写真:陽月 よつか
地図を見る年間を通して花の咲き誇る神戸布引ハーブ園には、年に一度だけ夜明け前の暗いうちからロープウェイに乗車できる日があります。それは一年の始まり、1月1日。
実は神戸布引ハーブ園は雄大な初日の出スポット、神戸の海や街を染める朝日を標高400mの高さから眺めることができるのです。そのため元旦のみ特別に施設は早朝6:00オープン。初日の出予想時刻は例年7:00前後となるので、その一時間前から開館となるわけですね。同時に早朝からカフェや温室も営業開始となり、温かい飲み物やお正月限定メニューも登場。神戸布引ハーブ園のお正月が始まります!
写真:陽月 よつか
地図を見る山麓のロープウェイ乗り場前には、山頂の様子を告知するボード。まだ薄暗い元旦の冷たくもきりりとした空気の中、一年の始まりを告げる朝日に期待が高まります。また初日の出のおすすめビューポイントや温かい飲み物の販売場所なども、ロープウェイ乗車前からチェックできますよ。(ボードの情報は2019年元旦時)
写真:陽月 よつか
地図を見る初日の出を見に行くなら、ロープウェイは終点「山頂駅」まで登ってしまうのがおすすめ。園内でも特に雄大な初日の出が眺められるビューポイントは2カ所あり、どちらも山頂駅からの方が近いのです。1つは山頂駅から展望プラザを抜けた先にある展望エリア「森のホール2階テラス」、もう1つは山頂駅から10分ほど山を下ったグラスハウスエリアにある「テラス」。
写真:陽月 よつか
地図を見る初日の出の前に、美しい暁の空を山頂から見渡すことができるのもこの日だけの特権です。特に夜明け前の美しい神戸の夜景は必見! 朝焼けに染まりながらキラキラと輝く神戸100万ドルの夜景は、まるで新たな一年を祝福してくれるかのようですよ。
東の空が白み始めたら、ビューポイントで観測準備を! 日の出は待ってくれません。2カ所のビュースポットのどちらから眺めるのか、先に決めて移動しておきましょう。
より高い場所から日の出を見渡したい方は「森のホール2階テラス」へどうぞ。森の木立の香りに包まれて初日の出を眺めることのできる人気エリアです。ホール内も開放されているので、寒くなったら室内で休憩もできますよ。
写真:陽月 よつか
地図を見るよりパノラマ感のある初日の出を見たいなら、グラスハウスエリア「テラス」がベスト! 横一面に神戸の海が大きく広がり、大空や海原ごとゆったりと初日の出を観ることができますよ。
写真:陽月 よつか
地図を見る「森のホール2階テラス」「テラス」のどちらからも、視界は広々として遮るものなし。地平線から日の出までまっすぐに見通す雄大な景色を、広々と楽しむことができますよ。年始の清々しい大気に大きく深呼吸すれば、ハーブの優しい香りが胸いっぱいに広がります。
写真:陽月 よつか
地図を見る初日の出は見たいけど寒いのは苦手、そんな方は「ザ・ヴェランダ神戸」2Fカフェラウンジへどうぞ。元旦の朝、「ザ・ヴェランダ神戸」は1F・2Fとも6:00〜8:00の間のみ特別オープン。1Fテラスでは温かい飲み物のテイクアウトが、2Fカフェラウンジでは室内からゆったりと初日の出鑑賞ができるのです。窓越しとは言え、暖かい場所で座って初日の出を眺められる余裕は大きい!
写真:陽月 よつか
地図を見る元旦の朝、2Fカフェラウンジで利用できる席は窓際のみ。「窓から遠い席で初日の出がよく見えなかった」なんてことのないよう、贅沢にも特等席だけの営業となるのです。温かいハーブティーやコーヒー、ジュースなどをいただきながらのラグジュアリーな初日の出鑑賞…、これは幸先が良いに違いありません!
写真:陽月 よつか
地図を見る山頂エリアにある「神戸菓子工房 ハニーデュウ」も早朝6:00からオープン。こちらではお正月だけの限定メニューが登場します。特に兵庫県産のはちみつと刻みショウガ入りで、身体をしっかり暖めてくれる「はちみつ甘酒」はお正月にぜひいただきたいメニュー。またオーガニックコーヒーやハーバルレモネード、ポテトやホットドックなどの通常メニューも早朝から販売となります。
写真:陽月 よつか
地図を見る初日の出を眺めた後、園内は夕方まで営業。いったん退園することなく、そのまま園内散策を楽しむことができますよ。神戸布引ハーブ園のお正月は、美しい蝋梅やスイセン、ビオラなどの冬の花が花盛りです。どうぞ華やかな新年を楽しんでくださいね。
住所:兵庫県神戸市中央区北野町1-4-3
電話番号:078-271-1160
アクセス:新幹線・神戸市営地下鉄「新神戸駅」徒歩約5分
2019年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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