写真:土庄 雄平
地図を見る小豆島の桜スポットは様々ありますが、おすすめしたいのがダムの桜!なぜなら観光客が少ないにもかかわらず、桜の木が集中していて見応え抜群のお花見を楽しめるからです。
まず小豆島で一二を争う桜の名所が、小豆島の南東部・内海の町の奥側にある粟地ダムでしょう。ダム下のエリアを埋め尽くすように桜が咲き誇り、その美しさは圧巻の一言!もちろん桜を近くで眺めるのも素晴らしいのですが、ダムの堰堤から見下ろす桜は格別です。
写真:土庄 雄平
地図を見る桜に囲われた広場では、地元の子連れの家族が楽しそうにお弁当を広げたりスポーツをしていて、桜の花を愛でながら、その微笑ましい情景に癒されます。
<粟地ダムの基本情報>
住所:香川県小豆郡小豆島町安田
アクセス:草壁港から車で5分、坂手港から車で10分
写真:土庄 雄平
地図を見るもう一つ、小豆島の山間地域・中山地区から少し山側に行ったところにある殿川ダムはまさに穴場スポット!桜の数は先ほどの粟地ダムには及ばないものの、静かな雰囲気で綺麗な桜並木を眺められ、癒しのひと時を過ごすことができますよ。
<殿川ダムの基本情報>
住所:香川県小豆郡小豆島町中山
アクセス:池田港から車で10分、草壁港から車で15分
写真:土庄 雄平
地図を見る小豆島のお花見の最大の特徴は、桜単体のみならず、他の植物とコラボレーションした美しい情景が見られるという点です。
写真:土庄 雄平
地図を見る例えば、小豆島オリーブ公園や、瀬戸内国際芸術祭のアート作品の一つであるオリーブリーゼントでは「オリーブ」と桜の共演を見ることができます。
一見、日本的な桜と西洋的なオリーブと言う組み合わせに驚くかもしれませんが、そのコントラストは実に美しく、見事に調和していて、小豆島ならではのものです。
<オリーブリーゼントの基本情報>
作家名:清水久和
住所:香川県小豆郡小豆島町馬木甲255
アクセス:坂手港・池田港から車で10分(無料駐車場あり)
写真:土庄 雄平
地図を見るまた、小豆島各所で点々と咲く「ミモザ」とのコラボレーションも素晴らしいです。例えば、東部の橘地区と南東部の内海地区をつなぐ「橘トンネル」の南に位置する「タケサン農園」がおすすめのポイント!
車を降りて、小さな丘に上がれば、そこには鮮やかなミモザの黄色と、ピンクの桜が艶やかにマッチングした風光明美な景色が広がります。
下から見上げる桜×ミモザの色彩トンネルが格別で、思わず寝転んで眺めたくなりますよ。
写真:土庄 雄平
地図を見るこれまで紹介してきた桜は、全国各地に咲く一般的な品種ですが、実は小豆島にしか咲かない固有種の桜があるのはご存知でしょうか?「ジョウコウジザクラ」と言って、その名の通り、小豆島霊場第8番札所の常光寺の境内に咲いています。
写真:土庄 雄平
地図を見る花形が大きいのが特徴で、ソメイヨシノと似ていますが、品種は特定できておらず、ソメイヨシノと寒桜の混合品種ではないかと推定されています。
桜の中では3月初旬〜末と早咲きで、島の霊場に春の訪れを知らせてくれる桜として地元の方に親しまれています。ぜひ、その淡く可愛らしい姿に癒されに訪ねてみてはいかがでしょうか?
<小豆島霊場第8番 常光寺の基本情報>
住所:香川県小豆郡小豆島町苗羽甲1529
電話番号:0879-82-2180
アクセス:草壁港・坂手港から車で10分(無料駐車場あり)
写真:土庄 雄平
地図を見る有名なエンジェルロードがある土庄町から北へ6kmほど進んだところにある小豆島北西端の四界地区。
普段は特に観光要素のない、こぢんまりとした漁村なのですが、冬から春の期間限定で、突如!海岸沿いを走る道に並行して水仙畑がスーッと伸びていく絶景が現れます。
写真:土庄 雄平
地図を見る真っ青な海と黄金の水仙カーペット、そして道。これら三者がどこまでも続いていくかのように錯覚する情景は、とてもフォトジェニックで筆舌に尽くしがたい美しさがあります。
しかし、こんな素晴らしい光景なのですが、インターネット上に一切情報はなく、一体どこの誰が何のために植えているのか?それは謎に包まれており、まさに小豆島の幻の絶景と言えるでしょう。
水仙ロードは2月〜4月中旬まで現れますが、前述した桜スポットと一緒に訪れれば、花咲き誇る春の小豆島を満喫できること間違いなしです!
<水仙ロードの基本情報>
住所:香川県小豆郡土庄町 県道253号線
アクセス:土庄港から車で10分、大部港から車で20分
小豆島と言えば、寒霞渓の紅葉に代表されるように専ら秋のイメージですが、実は桜や水仙、ミモザが咲き誇る春のシーズンの美しさも格別です。桜だけでも河津桜→ジョウコウジサクラ→ソメイヨシノと2月中旬から4月上旬まで段階的に開花していき、初春から仲春にかけて長いスパンでお花見を楽しむことができます。そして3月末〜4月初旬になると各花が咲き揃い、島が最も艶やかな時期を迎えるのです。ぜひ花咲き乱れる小豆島に足を運んでみてはいかがでしょうか?きっと春の訪れを思いっきり感じられる旅になりますよ!
2019年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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