180°太平洋一望!茨城県日立市「ひたち湯海の宿 はぎ屋」

180°太平洋一望!茨城県日立市「ひたち湯海の宿 はぎ屋」

更新日:2019/01/25 16:28

きちこのプロフィール写真 きちこ 総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者、フードアナリスト3級
茨城県日立市にある「ひたち湯海の宿 はぎ屋」。
明治8年創業の歴史ある旅館ですが、2018年10月に館内の一部をリニューアル。旅館全体が海に面しているため、部屋・大浴場・食事処で水平線を臨むことができます。この宿では、海藻カジメを入れた「カジメ湯」や「焼き石の湯」と珍しいお風呂と日立沖で獲れた新鮮な地魚料理がおすすめ。冬には茨城名物あんこう鍋も!今回は日立市美食の宿「はぎ屋旅館」をご紹介します。

オーシャンビューを存分に!

オーシャンビューを存分に!

写真:きちこ

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常磐道日立南インターチェンジから約6km15分、国道245号線から海沿いに少し細い道を進むと、そこに「はぎ屋旅館」があります。いわゆる温泉街にあるお宿ではなく、住宅街に佇む、落ち着いた雰囲気の旅館です。和風のエントランスで出迎えてくれます。

オーシャンビューを存分に!

写真:きちこ

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中に進むとすぐに目に入るのが、ラウンジ越しの青い海!
さすが全面海に面した宿、受付をする前にまず景色を見入ってしまいます。このフロント階が2階で、1階が宴会場、3・4階が客室、5階が大浴場・客室となっています。

オーシャンビューを存分に!

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2階にはテラスがあり、外の景色を眺めることができます。前に遮るものが何もないので、海だけをのんびり眺めることができます。

リニューアルした「半露天ひろき風呂 和モダンルーム」

リニューアルした「半露天ひろき風呂 和モダンルーム」

写真:きちこ

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この旅館でのおすすめはリニューアルしたお部屋「半露天ひのき風呂の付いた和モダンルーム」。広めのウッドデッキとミニキッチン付き、お部屋は畳の部屋ですが、ベッドルームが配置されていて、ファミリーにもおすすめのお部屋です。

少し広めのウッドデッキからはもちろん、青い海が!
小さなテーブルとチェアが備え付けられているので、海の景色を見ながらここでのんびり過ごすのもおすすめです。

リニューアルした「半露天ひろき風呂 和モダンルーム」

写真:きちこ

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海を見渡せる、広めのひのき風呂。お風呂のドアを開けるとひのきの良い香りが広がります。お風呂はガラス張りになっていますが、一部のドア・窓を開けることができるので、波の音を聞きながらひのき香る浴槽に浸かることができます。海との距離がとても近いので、波音がよく聞こえ、癒しの空間です。

リニューアルした「半露天ひろき風呂 和モダンルーム」

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日の入り・日の出の時間は特におすすめ。

ここでしか体験できない「3つの湯」を堪能!

ここでしか体験できない「3つの湯」を堪能!

写真:きちこ

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大浴場は最上階の5階にあり、ここからももちろん海を一望することができます。
黒潮の湯と親潮の湯があり、どちらの大浴場にも3つの湯がありますが、露天は親潮の湯にだけあります。夜と朝で男女入れ替え制です。それでは、ここでしか体験できない「3つの湯」をご紹介!

この旅館周辺では、古くからお客様をもてなすお風呂として、海洋資源を活用した湯がありました。はぎ屋旅館ではそれを「カンブリアの湯」として3つのお風呂を再現しています。

1つ目「カジメ湯」
昆布科の海藻である「カジメ」を湯に入れたもの。
始めたのははぎ屋旅館が元祖で、お湯の色は琥珀色っぽく、入るととろ〜んとした湯感触。肌がツルツルとし、とろりとしたお湯は、湯冷めしなく、いつまでも体がポカポカです。

2つ目「潮湯」
高い塩分濃度の海水を沸かしたもの。豊富なミネラルで万病に効く湯として評判です。

3つ目「焼石の湯」
5億1000万年前の古生代カンブリア紀の地層(日本最古の地層)がこの宿から約6キロ離れた場所で発見されています。江戸時代、ここから削られ流され着いた青緑色の石を焼いて、海水だまりに入れて沸かした湯がありました。これを「焼き石の湯」として楽しむことができます。

ここでしか体験できない「3つの湯」を堪能!

写真:きちこ

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こちらが「焼き石の湯」。
お湯があるのではなく、温められた石の上に寝転がり、体を温めるもの。岩盤浴のイメージです。ほどよい大きさの石が体のツボに当たり、とても心地よい刺激があります。暑すぎないので、長く入っていられます。汗をじんわりかくので、旅の疲れをリフレッシュすることができます。

秋冬には名物「あんこう」を!

秋冬には名物「あんこう」を!

写真:きちこ

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はぎ屋旅館は日立沖で獲れた地魚をふんだんに使った美食の宿。どの時期の魚料理も絶品ですが、茨城の名物と言えばあんこう!旬の秋・冬時期に茨城に行ったら、あんこう鍋食べたいですよね!はぎ屋旅館でもあんこう鍋を堪能することができます。おすすめはあんこう尽くし!せっかくこの土地にきたからには、鍋以外のあんこう料理も食してみてください!

あんこう鍋は実は場所によって、鍋のベースの味が異なります。はぎ屋旅館のある日立市では、あんこう鍋のベースは「味噌味」。大洗エリアは醤油味、北茨城はあん肝ベースなので、さっぱりでもなく、こってりでもなく、ちょうど中間の濃さのベースになります。たっぷりあんこうが入ったお鍋、締めは雑炊でいただきます。

秋冬には名物「あんこう」を!

写真:きちこ

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こちらは珍しい「あんこうのブイヤベース」。
淡白な味のあんこうと魚介の出汁がとっても合います。先ほどお風呂でご紹介した海藻「カジメ」入りの自家製パンをスープにつけて、いただきます。

秋冬には名物「あんこう」を!

写真:きちこ

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こちらは「あんこうの唐揚げ」。
鶏の唐揚げより身がホロホロと柔らかく、味付けがしっかりされており、美味しい!是非揚げたてをご賞味ください。

あんこう尽くしコースだと、この他にもあん肝や、あんこう共酢などを味わうことができますよ!

お土産には「カジメうどん」がおすすめ!

お土産には「カジメうどん」がおすすめ!

写真:きちこ

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お土産には海藻「カジメ」を練り込んだ「カジメうどん」がおすすめです。ここでしか手に入らない、珍しいうどんを是非お土産に選んでみては。

「はぎ屋旅館」周辺にはおすすめスポットあり!

歩いて5分の場所には日本の海水浴場百選に選ばれる「水木海水浴場」、車で30分程のところには「ひたち海浜公園」、車で40分程のところには「那珂湊おさかな市場」など。周辺には四季を通して楽しめるスポットがたくさんあります!
茨城への旅行の際には是非、参考にしてみてください!

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掲載内容は執筆時点のものです。 2019/01/19 訪問

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