写真:きちこ
地図を見る常磐道日立南インターチェンジから約6km15分、国道245号線から海沿いに少し細い道を進むと、そこに「はぎ屋旅館」があります。いわゆる温泉街にあるお宿ではなく、住宅街に佇む、落ち着いた雰囲気の旅館です。和風のエントランスで出迎えてくれます。
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地図を見る中に進むとすぐに目に入るのが、ラウンジ越しの青い海!
さすが全面海に面した宿、受付をする前にまず景色を見入ってしまいます。このフロント階が2階で、1階が宴会場、3・4階が客室、5階が大浴場・客室となっています。
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地図を見る2階にはテラスがあり、外の景色を眺めることができます。前に遮るものが何もないので、海だけをのんびり眺めることができます。
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地図を見るこの旅館でのおすすめはリニューアルしたお部屋「半露天ひのき風呂の付いた和モダンルーム」。広めのウッドデッキとミニキッチン付き、お部屋は畳の部屋ですが、ベッドルームが配置されていて、ファミリーにもおすすめのお部屋です。
少し広めのウッドデッキからはもちろん、青い海が!
小さなテーブルとチェアが備え付けられているので、海の景色を見ながらここでのんびり過ごすのもおすすめです。
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地図を見る海を見渡せる、広めのひのき風呂。お風呂のドアを開けるとひのきの良い香りが広がります。お風呂はガラス張りになっていますが、一部のドア・窓を開けることができるので、波の音を聞きながらひのき香る浴槽に浸かることができます。海との距離がとても近いので、波音がよく聞こえ、癒しの空間です。
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地図を見る日の入り・日の出の時間は特におすすめ。
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地図を見る大浴場は最上階の5階にあり、ここからももちろん海を一望することができます。
黒潮の湯と親潮の湯があり、どちらの大浴場にも3つの湯がありますが、露天は親潮の湯にだけあります。夜と朝で男女入れ替え制です。それでは、ここでしか体験できない「3つの湯」をご紹介!
この旅館周辺では、古くからお客様をもてなすお風呂として、海洋資源を活用した湯がありました。はぎ屋旅館ではそれを「カンブリアの湯」として3つのお風呂を再現しています。
1つ目「カジメ湯」
昆布科の海藻である「カジメ」を湯に入れたもの。
始めたのははぎ屋旅館が元祖で、お湯の色は琥珀色っぽく、入るととろ〜んとした湯感触。肌がツルツルとし、とろりとしたお湯は、湯冷めしなく、いつまでも体がポカポカです。
2つ目「潮湯」
高い塩分濃度の海水を沸かしたもの。豊富なミネラルで万病に効く湯として評判です。
3つ目「焼石の湯」
5億1000万年前の古生代カンブリア紀の地層(日本最古の地層)がこの宿から約6キロ離れた場所で発見されています。江戸時代、ここから削られ流され着いた青緑色の石を焼いて、海水だまりに入れて沸かした湯がありました。これを「焼き石の湯」として楽しむことができます。
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地図を見るこちらが「焼き石の湯」。
お湯があるのではなく、温められた石の上に寝転がり、体を温めるもの。岩盤浴のイメージです。ほどよい大きさの石が体のツボに当たり、とても心地よい刺激があります。暑すぎないので、長く入っていられます。汗をじんわりかくので、旅の疲れをリフレッシュすることができます。
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地図を見るはぎ屋旅館は日立沖で獲れた地魚をふんだんに使った美食の宿。どの時期の魚料理も絶品ですが、茨城の名物と言えばあんこう!旬の秋・冬時期に茨城に行ったら、あんこう鍋食べたいですよね!はぎ屋旅館でもあんこう鍋を堪能することができます。おすすめはあんこう尽くし!せっかくこの土地にきたからには、鍋以外のあんこう料理も食してみてください!
あんこう鍋は実は場所によって、鍋のベースの味が異なります。はぎ屋旅館のある日立市では、あんこう鍋のベースは「味噌味」。大洗エリアは醤油味、北茨城はあん肝ベースなので、さっぱりでもなく、こってりでもなく、ちょうど中間の濃さのベースになります。たっぷりあんこうが入ったお鍋、締めは雑炊でいただきます。
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地図を見るこちらは珍しい「あんこうのブイヤベース」。
淡白な味のあんこうと魚介の出汁がとっても合います。先ほどお風呂でご紹介した海藻「カジメ」入りの自家製パンをスープにつけて、いただきます。
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地図を見るこちらは「あんこうの唐揚げ」。
鶏の唐揚げより身がホロホロと柔らかく、味付けがしっかりされており、美味しい!是非揚げたてをご賞味ください。
あんこう尽くしコースだと、この他にもあん肝や、あんこう共酢などを味わうことができますよ!
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地図を見るお土産には海藻「カジメ」を練り込んだ「カジメうどん」がおすすめです。ここでしか手に入らない、珍しいうどんを是非お土産に選んでみては。
歩いて5分の場所には日本の海水浴場百選に選ばれる「水木海水浴場」、車で30分程のところには「ひたち海浜公園」、車で40分程のところには「那珂湊おさかな市場」など。周辺には四季を通して楽しめるスポットがたくさんあります!
茨城への旅行の際には是非、参考にしてみてください!
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この記事を書いたナビゲーター
きちこ
私の世界は食べることが中心!食べるの大好き!自然が大好き!きちこです♪旅に出る条件は、国内・海外問わずおいしいものがあるところ。ごはんがおいしくないところは嫌いです!!建築物や歴史的なものには一切興味…
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