写真:結月 ここあ
地図を見る会場となっている百段階段は、1935年に建てられた「ホテル雅叙園東京」の現存する唯一の木造建築で、東京都の有形文化財に指定されてます。
昭和の竜宮城と呼ばれ、四季の花鳥画や美人画などが描かれた趣向の異なる7部屋を、99段の階段廊下が繋いでいます。装飾の破格な豪華さから、東京観光の人気スポットになっています。
写真:結月 ここあ
地図を見る日本各地の歴史ある雛人形を紹介する「百段雛まつり」は、2020年で11回目。毎年テーマとなる地域を変えて、累計来場者数が60万人ほどの人気イベント。雅なお雛様の名品が有形文化財の「百段階段」に飾られます。
2020年は鳥取・島根・山口の3県「出雲・因幡・萩のひな紀行」。神話をモチーフにしたものや、天皇陛下即位式で話題になった三種の神器や草薙の剣にまつわる場面などが随所にちりばめられています。
「十畝の間」には、令和初の開催を記念して、時代の遷り変わりを感じる江戸から令和までの時代雛を展示。軍服を着た珍しい雛は、明治天皇と昭憲皇太后を模したお雛様で、洋装に椅子といった明治時代を象徴する出で立ちの変わり雛。
写真:結月 ここあ
地図を見る平成の皇太子両殿下の婚礼雛(写真左)、令和の天皇陛下が皇位継承された宮中祭祀の大嘗祭にてお召しになった麁服(あらたえ)を着た雛人形(写真右)も展示されています。
写真:結月 ここあ
地図を見る百段階段の中でも特に華やかな「漁礁の間」では、出雲や因幡の神話などを織り込んだ雅な世界が展開されています。人形だけでも約698体、全てを数えると1000体以上が広い座敷いっぱいに広がります。
写真:結月 ここあ
地図を見る座敷雛は、過去2回展示され人気を集めました。2020年は百段メモリアルとして、特別再現しています。それぞれ違う人形の表情や、情景や物語などが感じられ、まるで絵巻を見ているようです。
写真:結月 ここあ
地図を見る純金箔、純金泥、純金砂子で仕上げられ、彩色木彫と日本画が印象的な漁礁の間とお雛さまのコラボは、華やかです。
写真:結月 ここあ
地図を見る「草丘の間」では2020年初の試みで、桃の節句のテーブルコーディネート「雛のしつらい」をテーマに、自宅のリビングや玄関でも飾れる雛飾りで、現代の生活と楽しむお雛様を紹介しています。
写真:結月 ここあ
地図を見る1月24日(金)〜2月14日(金)までの期間限定で、お茶とお菓子を召し上がることができる「ひな茶房」もオープンします。
ひな茶房は別途に1000円(税込)で、薄茶とお菓子を頂けます。
<ひな茶房の基本情報>
開催期間:2020年1月24日(金)〜2月14日(金)
写真:結月 ここあ
地図を見る国内外で活躍されるインテリアコーディネーターの石橋とみ子氏監修のもと、素敵な雛のしつらいが展示されています。
写真:結月 ここあ
地図を見る「静水の間」には、米子の豪商が第一級の大工によって造らせた大きさが2メートルに及ぶ大型の御殿飾りが展示されています。この御殿は分解して2つの木箱に収まるそうです。
写真:結月 ここあ
地図を見る京都から取り寄せたといわれる人形は、衣や顔つき・表情も違うので、じっくりみると面白いですよ。建物も精巧で目を奪われます。
写真:結月 ここあ
地図を見る「星光の間」には、萩のお雛様が展示されています。豊かな商人の家に飾られた豪華な段飾りは、城下町萩ならではの物。
写真:結月 ここあ
地図を見る段飾りの上には、絢爛豪華な御殿が飾られています。
写真:結月 ここあ
地図を見る雛の世界へ入り込める体験フォトスポットも登場。絢爛豪華な打掛を羽織って撮影もできますよ。
百段雛まつりを楽しんだら、昭和の竜宮城と呼ばれる館内を探索してみましょう。美人画や花鳥画がここかしこに描かれ、トイレの中までも螺鈿細工を惜しげもなく使った豪華な世界に驚かれることでしょう。SNS映えスポット満載で、美味しいランチも味わえます。
東京観光のひとつに「ホテル雅叙園東京」はいかがですか。
なお百段雛祭りの会場は、お雛さまが乾燥を嫌うため、暖房は入っておりませんので、暖かくしてお越しください。厚手の靴下などをお持ちになるといいですよ。
2020年の百段雛まつりは、嬉しいことに全館撮影OKとなりました。また、雛のしつらいをテーマのテーブルコーディネートが見れたり、お雛様を見ながらお茶を頂けたり、打掛を着ることができたりと楽しめますよ。
後半は混雑が予想されますので、お早目の来場がおすすめです。
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(2024/3/19更新)
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