写真:土庄 雄平
地図を見るやはり南紀の絶景スポットと言えば「橋杭岩」が筆頭に挙がるでしょう!海岸沿いの道を走っていると、突如現れる巨石群に驚きます。この後に紹介する虫喰岩や古座川峡もそうですが、南紀には奇岩の絶景が多いのが特徴です。
橋杭岩とは、その名の通り、まさに橋の橋梁のように岩が立ち並んでいる様子から名づけられています。火山活動と信食に伴って形成されたという学説がありますが、一説には弘法大使「空海」と天の邪鬼(あまのじゃく)による賭け勝負によって生み出されたという逸話もあり、面白いです。
写真:土庄 雄平
地図を見る特に美しいのは朝日の時間帯で、徐々に登っていく太陽が岩を照らしていく景色はまさに絶景です!
<橋杭岩の基本情報>
住所:和歌山県東牟婁郡串本町 くじの川
電話番号:0735-62-5755
アクセス:JR串本駅から車で10分
写真:土庄 雄平
地図を見る「潮岬周遊道路」は、その名の通り、本州最南端の潮岬を一周する10kmほどの道路を指します。かつては有料道路でしたが、今は無料で開放され、気持ちの良いドライブルートです。風を切りながら、信号がなくアップダウンに富んだ道を進んでいくと、海食崖と段丘がなす地形美と、驚くほど広大で青い太平洋を思いっきり堪能できますよ。
写真:土庄 雄平
地図を見るまた串本側の景色は、陸地の両側に海が見えるという面白いものです。晴れていれば、先程紹介した橋杭岩を望むことができ、本当に爽快な景色を楽しめます。
写真:土庄 雄平
地図を見るなお半島先端にある「望楼の芝」には本州最南端の碑があり、そこから眺める朝日は格別!無料キャンプ場も完備されているので、前日に利用してみるのも良いかもしれません。
<潮岬の基本情報>
住所:和歌山県東牟婁郡串本町潮岬
電話番号:0735-62-0557
アクセス:JR串本駅から車で20分
写真:土庄 雄平
地図を見る南紀と言えば、海に注目が行きがちですが、実は内陸側も素晴らしく、海から少し車を走らせるだけで驚くほど美しい自然の世界が広がっています。
紀伊山地の南端である大塔山から注ぐ古座川を中心として、至る所に火山活動による奇岩が立ち並ぶ「古座川峡」の情景はまさに秘境の様相!
水は綺麗を通り越して紺碧に輝き、日本のクリスタルリバーと呼ばれるほどです。
写真:土庄 雄平
地図を見るまた古座川峡の代表的な景勝地「古座川の一枚岩」は一枚の岩板としては日本最大級で、そそり立つ姿は圧巻の一言!
沿岸部だけでなく、山間部も独特の美しい大自然が感じられること、これこそ南紀最大の魅力だと言えるでしょう。
<古座の一枚岩の基本情報>
住所:和歌山県東牟婁郡古座川町相瀬
電話番号:0735-78-0244
アクセス:JR串本駅から車で40分
写真:土庄 雄平
地図を見る古座川峡を下流に行くと、道の傍らに現れるのが「虫喰岩」と呼ばれる蜂の巣状の奇岩です。
先程の「古座川の一枚岩」から一続きで繋がっていると聞くと、驚くのではないでしょうか?それほどまでに南紀の山間部では、太古の火山活動の跡がしっかりと残っています。
写真:土庄 雄平
地図を見る虫喰岩には途中まで登る階段があり、その上に立って人と岩を撮影すると、虫喰岩のスケール感が伝わる写真が撮影できるはず!サクッと立ち寄りたいスポットです。
<虫喰岩の基本情報>
住所:和歌山県東牟婁郡古座川町池野山
アクセス:JR串本駅から車で25分
写真:土庄 雄平
地図を見る最後に紹介するのは、潮岬から橋で渡って行くことができる紀伊大島東端にある「樫野崎灯台」です。
歴史的に見れば、この樫野崎という地は、かつてオスマン帝国のエルトゥールル号が難破して、日本がそれを救助支援した経緯から、日本とトルコの友好の地として知られています。
写真:土庄 雄平
地図を見るそんな歴史根付く地に佇む白亜の樫野崎灯台がとてもフォトジェニック!外に設けられた螺旋階段と灯台が織りなす姿は、唯一無二の造形です。
この灯台は、江戸時代の鎖国を経て、日本が開国した時期に作られた黎明期の灯台で、石造のものとしては日本最古になります。
写真:土庄 雄平
地図を見る灯台の上から眺める太平洋の景色も雄大で心が洗われるよう!冬には満開の水仙と灯台のコラボレーションが見られます。思わずいつまでも座っていたくなる癒しのスポットです。
<樫野埼灯台の基本情報>
住所:和歌山県東牟婁郡串本町樫野
電話番号:0735-62-3171
アクセス:JR串本駅から車で45分
潮岬を中心とした「南紀」、そこには大自然がつくりだす不思議かつ美しい世界が広がっています。母なる古座川の清流、火山活動によって至る所に形成された奇岩群、紀伊大島や潮岬の地形美そして太平洋、それらが悠久の時を経て、現在まで受け継がれ、唯一無二の秘境を作り出しているのです。自然のパワーに癒されてみたくなったら、ぜひ南紀に足を運んでみてください。きっと忘れられない風景に出会えるはず!
2019年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/18更新)
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