写真:斎 信夫(いつき)
地図を見るここ、昔は十国展望台という回転展望台があったところなんですが、2010年7月にリニューアルされ、「自然体感展望台 六甲枝垂れ」として生まれ変わりました。
「山の上に立つ一本の大きな樹」がコンセプトになっていて、犬島アートプロジェクトの「精錬所」なども手がけた建築家 三分一博志氏による設計で建てられました。ここにもイベントのアート作品はありますが、展望台自体がアート作品とも言えますね。
写真:斎 信夫(いつき)
地図を見る「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2012」は、この六甲枝垂れの他に、六甲ガーデンテラス、六甲山カンツリーハウス、六甲高山植物園、六甲オルゴールミュージアム、六甲山ホテル、六甲ケーブル、六甲ヒルトップギャラリーの計8つの施設が会場になっています。まさに六甲山全体を使って行われているアートイベントなのです。
六甲枝垂れには、この「そらたまり」という作品をはじめ、4つの作品が展示。明石海峡から大阪平野、関西国際空港あたりまで広がる絶景パノラマとアートが同時に楽しめます!
葉脈状の網目のドームが覆い被さるデザインが印象的な六甲枝垂れですが、近くにある展望レストラン「六甲ビューパレス」では、六甲枝垂れをモチーフにした「秋野菜たっぷり!六甲枝垂れカレー」というメニューが六甲ミーツ・アート開催中限定で提供されています。私もいただきましたけど、見た目は六甲枝垂れそっくりで、味もなかなか美味しかったですよ♪
写真:斎 信夫(いつき)
地図を見るデートスポットとしても人気の「六甲ガーデンテラス」。カフェの近くにある見晴らしのテラスのほうに目を向けると、ものすごい数のカラフルな旗でテラスが覆い尽くされています!もう全面旗だらけ。「tribute flowers」と題するアートだそうです。旗のトンネルになっていて中に入ることもできますよ。
ここにある「グラニットカフェ」もオススメ!イタリアンとフレンチをベースにした創作料理と手作りスイーツが自慢のカフェですが、とにかく眺望が素晴らしく、美味しいお食事と素晴らしい景色でお腹いっぱいになっちゃいます♪ 窓際のカウンター席は人気なので土日は並ぶ覚悟で!
写真:斎 信夫(いつき)
地図を見る六甲枝垂れの横から出ているペアリフトに乗ると、六甲山カンツリーハウスに行くことができます。カンツリーと言ってもゴルフ場ではありませんよ。パターゴルフ場もありますが、魚釣りができる大きな池や芝生、バーベキュー場など、特にお子様連れにはオススメのスポットです。
ここにも楽しいアート作品がいっぱい。これは「物干川」という作品。そのままですね(笑)。あと、池の中には発砲スチロールで作られた山が浮かぶ「発砲山」という作品も。作品のネーミングは見た目そのままのが多いです。
池のそばの少し小高いところにある「六甲ミーツ・アートライブラリー」も是非入ってみてください。神戸芸術工科大学マンガ表現学科教授でもあるギャグマンガ家 しりあがり寿さんの作品が、ちょっと怪しげな空間の中で展示されています。一番奥にあるロボットの部屋ではちょっとした仕掛けも!怖がりの私は腰抜かしそうになりましたよ。一年後の自分や友達、家族に手紙が出せる「未来郵便局」というのもありました。
写真:斎 信夫(いつき)
地図を見るこれは「大自然の着ぐるみ〜Colorful of Life〜」という作品。同じ作者の作品は2つあり、芝生の上には可愛い編みぐるみキノコなんていうのもありました。会場マップもありますが、ここはあえてマップに頼らずにアート作品を探しながら園内を散策するのも楽しいですよ。
今回訪れたのは、8つの会場のうちの3つだけでしたが、他の会場も全部見てみたいなと思いました。アートに興味の無い方でも十分楽しめるイベントですね。他にどんなアートがあるのかは是非ご自分の目でお確かめください。
「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2012」の会場の中で4つある有料施設に入るには入場料が必要です。4施設の入場券がセットのお得な鑑賞チケットも販売されています。鑑賞チケットを提示して対象店舗でお食事をすると、出展アーティストが描いたグッズが貰える特典も!
海と山、異人館に旧居留地、南京町・・・と、神戸はいろんな表情を見せてくれる素敵な街です♪
来年には「港で出合う芸術祭 神戸ビエンナーレ2013」も開催されますし、神戸は、アート好きな方にもオススメの街ですね。会場の一つでもある「六甲山ホテル」に宿泊するのもいいかも。1,000万ドルの夜景が楽しめるお部屋もありますよ。
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(2024/12/5更新)
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