世界最大規模のLGBTQIパレード「シドニー・マルディグラ」

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世界最大規模のLGBTQIパレード「シドニー・マルディグラ」

世界最大規模のLGBTQIパレード「シドニー・マルディグラ」

更新日:2019/01/25 12:05

Mayumi Iwasakiのプロフィール写真 Mayumi Iwasaki シドニー在住フォトライター、インテリアデザイナー

毎年3月シドニーで開催されるゲイ&レズビアンのパレード、Sydney Gay and Lesbian Mardi Gras(シドニー・ゲイ&レズビアン・マルディグラ)は、オーストラリアでも有数の大きなイベントの1つ。シドニーの町をあげて大騒ぎするビッグイベントがいよいよ2019年3月2日(土)に開催されます。

シドニー・ゲイ&レズビアン・マルディグラとは?

シドニー・ゲイ&レズビアン・マルディグラとは?

写真:Mayumi Iwasaki

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Sydney Gay and Lesbian Mardi Gras(シドニー・ゲイ&レズビアン・マルディグラ)とは毎年シドニーで行われている世界最大級のLGBTQI(ゲイ・レズビアン・バイセクシュアル・トランスジェンダー・クィア/クエスチョニング・インターセックス)のパレードです。

シドニー・ゲイ&レズビアン・マルディグラとは?

写真:Mayumi Iwasaki

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元々は1978年同性愛がまだ犯罪行為とされていた当時、迫害を受けていたゲイ&レズビアン達が彼等の権利を主張するためのデモ行進が始まりです。当時は警察との衝突があり多くの逮捕者が出るほどでしたが、今ではその警察や政府などもサポートをするシドニーの一大イベントになりました。

シドニー・ゲイ&レズビアン・マルディグラとは?

写真:Mayumi Iwasaki

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イベントの集大成であるパレード自体は1日で終わりますが、イベント自体は2月15日から行われていて、シドニー各所でパフォーマンスや映画上映、講演会やパーティなどが2週間に亘り開催されています。2月に入る頃には看板や店頭、住宅の窓やバルコニーに至るまで、街中がレインボー・カラーで溢れます。

世界中から50万人以上が集結!

世界中から50万人以上が集結!

写真:Mayumi Iwasaki

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パレードはHyde Park(ハイドパーク)の南端から始まり、Oxford Street(オックスフォード・ストリート)を通り、最後はMoore Park(ムーア・パーク)で終わる約2kmの道のりを、7:00pm〜11:00pmの4時間掛けて行われます。ものすごい人出なので、7時から始まりますが5時頃スタンバイしないといい席を取るのが難しいです。

世界中から50万人以上が集結!

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TV中継やステージのあるTaylor Square(テイラースクエア / オックスフォード・ストリートとフリンダー・ストリートの交差点広場)はパレードが始まる7時前からこの混雑です。家から椅子や脚立、ビール・ケースを持ってきてそれに乗って見ている人もいて、台がないと全くパレードの様子が見えない程の人だかりです。

世界中から50万人以上が集結!

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オックスフォード・ストリートはかなり混み合っているので、筆者個人的にはフリンダー・ストリートを南下したVine Church(ヴァイン教会)辺りが若干空いていてオススメです。遅く到着しても、運が良ければ一番前で見ることもできますよ。

大盛り上がりのパレード

大盛り上がりのパレード

写真:Mayumi Iwasaki

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約200もの団体、1万人以上の人達がこのパレードにパフォーマーとして参加しています。団体によってそのフロート(山車)やパフォーマンスもバラエティ豊か。それを世界中から集まった50万人以上の人達が観覧しているので、ものすごい盛り上がりです。カラフルでキラキラの衣装やメイク、踊りやフロートのデコレーションなどを見ていると、テンションが上がります。

大盛り上がりのパレード

写真:Mayumi Iwasaki

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2018年はパレード開催40周年ということで、『78ers』という1978年のデモに参加していた人達を乗せたバスが登場しました。当時逮捕者も出たことから新聞に名前まで掲載され、職も失った人もいたという彼らの壮絶な人生は想像を絶しますが、今夜はみんな嬉しそうに笑顔で手を振っていて、観客達はそんな彼らの功績を大きな温かい拍手と共に迎えます。

個性あふれる華やかなパフォーマンス

個性あふれる華やかなパフォーマンス

写真:Mayumi Iwasaki

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格好いいレズビアンのバイカー達、音楽に合わせて踊る筋肉隆々のイケメン達、ドラァグクイーンのお姉様方、LGBTQIの子供を持つ親御さん団体、お医者やライフガード、警察や軍隊など様々な職業別に構成された団体が、皆「HAPPY MARDI GRAS!(ハッピー、マルディグラ!)」と言いながら、道端で見ている私達に手を振ったりハイタッチしていきます。

個性あふれる華やかなパフォーマンス

写真:Mayumi Iwasaki

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ANZ(オーストラリア・ニュージーランド銀行)やQANTAS(カンタス航空)などの有名企業やシドニー大学など有名大学もフロートを出しています。多様性を認める、LGBTフレンドリーのアピールの一環ですが、さすが宣伝も兼ねているのでお金の掛け方が違います。

個性あふれる華やかなパフォーマンス

写真:Mayumi Iwasaki

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QANTAS航空のBGMはゲイ界のアイコン・CHER(シェール)の「BELIEVE(ビリーブ)」という大ヒット曲。パフォーマンスする人と観衆達が大合唱する一体感が生まれていました。他にもオーストラリアが誇る歌姫、KYLIE MINOGUE(カイリー・ミノーグ)、MADONNA(マドンナ)、LADY GAGA(レディ・ガガ)などの曲が使われていて、華やかな女性らしさと強いたくましさを兼ね備えたアーティストいう納得できるセレクションでした。 

4時間に及ぶ大規模なパレード

4時間に及ぶ大規模なパレード

写真:Mayumi Iwasaki

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長かった祭典も最後は警備に当たった警察やボランティアの人が行進して、彼等の仕事を讃える拍手で終了します。

4時間に及ぶ大規模なパレード

写真:Mayumi Iwasaki

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シドニーはサンフランシスコに次いで2番目にLGBTQI人口が多い都市と言われています。これまで多様性に寛容だとされていたオーストラリアも、同性婚が合法化されたの2017年末と意外にも遅めです。それでも性的嗜好だけではなく、国籍・人種・性別など人ぞれぞれの多様性を尊重しようという考えは、マルチカルチュラルな国・オーストラリアならではです。

4時間に及ぶ大規模なパレード

写真:Mayumi Iwasaki

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観覧する人達含め参加者みんなが純粋に笑顔で楽しい時間を過ごしていて、ハッピー・オーラで溢れた面白いイベントです。マルディグラがある3月はシドニーのホテルが混雑すると予想されますが、この時期にシドニーを訪れる方は是非生のマルディグラ・パレードを観覧してみてはいかがでしょうか?

シドニー・ゲイ・アンド・レズビアン・マルディグラの基本情報

開催場所:ハイドパーク南側からムーア・パークまで約2km
日程:2019年3月2日(土) 7:00pm - 11:00pm開催
(イベント自体は2019年2月15日(金) - 3月3日(日)まで開催)

2019年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/03/03 訪問

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