房総に可愛い春が来る!「おんじゅくまちかどつるし雛めぐり」

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房総に可愛い春が来る!「おんじゅくまちかどつるし雛めぐり」

房総に可愛い春が来る!「おんじゅくまちかどつるし雛めぐり」

更新日:2019/01/26 13:46

やた 香歩里のプロフィール写真 やた 香歩里 鈍足の旅人、地域の魅力発掘人、駅徒歩絶景ハンター

千葉県夷隅郡御宿町は、房総半島の南東部に位置し、美しい御宿海岸の砂浜と、童謡「月の沙漠」の発祥の地として知られる町。この町では早春に可愛い雛祭りが開催されます。それが「おんじゅくまちかどつるし雛めぐり」。町中が可愛いつるし雛でいっぱいになります。見ているだけで温かい気持ちになれる、素朴で愛らしいお雛様に会いに出かけてみませんか?

心も華やぐつるし雛の愛らしさ

心も華やぐつるし雛の愛らしさ

写真:やた 香歩里

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「つるし雛」とは、お雛様や魚、動物や縁起物などの人形を紐で繋いでつるす雛飾りです。カラフルでいろんな形があり、可愛らしくとても華やか。御宿町では、毎年2月中旬〜3月上旬に「まちかどつるし雛めぐり」が開催され、海岸に近い「月の沙漠記念館」と、JRの線路に近い「手づくりの蔵」の2つをメイン会場に、2019年は町内の30店舗が参加してイベントを盛り上げます。

※写真の作品はすべて2018年開催時のものです。

心も華やぐつるし雛の愛らしさ

写真:やた 香歩里

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月の沙漠記念館は、童謡『月の沙漠』の作詞者である詩人・加藤まさを氏の作品や資料を展示している記念館です。こちらでは「雛めぐり」の期間中、主に1階の企画展示室にてつるし雛を展示しています。

もちろん通常の資料の展示もしているので、『月の沙漠』ファンの方は資料もお楽しみください。ミュージアムショップにはたくさんの『月の沙漠』グッズも販売されています。

「月の沙漠記念館」では多彩なつるし雛がお出迎え

「月の沙漠記念館」では多彩なつるし雛がお出迎え

写真:やた 香歩里

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企画展示室はにつるし雛がいっぱいにつるされていて、とてもカラフル! 手前右の青いつるし雛は“御宿ブルー”という、御宿の海の色をイメージした鮮やかな青をテーマカラーに作られています。御宿町ならではのオリジナリティーも出しつつ、数えきれないほどのつるし雛が彩鮮やかに展示されています。

「月の沙漠記念館」では多彩なつるし雛がお出迎え

写真:やた 香歩里

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つるし雛は1つ1つ見ていくと、本当にバラエティに富んでいます。人形もあれば、鳥やうさぎ、花や魚、毬やひょうたんなど、驚くほどたくさんの形があります。これらのモチーフは、たとえば、桃は女の子を厄を払うもの、うさぎは神様のお使い、桜は可愛い女の子に育つように、など、それぞれに願いが込められています。

「月の沙漠記念館」では多彩なつるし雛がお出迎え

写真:やた 香歩里

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これらの意味は会場でも紹介されていますので、実物と見比べてみてください。とにかく華やかで可愛らしく、見れば見るほど発見があります。

また月の沙漠記念館では、つるし雛の展示だけでなく、販売や制作体験も行っています。

<月の沙漠記念館の基本情報>
住所:千葉県夷隅郡御宿町六軒町505-1
電話番号:0470-68-6389
営業時間:9:00〜17:00(最終入館16:30)
アクセス:御宿駅より徒歩約10分

町中の個性的なつるし雛を見て回ろう!

町中の個性的なつるし雛を見て回ろう!

写真:やた 香歩里

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メイン会場以外でも、2019年は観光案内所や旅館・お店など30店舗でつるし雛を飾ります。お店で飾っているものは、基本的にそのお店の方が作られたもの。お店による個性も感じながらご覧になってください。

町中の個性的なつるし雛を見て回ろう!

写真:やた 香歩里

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ほとんどが個人商店なので、ちょっと入りにくく感じることもあるかもしれませんが、その時は「つるし雛を見せてください」と声をかけてみてください。みなさん、快く対応してくださいますよ。

町中の個性的なつるし雛を見て回ろう!

写真:やた 香歩里

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色や柄の組み合わせに個性があり、同じモチーフでもそれぞれに印象が違います。伝統的な形だけでなく、オリジナリティーに溢れるものもあり、このような小物が好きならいつまでも見ていられそう。販売しているお店もありますから、気に入ったものがあれば、お店で尋ねてみてください。

「手づくりの蔵」はノスタルジックな空間も素敵

「手づくりの蔵」はノスタルジックな空間も素敵

写真:やた 香歩里

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こちらはメイン会場の1つ「手づくりの蔵」です。こちら、蔵の外にも飾られていますが、中ではもっとたくさんのつるし雛が見られます。時間がなくてたくさんの店舗は回れない、という方は、「月の沙漠記念館」と「手づくりの蔵」を見ることをお勧めします。この2カ所はつるし雛の種類が多く、凝ったものもたくさんあるので特に見ごたえがあります。

「手づくりの蔵」はノスタルジックな空間も素敵

写真:やた 香歩里

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蔵の中という灯りの少ない空間が、むしろ幻想的な雰囲気をつくり出しています。

2007年に始まった「まちかどつるし雛めぐり」も、2019年で13回を数えます。もともとは、御宿町商工会女性部の活動の1つとしてつるし雛を作り始めたのが始まりでした。出来上がったつるし雛はとても可愛らしく大好評! 作ってみたいという人が増えていき、その輪がどんどん広がって、やがて町のイベントとして年々成長していきました。

「手づくりの蔵」はノスタルジックな空間も素敵

写真:やた 香歩里

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可愛らしいつるし雛ですが、その由来は江戸時代後期にさかのぼります。当時、雛人形は大変高価なもので、相当裕福な家でなければ飾ることはできませんでした。それでも娘のために初節句の祝いをしてやりたいと、手作りの雛人形をつるしたのが始まりで、伊豆の稲取温泉の「雛のつるし飾り」がその発祥と言われています。可愛いだけではなく、一針一針愛情を込めて作られるつるし雛。だからこそ、心が温かくなるような優しさが伝わってくるのかもしれませんね。

<手づくりの蔵の基本情報>
住所:千葉県夷隅郡御宿町久保2124
営業時間:9:00〜17:00(最終入館16:30)
アクセス:御宿駅から徒歩約8分

月の沙漠記念像も必見!「かつうらビッグひな祭り」との連携も

月の沙漠記念像も必見!「かつうらビッグひな祭り」との連携も

写真:やた 香歩里

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御宿海岸には、月の沙漠をラクダを並べて歩く王子様とお姫様の銅像「月の沙漠記念像」が建っています。絶好のフォトスポットになっているので、ぜひ写真に収めてください。月の沙漠記念館からすぐのところにあります。

月の沙漠記念像も必見!「かつうらビッグひな祭り」との連携も

写真:やた 香歩里

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つるし雛は毎年同じものを飾っているわけではなく、年々新しいものを増やしています。2019年は年号が変わる年だということから、「新生」をテーマとして掲げています。また、毎年干支のつるし雛を作成するのですが、2019年は亥年にちなみ、可愛らしい「うり坊」(イノシシの子)のつるし雛が飾られる予定。ぜひ探してみてください。

お隣の勝浦市の「かつうらビッグひな祭り」(2019年2月22日〜3月3日開催)とも連携し、2つのイベントが重なる期間は両会場を結ぶ無料シャトルバスも運行される予定です。御宿町の可愛らしいつるし雛と、勝浦市の正統派のお雛様、それぞれに趣が違いますので、ぜひ両方のイベントを楽しんでください。

おんじゅくまちかどつるし雛めぐりの基本情報

開催期間:2019年2月16日(土)〜3月3日(日)
展示時間:会場により異なる
問い合わせ先:
<御宿町商工会>0470-68-2818
<御宿町観光協会>0470-68-2414

2019年1月現在の情報です。最新情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/03/02 訪問

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