写真:やまざき にんふぇあ
地図を見る前述したように、離島らしい情緒がありながらも名古屋からのアクセスが良好な篠島。まずは行き方を簡単にまとめます。
まずは、名古屋駅から名鉄特急で50分ほどの河和駅でおります。フェリーの時間に合わせ運行している無料送迎バスがとまっているので、乗りこんで3分ほど走れば、篠島へのフェリーが出る河和港に到着します。
河和港から篠島まではフェリーで30分〜35分程度です。フェリー自体も1日に11便出ているため、島のわりにアクセスはかなりいいといえます。
<河和港の基本情報>
アクセス:名古屋駅から名鉄特急で約50分。無料送迎バスで約3分。
篠島へは、河和港から名鉄海上観光船のフェリーで30分〜35分。
電話番号:0569-63-2035(名鉄海上観光船 時刻・運賃・予約など)
写真:やまざき にんふぇあ
地図を見る篠島といえば、漁港単位では日本一の漁獲量を誇るしらす抜きには語れません。4月から12月の間に味わうことができます。
写真は魚菜食堂のしらす丼。ご飯が見えなくなるほどしらすが盛られた、美しくも豪快な一品です。
※追記
魚菜食堂は2019年2月末に移転し、民宿及び予約専用の食堂「漁師民宿たから舟」となりました。お越しの際はご注意お願いします。
<漁師民宿たから舟の基本情報>
住所:愛知県知多郡南知多町篠島浦磯4-21
電話:0569-67-2024
アクセス:篠島港から徒歩6分
観光客向けの飲食店や土産屋が並ぶ通りを外れると、そこには離島らしいせまく入り組んだ町並みが広がります。路地の雰囲気を楽しみながら散策してみましょう。
そして、路地だけでなく歴史ある寺社も見どころです。次の段落で、特に訪れてほしい「伊勢神宮と深い関わりのある神社」を2つ紹介します。
写真:やまざき にんふぇあ
地図を見る篠島は、三重県が誇る名社、伊勢神宮と古くから深い関わりがあります。
神明神社は伊勢神宮の一社であり、伊勢神宮の遷宮にともない、伊勢神宮の古材を使用して遷宮をくり返しています。倭姫命(垂仁天皇の娘)が渡航の最中に立ち寄り、ここを神界として荒御魂を祀ったことから始まる古い神社です。
<神明神社の基本情報>
住所:愛知県知多郡南知多町大字篠島字神戸101
電話:0569-67-3700(篠島観光協会)
アクセス:篠島港から徒歩9分
写真:やまざき にんふぇあ
地図を見る1288年、箕輪神社より分霊された八王子社。こちらも伊勢神宮の遷宮の時に、神明神社の古材で作られます。
<八王子社の基本情報>
住所:愛知県知多郡南知多町大字篠島堂山15
電話:0569-67-3700(篠島観光協会)
アクセス:篠島港から徒歩12分
写真:やまざき にんふぇあ
地図を見るのちに後村上天皇となる義良親王も篠島と関わりがあります。
義良親王は東征の最中、篠島に漂着してしまいます。その際島民が、彼に飲ませる水を探し求めたすえに発見されたのが、この帝井といわれます。
<帝井の基本情報>
住所:愛知県知多郡南知多町篠島照浜
電話:0569-67-3700(篠島観光協会)
アクセス:篠島港から徒歩12分
写真:やまざき にんふぇあ
地図を見る義良親王はしばらく島内の城山に滞在することになり、漁師は海に出る前に城山の下でひざまずいて親王を拝したとされます。辺りは埋め立てられ痕跡は残っていませんが、「皇子が膝」と書かれた碑が建っています。
<皇子が膝の基本情報>
住所:愛知県知多郡南知多町篠島浦磯
電話:0569-67-3700(篠島観光協会)
アクセス:篠島港から徒歩8分
今回はふれませんでしたが、篠島にはまだ多くの神社が点在しており、青い海と白い砂浜が800メートルも続く篠島海水浴場もあります。主な見どころのみであれば日帰りで十分ですが、1泊してじっくりまわる価値がある島といえます。近くには篠島と並び愛知三島と呼ばれる日間賀島(関連MEMO参照)や佐久島もあるので合わせて訪ねてみてください。
2019年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事の関連MEMO
この記事を書いたナビゲーター
やまざき にんふぇあ
東京に生まれて東京の大学に進学し、そのまま東京で電機機器メーカーに就職するという無味乾燥な人生をおくってきました。その反動か自分の知らない世界への好奇心は人一倍で、休日は大抵読書か旅行をしています。「…
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