写真:沢木 慎太郎
地図を見るタイを代表する観光スポットや昔ながらの風情、世界に名だたる高級ホテルが共存しているのがバンコクのチャオプラヤー川。ゆったりした時の流れが感じられるリバーサイドは、観光化されて治安も良く、ボートに乗るだけで主要なスポットを巡ることができ、初めてのタイ旅行者や海外旅行初心者にもおすすめのエリアです。
“暁の寺”で知られる「ワット・アルン」(Wat Arun)があるのもリバーサイド。「ワット・アルン」は、高さ約80メートルの大仏塔が見どころ。夕暮れも美しく、川沿いにある巨大寺院は、バンコクを象徴する風景のひとつ。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るワット・アルンの大仏塔は、仏教の宇宙観において、世界の中央にそびえるという「須弥山」(しゅみせん)を表しています。ライトアップがひと際美しい。対岸のリバーサイドのレストランから大仏塔を眺め、ディナーを楽しむのもおすすめ。
<基本情報>
住所:Wat Arun, Bangkok
電話番号:+66-22465-5640
アクセス:ワット・アルン(Wat Arun)船着き場すぐ
拝観料金:約170円
拝観時間:7:30〜17:30
写真:沢木 慎太郎
地図を見る「ワット・ポー」(Wat Pho)があるのもリバーサイド。バンコク三大寺院のひとつであるこの寺院は、川をはさんで「ワット・アルン」の対岸にあり、渡し船に乗って行くことができます。
ワット・ポーは、“涅槃仏(大寝釈迦仏)”で知られるバンコク最古の寺院。長さ46メートルの寝釈迦像は定番の観光スポット。黄金に輝きに目を奪われます。また、ワット・ポーはタイ古式マッサージの総本山。仏教の開祖ブッダの主治医から受け継いだ伝統的なマッサージを受けることができます。
<基本情報>
住所:2 Sanamchai Road
電話番号:+66-2226-0369
アクセス:ターティアン(Ta Tein)船着き場すぐ
拝観時間:8:30〜18:30
拝観料金:約700円
写真:沢木 慎太郎
地図を見るバンコク穴場の観光スポットが「パーククローン花市場」(Pak Khlong Talat)。リバーサイドにある花市場はバンコク最大級。100軒ほどの花屋が軒を連ね、蓮やジャスミン、ランなど南国らしい花々がいっぱい。寺院や仏前にお供えする花飾り(プアンマーライ)も美しく、タイならではの文化を肌で感じることができます。
<基本情報>
住所:Chakkraphet Rd
アクセス:タラート船着場すぐ
営業時間:24時間(年中無休)
写真:沢木 慎太郎
地図を見るタイの花を使った「バタフライ・ピー・ラテ」が楽しめるカフェがあるのもリバーサイド。「ブルーホエール・マハラート」(Blue Whale Maharaj Cafe)はワット・ポーにも近く、インスタ映えするフォトジェニックなカフェとしてタイの若者たちにも人気。
<基本情報>
住所:Maha Rat Rd
電話番号:096-997-4962
アクセス:ターティアン船着き場から徒歩約5分
写真:沢木 慎太郎
地図を見るタイの人気カフェといえば「マンゴー タンゴ」(Mango Tango)。本店はサイアム地区ですが、リバーサイドにある「アジアティーク ザ リバーフロント」でも楽しむことができます。場所はチャルン・クルン通り(倉庫1)。
<基本情報>
住所:Asiatique The Riverfront
電話番号:088-2121-966
アクセス:ターティアン船着き場から徒歩約5分
写真:沢木 慎太郎
地図を見るこちらが「アジアティーク・ザ・リバー・フロント」(Asiatique The Riverfront)。海外旅行初心者や子連れ旅行、一人旅の女性も安心して夜遊びができるナイトスポットです。東京ドームの3倍近い広さの敷地は、ファッションや雑貨、コスメ、美容グッズ、石鹸など約1500店舗がぎっしり。
「カリプソ・キャバレー・バンコク」(Calypso Cabaret Bangkok)と呼ばれるニューハーフショーもあり、ゴージャスなショーを楽しむことができます。
<基本情報>
住所:2194 Charoenkrung Road
電話番号:+66-2-108-4488
アクセス:アジアティーク・ザ・リバー・フロント船着き場からすぐ
営業時間:17時ごろ〜24時(年中無休)
カリプソ・キャバレー:ショーは毎日20時15分〜、21時45分〜、料金は約4000円(食事は別)
写真:沢木 慎太郎
地図を見るリバーサイドで新たなナイトスポットといえば「アイコンサイアム」(ICONSIAM)。G階(地上1階)には、“SookSiam”と呼ばれるナイトマーケットが広がり、昼間からタイ名物のナイトマーケットの雰囲気を楽しむことができます。
タイ全土(77県)の名物料理や名産品、お菓子、ファッション、アクセサリー、雑貨、手工芸品などのタイ土産やグルメが集まり、ここだけでタイ全土を観光旅行した気分に。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るアイコンサイアムでは、タイ名物の水上マーケットもデパート内に再現。ベストシーズンの時期や天気、気候に関係なく、いつでも楽しめる穴場のスポット。船に乗って名物料理を作っている姿も見られます。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る写真がバンコクの新観光スポット、「アイコンサイアム」(ICONSIAM)。売り場面積約52万5000平方メートルは、高島屋新宿店(タカシマヤタイムズスクエア)の約10倍。世界の高級ブランドからプチプラな雑貨まで幅広くそろう、東南アジア最大級のショッピングモールです。グルメやタイ土産が充実。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るアイコンサイアムの6階は、穴場のグルメ街。おしゃれなオープンエア形式のレストランもあり、リバーサイドの景色を眺めながら食事することも。圧巻は、2層吹き抜けの空間を流れ落ちる巨大な滝(写真)。滝壺のまわりにはオアシスが広がり、デパート内とは思えないような自然が感じられます。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るおしゃれでインスタ映えスポットが多いのもアイコンサイアム。“ICONLUXE”と呼ばれるゾーンには、世界のラグジュアリーブランドの旗艦店が集合。天井のインテリア(写真)が大胆で美しく、これまでとは違ったタイ旅行を楽しむことができます。
<基本情報>
住所:299 Charoen Nakhon Rd
電話番号:+66-2-495-7000
アクセス:アイコンサイアム(ICONSIAM)船着き場からすぐ
営業時間:10:00〜22:00(定休日なし)
写真:沢木 慎太郎
地図を見るリバーサイドでは、タイ初の水上博物館「シーマハサムット船」(Sri Mahasamut Ship
)もオープン。中世の帆船をイメージした水上博物館で、場所はアイコンサイアムすぐ前。ショッピングの合間に立ち寄るのもおすすめです。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る水上博物館は、タークシン王が創設したトンブリー王朝(1767年〜1782年)の250周年を記念したもの。大砲や銃、香料、香水、インド製の織物など、当時の遺産が展示されています。船内は薄暗く、神秘的。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るリバーサイドにオープンした新たな新名所が「LHONG(ロン)1919」。中国との貿易港として栄えていた古い船着き場をリノベーションしたショッピングスポット。タイへの旅行で、中国風の観光も楽しめます。場所は、アイコンサイアムから一つ目の船着き場。
<基本情報>
住所:Khwaeng Khlong San
電話番号:+66-91-187-1919
アクセス:LHONG1919船着き場からすぐ
営業時間:8:00〜20:00
バンコクの空港(スワンナプーム国際空港、ドンムアン国際空港)からバンコク市内のリバーサイド(チャオプラヤー川)への行き方は、スカイトレインのBTSが便利。「BTSサパーンタクシン駅(Saphan Taksin Station)」1、2番出口からすぐの場所に、「サトーン船着き場(Sathorn Pier)」があり、ここを知っておくとバンコク観光はとても楽。旅行会社の観光オプショナルツアーに参加しなくても、個人で簡単に巡ることができます。
バンコクの三大寺院「王宮&ワット・プラケオ(エメラルド寺院)」「ワット・ポー(涅槃仏寺院)」「ワット・アルン(暁の寺)」などへは、観光専用ボートの「チャオプラヤーエクスプレスボート」が早くて安い。料金は距離などによって異なりますが、50〜100バーツ(約170円〜約340円)。近い将来には、バンコク中心部から地下鉄のMRTが延伸し、三大寺院へは電車で行くことができます。
リバーサイドの観光スポット(アイコンサイアム、LHONG1919、アジアティーク・ザ・リバー・フロントなど)へは、サトーン船着き場から無料のボートも運行。リバーサイドに建ち並ぶ高級ホテルへも、それぞれホテル専用の無料ボートが出ています。1日あればボートを使って、数多くの観光スポットを巡ることが可能。
なお、ボートを使っての三大寺院巡りなど、バンコクのリバーサイドのおすすめスポットの詳細については別途、記事にまとめていますので、ご興味のある方は関連MEMOに貼り付けたリンクからのぞいてみて下さい。
2019年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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