ホテル雅叙園東京に1000点ものお雛様が集結「百段雛まつり2019」

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ホテル雅叙園東京に1000点ものお雛様が集結「百段雛まつり2019」

ホテル雅叙園東京に1000点ものお雛様が集結「百段雛まつり2019」

更新日:2019/01/20 22:35

結月 ここあのプロフィール写真 結月 ここあ 旅行ブロガー

東京・目黒の創業90周年を迎えた日本美のミュージアムホテル「ホテル雅叙園東京」では、「百段雛まつり」が2019年3月10日まで開催されています。今回は青森・秋田・山形から大名家や旧家に伝わる雅なお雛様が一同に集まりました。見所は全長16メートルにもなる雛道具や高さ2メートルに及ぶ段飾りなど、東京都指定有形文化財「百段階段」でのコラボ!それは素晴らしい百花繚乱の世界をご覧いただきましょう。

青森・秋田・山形がテーマ

青森・秋田・山形がテーマ

写真:結月 ここあ

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会場となっている百段階段は、1935年に建てられ「ホテル雅叙園東京」の現存する唯一の木造建築で、東京都の有形文化財に指定されてます。昭和の竜宮城と呼ばれ、四季の花鳥画や美人画などが描かれた趣向の異なる7部屋を、99段の階段廊下が繋いでいます。
装飾の破格な豪華さから、東京観光でも人気があります。

青森・秋田・山形がテーマ

写真:結月 ここあ

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日本各地の歴史ある雛人形を紹介する「百段雛まつり」は、2019年で10回目。毎年テーマとなる地域を変えて、これまでに20を超える地域からお雛様が百段階段にやってきました。累計来場者数が55万人ほどの人気イベントです。
2019年は、青森・秋田・山形をテーマに、旧家に伝わる優麗な古今雛から、高さ2メートルを越える圧巻の段飾り、手のひらにおさまる小さな雛道具まで、雅なお雛様の名品がなんと約1000点も有形文化財の「百段階段」に飾られます。

23面の鏡板に荒木十畝(あらきじっぽ)による四季の花鳥画が描かれた「十畝の間」に展示されているのは、絢爛豪華な青森・八戸の『遠藤家のお雛様』です。優雅なお雛様と雛道具が十畝の間に映えます。

青森・秋田・山形がテーマ

写真:結月 ここあ

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青森・七戸の旧家『盛田家のお雛様』は、江戸後期のもので、前列にいる弦楽器を演奏する三弦の人形は、とても珍しいです。

まさに雛御殿

まさに雛御殿

写真:結月 ここあ

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百段階段の中でも特に華やかな「漁礁の間」では、盛大な雛まつりが行われる『山形・酒田のお雛様』を展示。雛人形とともに「傘福」も飾られています。傘福は日本三大つるし飾りのひとつで、子供の成長・夫婦円満・無病息災を祈願しています。
こちら漁礁の間のみ、撮影が可能になっています。

まさに雛御殿

写真:結月 ここあ

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200種類にも及ぶ傘福の細工にはそれぞれ意味があって、巾着はお金持ちに、座布団はお座りが早くできるように、軍配は勝負に強くと、一針一針心を込めて縫い上げて奉納します。

まさに雛御殿

写真:結月 ここあ

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こちらは小さな元禄時代の菱雛。

全長16メートルもある雛道具

全長16メートルもある雛道具

写真:結月 ここあ

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「草丘の間」の展示は、弘前藩主であった「津軽承昭(つぐあきら)伯爵」が明治後期に誂えたものと伝えられる『蠟色笹唐草御紋付雛道具(ろいろささからくさごもんつきひなどうぐ)』で、関東初公開。

全長16メートルもある雛道具

写真:結月 ここあ

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大名家の姫君の華やかな生活を垣間見ることができる婚礼調度の数々は圧巻。全てを並べるとなんと全長16メートルにもなる素晴らしいものです。さすがに16メートルを並べられないので、区切って展示されています。

全長16メートルもある雛道具

写真:結月 ここあ

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こちらは、「星光の間」に展示された『秋田・由利本荘の六郷家の極小雛道具』で、御輿・黒棚・箪笥・薬缶や田楽火鉢まで生活に必要だったものが揃っています。約50種類、総数でおよそ450個もあり、黒漆に牡丹唐草の金蒔絵が施され、精巧な作りに驚かされます。

百歳雛もある

百歳雛もある

写真:結月 ここあ

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「清方の間」には、山形・酒田『加藤家のお雛様』。高さ40cmを越える江戸後期の古今雛です。よく見るとガラス製の玉眼の目が嵌め込まれています。

百歳雛もある

写真:結月 ここあ

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雅楽を演奏する5人の楽人たちの表情の豊かさ、演奏に合わせて華麗に胡蝶を舞う舞人。ともに白髪になるまで元気に暮らせるようにと、百歳(ももとせ)雛も並びます。

屏風には、清水寺をはじめとした京の都が描かれています。

百歳雛もある

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天保三年(1832年)創業の御菓子司「小松屋」のお雛菓子は、その美しさで全国に名が知られています。全て職人の手で店伝来の木型から作られるお菓子で、ひとつとして同じ表情のものはないとか。可愛くて優しくて、食べてみたくなりますね。

癒しのお雛様たち

癒しのお雛様たち

写真:結月 ここあ

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「頂上の間」には津軽の郷土玩具『下川原焼のお雛様』。色鮮やかに彩色された人形や、鳩笛・縁起物など様々なモチーフがあり面白いです。

癒しのお雛様たち

写真:結月 ここあ

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山形・創作人形作家の大滝博子氏の創る『雛のある風景』は、家族で祝う節供や、母と娘の愛のある風景など、表情豊かな人形たちが心を和ませてくれます。

癒しのお雛様たち

写真:結月 ここあ

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百段雛まつりを楽しんだら、昭和の竜宮城と呼ばれる館内を探索してみましょう。美人画や花鳥画がここかしこに描かれ、トイレの中までも螺鈿細工を惜しげもなく使った豪華絢爛な世界に驚かれることでしょう。SNS映えスポット満載で、美味しいランチも味わえます。
東京観光のひとつに「ホテル雅叙園東京」はいかがですか。

なお百段雛祭りの会場は、お雛さまが乾燥を嫌うため、暖房は入っておりませんので、暖かくしてお越しください。厚手の靴下などをお持ちになるといいですよ。

百段雛まつりの基本情報

住所:東京都目黒区下目黒1-8-1
電話番号:03-3491-4111
アクセス:目黒駅(JR山手線・東急目黒線・地下鉄南北線・三田線)より徒歩3分
目黒駅・品川駅から無料ホテルバスあり(詳しくは公式サイト参照)
開催期間:2019年1月18日(金) 〜 3月10日(日) 
※会期中無休
※後半は混雑が予想されますので、お早目の来場がおすすめです

2019年1月の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2019/01/17 訪問

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