「高山」は今も情緒ある古い町並が残るエリア。江戸時代の面影を残す建物が軒を連ねています。
高山を代表するグルメのひとつが「高山ラーメン」です。もともと地元で昔から愛されていたラーメンですが、大ヒットしたアニメ映画で主人公が高山のラーメンを食べていたことから、さらに注目が集まっているようです。鶏ガラベースのあっさりとしたスープと、極細の縮れ麺が特徴ですが、アレンジを加えているお店も多く、個性豊かな高山ラーメンがいただけます。冬の街歩きで冷えた体も、ラーメンを食べれば温まりそうですね。
中華そば 600円(つづみそば)
0577-32-0299
11:30〜14:00、17:00〜22:00頃(毎週火曜日定休)
※売切れ次第終了
高山には散策の途中で手軽に食べられるグルメが豊富にあります。特にジューシーな飛騨牛が入った「飛騨牛まん」、注文を受けてから握るので握りたてをいただける「飛騨牛にぎり寿司」がオススメです。甘くない醤油ダレが特徴の「みたらしだんご」、ロース・霜降り・赤身の3種類から選べる「飛騨牛串焼き」も、ぜひ味わいたい逸品です。
飛騨牛まん 1個500円(牛まん喜八郎 安川本店)
0577-33-4848
10:00〜17:00(火曜定休)
※営業している日もあるので事前の確認をおすすめします(上三之町店もあり)
三種盛り(竹炭塩、生姜醤油、飛騨牛軍艦) 3貫1,000円(こって牛)
0577-37-7733
10:00〜17:00(無休)
みたらしだんご 1本80円〜(陣屋だんご店)
0577-34-9139
9:00〜16:00(毎月第3火曜日定休)
※季節によって営業時間の変動あり
飛騨牛串焼き 1本200円〜(じゅげむ)
0577-34-5858
9:00〜17:00(無休)
冬は新酒を楽しめるシーズン。高山には造り酒屋が多く、毎年冬には古い町並にある老舗の蔵元6軒が1軒ずつ交代で酒蔵を公開していくイベント「酒蔵めぐり」が開催されます。普段は入れない酒蔵の中を見学したり、試飲を楽しんだりできる、日本酒好きには見逃せないイベントです。
詳細はこの記事の終わりにある関連MEMO「酒蔵めぐり」のリンク先をご覧ください。
日本の原風景を感じさせる世界遺産「白川郷」。冬は雪にすっぽりと覆われ、幻想的な雰囲気となります。
白川郷でぜひ味わいたいのが、白川郷平瀬温泉の名物料理「すったて鍋」です。「すったて」とは、祝事や報恩講(浄土真宗の行事)で親しまれていた、汁物の郷土料理のこと。まちおこしのために新たに鍋料理としてアレンジされ、すったて鍋が生まれました。
石臼ですりつぶした大豆に味噌や醤油を加えたスープを合わせ、飛騨牛・根菜・青菜・きくらげなどを加えたすったて鍋は、しみじみとしたどこか懐かしいお味。冬の散策で冷えた体も温まることでしょう。白川村内の旅館や民宿、お食事処でいただくことができます。
すったて鍋 1杯950円(喫茶おお松)
05769-5-2118
10:00〜18:00(水曜日定休)
※すったて鍋の提供は毎週木〜土曜日のみ
続いて白川郷でいただきたいのが「とちもちぜんざい」。この地方でよくとれる栃の実を使ったぜんざいで、とちもちの香ばしさが感じられる人気のメニューです。地元・白川村の食材を、甘くあたたかいぜんざいで堪能してみてください。
とちもちぜんざいセット 900円(喫茶さとう)
05769-6-1432
9:00〜17:00(不定休)
平湯・福地・新平湯・栃尾・新穂高の5つの温泉地からなる「奥飛騨温泉郷」。豊富な湧出量を誇る、全国有数の温泉郷です。
古来より奥飛騨は山椒が有名。奥飛騨産の山椒は特に香り高いとされる地元の名産品で、その歴史は古く、徳川幕府に献上していたことから江戸時代には特産品であったといわれています。宿泊施設の売店などでも販売されているので、おみやげにもピッタリです。
奥飛騨温泉郷の平湯・新平湯温泉で最近注目されているのがスッポン。豊かな自然と温泉を利用してスッポンが養殖されています。スッポンは栄養価が高くコラーゲンもたっぷり。素材を活かしたすっぽん鍋が人気です。
詳細はこの記事の終わりにある関連MEMO「奥飛騨ガーデンホテル焼岳」のリンク先をご覧ください。
湯けむり美人すっぽん鍋 一人前2,000円(奥飛騨ガーデンホテル焼岳)
0578-89-2811
すっぽんと同様に、奥飛騨ではなんとチョウザメも飼育されています。チョウザメから取れる「奥飛騨キャビア」は奥飛騨の注目グルメ。キャビアはクラッカーでいただくのが一般的ですが、こちらのホテルではインド人のシェフが腕をふるっていることから、インド料理のナンと一緒にいただくのが特徴(クラッカーで提供される場合もあります)。瓶詰も販売されているので、奥飛騨みやげにもオススメです。
奥飛騨キャビア&ナン 15g 5,000円(奥飛騨ガーデンホテル焼岳)
0578-89-2811
提供元:八ッ三館
https://www.823kan.com/「飛騨古川」は大ヒットアニメ映画の舞台となって、さらに注目が集まったエリア。古い町並が残る白壁土蔵街をはじめとするスポットに、多くの観光客が訪れています。
散策の時に味わいたいのが、飛騨古川の代表的な郷土料理である「在郷料理(ざいごりょうり)」。在郷料理は昔から飛騨エリアで食べられている「朴葉みそ」をはじめ、地元でとれた山菜や川魚などを使った田舎料理です。今も飛騨古川の旅館やお食事処でいただくことができます。(写真は八ッ三館の朝食でいただける在郷料理)
詳細はこの記事の終わりにある関連MEMO「在郷料理」のリンク先をご覧ください。
飛騨古川は水に恵まれた土地で、造り酒屋が多数。予約をすることで酒蔵の見学や試飲ができる蔵元もあります。「蒲酒造場」は宝永元年(1704年)に創業した蔵元で、地元飛騨エリアのお米「ひだほまれ」を使った「白真弓 純米吟醸 ひだほまれ」をはじめ、スパークリング日本酒のさきがけといった「Janpan(じゃんぱん)」などバラエティー豊かな品種が自慢。「飛騨乃やんちゃ酒」は飛騨古川に住む人々の気質を彷彿とさせる強さと優しさのある味わいで、地元の人にも親しまれています。
白真弓 純米吟醸 ひだほまれ 700円(300ml)〜
Janpan 1,080円(360ml)〜
飛騨乃やんちゃ酒 288円(180ml)〜
白壁土蔵街を歩くときのお供でいただきたいのが「ひだコロッケ」。サクサクのコロッケの中に甘辛い味付けの飛騨牛が入っています。味付けがじゃがいもにも染み込んでいるので、ソースなしでいただけます。1つ120gとサイズは大きめですが、口の中ですっと溶けるような軽い食感なので、気軽に食べられます。
ひだコロッケ 1個220円(ひだコロッケ本舗)
0577-73-3125
10:00〜17:00(火曜日定休)
日本三名泉のひとつに数えられる「下呂温泉」。美肌の湯としても有名なことから、いくつかの宿泊施設やお食事処で美肌に良いといわれる食材を使った「素肌美人スイーツ」が提供されています。
「味噌とチーズのパルフェ」は美肌によいとされる発酵食品、味噌とチーズをかけ合わせたもので、甘みと塩気がほどよく混じったソースが決め手。飛騨の名酒「天領」の甘酒をたっぷり使ったカラフルな「甘酒シェイク」は、抹茶味・トマト味から選べます。温泉に浸かって体の外から、素肌美人スイーツを食べて体の中から、美肌を目指してみては。
味噌とチーズのパルフェ(写真中央) 1杯540円
甘酒シェイク(写真両脇) 1杯432円
(いずれも水明館)
0576-25-2800
下呂温泉でオススメの飛騨牛グルメは「飛騨牛まぶし丼(飛騨牛ひつまぶし)」。飛騨牛がたっぷり載ったごはんはそれだけでもおいしいのですが、お茶(店によっては「だし(出汁)」)をかけるとまた違った味わいを楽しめます。
飛騨牛まぶし丼 1,680円(里の味 せん田)
0576-25-5487
11:30〜14:00、17:30〜22:00(毎週水曜日定休)
観光スポットだけでなくグルメも充実している飛騨路。ぜひたくさんの飛騨グルメを召し上がってみてください。
飛騨へ旅行するなら東海旅客鉄道株式会社が運営する、高山本線・中央本線エリアを巡る列車の旅の情報サイト「Shupo(シュポ)」がおすすめです。首都圏発、関西発などの出発地ごとに高山や下呂の旅館・ホテルと列車が一緒になった旅行商品が選べて、とっても便利。Shupoサイトにリンクされている各旅行会社の予約ページでは、名古屋までの往復新幹線と名古屋駅⇔宿泊エリア駅の特急列車について、利用可能な列車一覧からお好きな時間帯を選ぶこともできます。(ご乗車日によりご利用になれない列車があります。)
今年の冬はぜひ飛騨路へ出かけてみませんか?
【この記事は 東海旅客鉄道株式会社 とのタイアップです】
※記事内の価格は取材時(2019年1月3日〜12日)のものです。今後、変更される場合もあります。
取材・撮影:赤木 リン、一番ヶ瀬 絵梨子、カカミ ユカ(LINEトラベルjp ナビゲーター)
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(2024/3/19更新)
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