聖アンジェロの砦なども見えます。
そんな風景が望めるだけでも、このホテルに泊まった価値があるというものです。
テラスには、テーブルのほかにリクライニングチェアも設置されています。天気のいい日には時の流れに身を任せて、ゆっくりのんびり過ごしたいものです。
写真:やま かづ
地図を見る「グランドハーバー ホテル」は、ヴァレッタのメインバスターミナルから徒歩約10分の距離にあります。
しかし、起伏の多いヴァレッタの街なかでは、大きな荷物を持って歩くのは大変です。そんなときに使えるのが、ループ運行している小型バスです。メインバスターミナルを起点にして、ヴァレッタの主要なポイントを一方向につないでいます。
<バスターミナル−「グランドハーバー ホテル」間のバス情報>
路線番号 / 133
運行時間 / 6:00〜22:00(30分ごと)
ホテルの最寄りバス停 /
バスターミナルからホテル「GANC」で下車
ホテルからはバスターミナル「BARRAKKA」から乗車
料金 / 1.5ユーロ(10月中旬〜6月中旬)、2ユーロ(その他夏期シーズン)
「グランドハーバー ホテル」は、要塞都市ヴァレッタのまちのシンボルともなっているシティゲートからほど近いところに立地しています。
ヴァレッタのメインストリートであるリパブリック通りや主要な観光スポットの一つ「聖ヨハネ大聖堂」にも隣接しており、とにかく何をするにも便利です。
また、前述のとおり、ループバスのバス停からも近いため、大きな荷物があっても困りません。
世界遺産のヴァレッタで泊まるなら「グランドハーバー ホテル」で決まりでしょう。
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この記事を書いたナビゲーター
やま かづ
プライベートでの渡航歴は、東南アジアを中心に200回以上、渡航国はのべ350カ国を数えます。海外旅行の趣味が高じて機内食会社に勤務、航空会社のさまざまな機内食に接し、世界各国の食習慣や食文化を学びまし…
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(2025/2/17更新)
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