ローマ・トラステヴェレで三代続く、愛されビスコッティ「インノチェンティ」

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ローマ・トラステヴェレで三代続く、愛されビスコッティ「インノチェンティ」

ローマ・トラステヴェレで三代続く、愛されビスコッティ「インノチェンティ」

更新日:2019/02/08 17:36

Etsuko Ciaoのプロフィール写真 Etsuko Ciao 旅するイタリアライター、美味しいもの愛好家

世界遺産No.1のイタリアにて、首都ローマは観光客で大賑わい。そんなローマの下町トラステヴェレ地区に、地元の人々が足しげく通うビスコッティ屋さんがあります。親子三代に渡る素朴な味わいが魅力の「インノチェンティ」は、看板がなくともお客様が絶えず訪れる人気店です。イタリアでは朝食からビスコッティが食べられて日本よりも身近なお菓子です。ローマ土産にインノチェンティのビスコッティはいかが?

ローマの下町情緒溢れるトラステヴェレ地区へ

ローマの下町情緒溢れるトラステヴェレ地区へ

写真:Etsuko Ciao

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ビスコッティ屋さん「インノチェンティ」は、コロッセオやフォロロマーノ等の観光名所から少し離れたトラステヴェレ地区にあります。ローマの下町と言われ、オステリアやピッツェリアが連なり夜は食事をする人達で賑やか。お時間にゆとりあれば、市内を散策しながらお店訪問されてみてはいかがでしょう。

観光名所の一つ、共和制時代のローマ遺跡があるトッレ・アルジェンティーナ広場から徒歩10分程です。テヴェレ川へ向かって歩くと、ガリバルディ橋(Ponte Garibaldi)が見えてきます。

橋を渡る途中にテヴェレ川で唯一の中州がありますのでご覧下さいね。ちなみに、トラステヴェレ(Trastevere)は「テヴェレの向こうに」という意味。まさに川を渡った「向こうに」あるのです。

ローマの下町情緒溢れるトラステヴェレ地区へ

写真:Etsuko Ciao

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橋を渡ってすぐに、シドニー・ソンニーノ広場(Piazza Sidney Sonnino)があります。高くそびえている塔の横は「ダンテの家(Casa di Dante)」。

ダンテの家の前を通り過ぎ、最初の角を左に曲がります。石畳の下町情緒な町並みが見えてきます。路地を道なりに歩き、小さな広場のドラゴ広場(Piazza del Drago)を通り過ぎます。

ローマの下町情緒溢れるトラステヴェレ地区へ

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ドラゴ広場(Piazza del Drago)を通り過ぎて、最初の右角を曲がると、「インノチェンティ」へ続くルーチェ通り(Via della Luce)です。この静かな住宅街の中に、大人気のビスコッティ屋さんがあるのです!

看板なくとも続々来店!三代続く人気店「インノチェンティ」

看板なくとも続々来店!三代続く人気店「インノチェンティ」

写真:Etsuko Ciao

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看板らしい看板がないので、通り過ぎないようにお気をつけて!水色の戸口が唯一の目印と言ったところでしょうか。ひっそりとした静かなエリア内にありつつも、お客様は途切れることなく次々と来店!根強いファンが通っている証拠です。

ビスコッティ(Biscotti)は日本でいうところのクッキーですが、イタリアでは朝食で食べる他、コ―ヒーやミルクに浸して食べたり、食後のデザートで食べるなど生活に身近です。固焼きビスコッティ、カントゥチーニ(cantuccini) は、甘いワインのヴィン・サント(Vin Santo)に浸して食べることでも知られています。

看板なくとも続々来店!三代続く人気店「インノチェンティ」

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お店には、お昼頃までなら「ボンジョルノ」、午後は「ボナセーラ」と言って入りましょう。現オーナーのステファニアさんが優しい笑顔で迎えてくれます。

「ビスコッティフィーチョ・インノチェンティ」はステファニアさんのお爺様が創業され、お母様、ステファニアさんと三代続く老舗です。約50種類の手作りビスコッティは、全て店内で焼き上げたものです。

50種からの一番のおすすめ!「ブルッティ・マ・ブォーニ」

50種からの一番のおすすめ!「ブルッティ・マ・ブォーニ」

写真:Etsuko Ciao

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クッキーを愛するステファニアさん、店内多数のビスコッティの中で一番のおすすめは「ブルッティ・マ・ブォーニ(brutti ma buoni)」。

イタリア語を学ばれている方は少し驚く名前かもしれません。ブルッティの意味は醜い、不細工。ブォーノは美味しい。つまり「不細工だけど美味しい」という名前なのです。

材料はヘーゼツナッツ、砂糖、卵白とシンプルですが、素朴でほっとする美味しさがあります。元々はピエモンテ州の焼き菓子で、人気のイタリア名物クッキーです。

50種からの一番のおすすめ!「ブルッティ・マ・ブォーニ」

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丸いカラフルなクッキーは、それぞれイチゴ、レモン、ピスタチオ味の三色です。サクサクした生地にジャムをはさんでいます。見た目にも可愛いので、お友達へのプレゼントにもぴったり。

50種からの一番のおすすめ!「ブルッティ・マ・ブォーニ」

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手前左側のクッキーは、バチ・ディ・ダーマ(Baci di dama)で貴婦人のキスという意味をもつクッキー。小さな半円にチョコレートをはさめたイタリアの名物クッキーです。こちらも元々はピエモンテ州の焼き菓子です。手前右側はチョコレートでコーティングしたクッキー。チョコレートと、ビスコッティの甘さがそれぞれを引き立たせています。

イタリアの行事のお菓子も人気です

イタリアの行事のお菓子も人気です

写真:Etsuko Ciao

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インノチェンティでは、行事のお菓子も作られています。日本もひな祭り等の行事に結び付いたお菓子があるように、イタリアも同様に行事に結びついたお菓子があるのです。

1月中旬頃からは、2月のカルネヴァーレ(謝肉祭)に向けた揚げ菓子が登場します。写真の揚げ菓子は、ローマではフラッペ(frappe)と呼ばれていますが、ミラノやナポリではキアッケレ(chiacchere)、トスカーナではチェンチ(cenci)と地域によって呼び名が異なります。サクサクして食べやすく、もう一枚とクセになりそうな揚げ菓子です。

イタリアの行事のお菓子も人気です

写真:Etsuko Ciao

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お店に並んでいるクッキーには名前が表示されていないものが殆どです。店内に並んで待っているお客様の多くが、「あれ」「これ」と購入したいクッキーを指で示して注文しています。

イタリアの行事のお菓子も人気です

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店内カウンターの奥にも、所狭しとあらゆる種類のクッキーが並んでいます。営業は朝8時からで、朝食用にクッキーを求めるお客様も来店されています。

クッキーの値段設定は2種類、お会計は量り売りです

クッキーの値段設定は2種類、お会計は量り売りです

写真:Etsuko Ciao

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カウンター前には注文の順番を待つお客様が並んでいます。日本のようにきっちりと列をなして並んでいるわけではありませんが、オーナーがカウンターに並んだ順番で声をかけてくれます。

お会計はイタリアでは量り売りがメイン。インノチェンティも購入分を量りに載せてお会計します。お店のクッキーの値段設定は2種類あり、1キロ17ユーロと、1キロ25ユーロです。もちろん1キロ以下で購入できますのでご安心を。

お客様は地元の人だけではなく観光客も多く、混雑時間帯は午前中よりも午後の17時から18時台。学生さんからご年配の方まで、幅広い客層の方々が毎日来店されています。まさに人々から愛されているビスコッティ屋さん!

ビスコッティフィチョ・イノチェンティの基本情報

イタリア語での店名は「Biscottificio Innocenti」  
住所:Via della Luce 21, 00153 Rome
電話番号:+39-06-580-3926
営業時間:8:00〜20:00

・遺跡があるトッレ・アルジェンティーナ広場から徒歩約10分
・営業時間は時期により変更になることもあるので、来店前に確認されることをおすすめします。

2019年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。

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