江の島への神社参拝は龍口明神社とセットで夫婦(めおと)参り!

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江の島への神社参拝は龍口明神社とセットで夫婦(めおと)参り!

江の島への神社参拝は龍口明神社とセットで夫婦(めおと)参り!

更新日:2019/02/03 19:00

古川 和美のプロフィール写真 古川 和美 温泉ソムリエマスター、神社検定1級

神奈川県の湘南海岸に浮かぶ「江の島」にはたくさんの魅力スポットがありますが、中でも三女神を祀る3つのお宮が鎮座する「江島神社」は外せないでしょう。昔より江の島の弁財天と龍の伝説は伝えられていますが、せっかく参拝されるなら弁財天の夫の龍神が祀られた「龍口明神社」と両社セットでの夫婦(めおと)参りをおすすめします。

まずは「龍口明神社」でご挨拶

まずは「龍口明神社」でご挨拶

写真:古川 和美

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江島神社への参拝だけでももちろんOKですが、せっかくなら江島神社の弁財天の夫となる龍神が祀られている「龍口明神社(りゅうこうみょう)」へ、まずは参拝されることをおすすめします。

場所は、湘南モノレールの西鎌倉駅を下りて徒歩約10分の住宅街の一角。こんなところに?という一見神社があるようには思えないほど周辺の住宅に溶け込んでいます。

もともとは別の場所にありましたが、昭和53年に現在の場所に移築。創建は552年と古く鎌倉最古の神社とされています。

まずは「龍口明神社」でご挨拶

写真:古川 和美

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龍口明神社のご祭神は「玉依姫命(たまよりひめのみこと)」と「五頭龍大神(ごずりゅうおおかみ)」。この五頭龍大神が弁財天の夫になります。そして弁財天と五頭龍大神については、以下のような伝説があります。

かつてこのあたり一帯を五つの頭をもつ龍が国土を荒らし、さらには村の子供を食べたりと村人たちは困っていた折、天から弁財天が降臨。あまりの弁財天の美しさに五頭龍は自分の妻になってくれるように懇願。悪さをやめるならという条件でそれに従った龍はついに結婚でき、それからは悪事をやめて自ら山となり、災害から村人を守るようになったと言われています。

そんな悪者から一転、守り神の五頭龍大神として祀られたこちらの社は、弁財天が祀られている江の島の方向を向いて鎌倉の地を守っています。

まずは「龍口明神社」でご挨拶

写真:古川 和美

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冒頭でも触れましたが、龍口明神社までのアクセスは特に目立つ看板や目印もありません。湘南モノレールの西鎌倉駅を降りて、目の前の県道304号線を挟んで向かいの坂(写真)を登って歩くこと約10分程。周辺は一般の住宅が立ち並んでいます。

坂道が大変な方は、神社前に停車するバスも走っていますが、朝夕型を除くと平均1時間に1本とかなり本数が少ないので、時間を必ずチェックしてくださいね。

<龍口明神社の基本情報>
住所:神奈川県鎌倉市腰越1548-4
電話番号:0467-32-0833
アクセス:湘南モノレール西鎌倉駅下車、徒歩約10分
社務所:9:00〜17:00

辺津宮(へつのみや)での参拝は見どころ・ポイントいっぱい!

辺津宮(へつのみや)での参拝は見どころ・ポイントいっぱい!

写真:古川 和美

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ではいよいよ奥様である弁財天が祀られた江島神社に向かいましょう。

江の島のシンボルともいえるのが、こちらの朱色の鳥居と弁財天が手にしている琵琶を模した看板。ここから先、階段を登ったところにまずは江の島の代表的な神社「辺津宮(へつのみや)」があります。

江の島はゆるやかな山になっていて坂や階段も多いのが特徴。足の悪い方やあまり時間がない…、などの方には「エスカー」というエスカレーターを利用されてくださいね。

辺津宮(へつのみや)での参拝は見どころ・ポイントいっぱい!

写真:古川 和美

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辺津宮の御祭神ですが、通常宗像大社や厳島神社での御祭神は三姉妹の末っ子「市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)」ですが、ここでは次女の「田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)」が祀られています。

こちらの社紋は珍し絵柄で、真ん中に3つの三角とその周りは向かい波で描かれています。これは北条家の家紋でもある「三つ鱗」の伝説から由来しており、子孫繁栄の予言をもたらした弁財天の化身の蛇の鱗を表すとされています。
※詳細は公式HP参照

辺津宮(へつのみや)での参拝は見どころ・ポイントいっぱい!

写真:古川 和美

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そして辺津宮の境内には「奉安殿(ほうあんでん)」というお堂があります。このお堂の中には「八臂弁財天(はっぴべんざいてん)」と、裸の姿をした「妙音弁財天(みょうおんべんざいてん)」 が安置されています。

八臂(はっぴ)とは「8本の手」という意味で、それぞれの手に宝珠、宝刀、宝弓などを持つ弁財天で重要文化財となっています。

弁財天はもともとインドから入ってきた神様で、日本では七福神の中で唯一女性の神様としても知られています。そのご利益といえば一般的に音楽や芸能上達などですが、弁天様のお使いのヘビは財運・金運アップ。気になる方はそれぞれの弁天様のお姿を間近で堪能してみては。

<奉安殿の基本情報>
拝観時間:8:30〜16:30
拝観料:大人200円、中高生100円、小学生50円、小学生未満無料

茅の輪くぐりで無病息災

茅の輪くぐりで無病息災

写真:古川 和美

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拝殿向かって右横には写真のような茅の輪が備えられています。茅の輪とは本来夏と冬の2回(神社によって開催月など違います)行われる大祓の儀式の1つで、この輪をくぐることで日常の穢れを祓い、無病息災を願うもの。

こちらでは常設されているようですので、参拝に行かれたらぜひくぐってみられてはいかがですか(くぐり方は説明が書いてあります)。

茅の輪くぐりで無病息災

写真:古川 和美

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そして先ほどの茅の輪をくぐり終えたら、その先に設置された人形に型どった用紙があり、そこに名前と年齢を書いて自分の身体にその紙をなでて納めます。それを毎月神社のほうで、1日と15日にお焚き上げしてくれます。
※車形(車が対象)もあり
※初穂料は1人1枚につき100円以上

茅の輪くぐりで無病息災

写真:古川 和美

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辺津宮の境内の見どころは他にも…。写真は「弁財天黄金浄水」と呼ばれる小さな池。ここの黄金水には以下のようなご利益があるとされています。

1.健康によい
2.運が開ける
3.声がよくなる
4.美しくなる

効果の有無はともかく、せっかくならここの黄金浄水で心とお金を祓い清めてお参りされてみてはいかがでしょうか。

高台の海風が気持ち良い「中津宮(なかつぐう)」

高台の海風が気持ち良い「中津宮(なかつぐう)」

写真:古川 和美

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続いてはさらに坂を上った場所にある「中津宮(なかつぐう)」。高台からの海を臨める景色もさることながら、風も心地よく、先ほどの辺津宮の喧騒とは違い、ここではゆっくり深呼吸したくなるスポットです。

高台の海風が気持ち良い「中津宮(なかつぐう)」

写真:古川 和美

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色鮮やかな権現造りの社殿が一際存在感を増しているのが「中津宮(なかつぐう)」です。現在の社殿は平成8年に改修されたもの。ここに弁財天と同一視される「市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)」が祀られています。

看板の上のピンクのマーク、一見ハートマークにみえますが、これは美しい弁天様にあやかり、羽衣をイメージした中津宮オリジナルのマークだそう。境内には恋愛に関したピンクの絵馬があちこち揺れています。

高台の海風が気持ち良い「中津宮(なかつぐう)」

写真:古川 和美

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さて、その中津宮の隣には「水琴窟(すいきんくつ)」というスポットがあります。これは日本庭園の装飾の1つで、水鉢の水を地中に埋めた瓶(かめ)の空間へしずくとして流し、その反響の音を楽しむというもの。

一見難しそうですが、柄杓で組んだ水を下に静かに流すだけ。そうすると地中から静かなバイブレーションの響き・音色が湧きあがってきます。

この音が心身の浄化・ヒーリング作用があるということで、日常では耳にすることのない不思議な音色に浸るのもおすすめです。

静寂な気が漂う「奥津宮」

静寂な気が漂う「奥津宮」

写真:古川 和美

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そして島の入口から最も遠く奥まった場所に鎮座するのが「奥津宮(おくつのみや)」です。こちらは一番上の姉の「多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)」をお祀りしている、開放的で静寂な空気に包まれたお宮です。

参拝される際には、天井の「八方睨みの亀」もぜひチェック。江の島が不老長寿の島として人気だったことから、長寿のシンボルの亀が奉納されたとも言われています。どこから見てもにらんでいるように見える迫力ある亀の絵が生き生きと描かれています。自分の心の家を見透かされている…、そんな気持ちになる絵です。

<江島神社の基本情報>
住所:神奈川県藤沢市江の島2-3-8
電話番号:0466-22-4020
アクセス:
小田急線「片瀬江ノ島」駅より徒歩約15分
江ノ島電鉄「江ノ島」駅より徒歩約20分
湘南モノレール「湘南江の島」駅より徒歩約23分

効率よく動くための補足情報

お参りの順番としては最初に龍口明神社からがおすすめ。我々の世界でもまずはお父さん(男性)に先にご挨拶しますよね。そしてここから江島神社へのアクセスですが、モノレールよりバスの方が江の島の島内まで入ってくれるので時短になります(ただし本数は少ないので行きの際、バス停の場所・時間をチェックされておいてくださいね)

江の島では徒歩で散策しながら神社を巡るのもよいですが、階段や坂も多いのでエスカーを上手に利用するのも手です。ただし登りだけしか利用できないので、参拝ルートなどうまく事前にリサーチしておくと効率よくまわれるでしょう。そして歩きやすい靴はマスト!

2019年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2019/01/18 訪問

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