オーストリア第3の都市「リンツ」の見逃せない観光スポット

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オーストリア第3の都市「リンツ」の見逃せない観光スポット

オーストリア第3の都市「リンツ」の見逃せない観光スポット

更新日:2019/02/11 23:02

Hiroko Ojiのプロフィール写真 Hiroko Oji ヨーロッパ一人旅愛好家

ウィーン、グラーツに次ぐオーストリア第3の都市リンツ。バロック様式の建物が建ち並ぶ旧市街を中心に、ドナウ河畔に広がる町並みは、古くからモーツァルトやブルックナーといった音楽家達を魅了してきました。

町の中心地は石畳で覆われた開放的なハウプト広場。リンツ中央駅から歩けば20分ほどかかりますが、駅前地下から出るトラムに乗れば数分で到着。歴史的建造物と共に、ぜひ見ておきたいスポットをご紹介します。

石畳で覆われた町の中心地「ハウプト広場」

石畳で覆われた町の中心地「ハウプト広場」

写真:Hiroko Oji

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オーストリア「リンツ」は、ウィーン、グラーツに次ぐ第3の都市として、歴史のある街並みがたくさんの人々を魅了してきました。モーツァルトが交響曲「リンツ」を、ベートーベンは交響曲「第八番」を作曲したのがこのリンツの街だったことや、旧大聖堂ではブルックナーが長年オルガニストを務めたというほど、音楽家たちを惹きつけたことでも知られています。

その街の中心地がハウプト広場。広々とした石畳で覆われた広場にはトラム駅があり、その周りを囲むのは漆喰装飾で壁面を美しく飾るパステルカラーのバロック様式の建物たち。インフォの入る旧市庁舎を含めて一つひとつ見ているだけでもうっとりするほど美しい広場です。

石畳で覆われた町の中心地「ハウプト広場」

写真:Hiroko Oji

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ハウプト広場の中央でひときわ目立つのが、白大理石で造られた三位一体の柱。18世紀初頭、リンツではトルコ軍の侵攻や大火災、ペストの流行が人々を苦しめてきました。それらがおさまり平安が戻ったことに感謝して1723年に建造されました。

石畳で覆われた町の中心地「ハウプト広場」

写真:Hiroko Oji

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広場の一角では、SL型の観光列車も待機しています。1時間毎(夏期は30分毎)に出て主な見どころを網羅していますので、位置関係を把握するために乗ってみても楽しいひと時が過ごせます。途中下車不可で所要時間は約25分です。

<ハウプト広場の基本情報>
住所:Hauptplatz, Linz
アクセス:リンツ中央駅からトラム1・2・3番に乗り5つ目の停留所(Hauptplatz)で下車

見応えたっぷり「リンツ城博物館」

見応えたっぷり「リンツ城博物館」

写真:Hiroko Oji

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リンツの街を見渡す小高い丘の上、ドナウ河畔に佇むのがリンツ城。現在は博物館として公開されていて、正式にはオーバーエスターライヒ州立博物館と言います。

リンツ城は、かつての皇帝フリードリヒ3世の居城だった建物で、後のルドルフ2世によって増・改築されました。その後、軍の病院として利用された時期を経て、リンツの大火災時には南翼が焼けてしまいました。焼け落ちた南翼は2006年に修復されモダンな現在の姿となっています。

見応えたっぷり「リンツ城博物館」

写真:Hiroko Oji

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館内には、先史時代から中世にかけてのオーバーエスターライヒ州の発掘品はじめ、当時の生活の様子を再現した部屋や工芸品・絵画・武器・コイン・自然の中で活動する生き物の剥製などが並びます。また、20世紀の乗り物や電化製品などもあり、見応えたっぷりの幅広い展示が見られます。

見応えたっぷり「リンツ城博物館」

写真:Hiroko Oji

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お城に併設のレストラン「シュロス・ブラッセリー」は近代的な内装。お酒類の瓶が壁面にぎっしり並ぶ店内のテーブル席からは、旧市街やドナウ川沿いの風景を眺めながらお食事が楽しめます。アラカルトは高級ですが、ランチコース(2品もしくは3品)は割安感のある価格設定。博物館の見学後、ひと休みするにもピッタリのレストランです。

<リンツ城博物館とシュロス・ブラッセリーの基本情報>
住所:Schlossberg 1, 4020 Linz
電話番号:博物館+43-732-772052300、レストラン+43-732-302315
営業時間:博物館10:00〜18:00(木曜日は〜21:00)、レストラン10:00〜24:00(日曜日は〜17:00)
休業日:月曜日

美しい中庭をもつ「州庁舎」

美しい中庭をもつ「州庁舎」

写真:Hiroko Oji

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ハウプト広場から南西へ入る路地の南側にひっそりと佇むように建っているのが、美しいルネッサンス様式の州庁舎。玉ねぎ頭の時計塔が目印となります。

この建物は、16世紀の後半にはリンツ大学として利用されていた時期があり、天文学者のケプラーが講義をし、惑星の軌道が楕円形であることを発表したことで知られています。

美しい中庭をもつ「州庁舎」

写真:Hiroko Oji

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入り口のアーチをくぐって中庭に入ってみましょう。そこには車が行き交う表通りとは別世界の物静かな空気が漂っています。石畳の中央にある噴水と、建物のアーチ状の柱が並ぶ眺めがとても美しい空間です。

美しい中庭をもつ「州庁舎」

写真:Hiroko Oji

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大通りのプロムナーデとは反対側の出入り口も素晴らしい装飾が施されていて、こちら側も見逃さないでくださいね。

壮麗な二つの大聖堂

壮麗な二つの大聖堂

写真:Hiroko Oji

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リンツの街には新旧二つの大聖堂があります。ハウプト広場の奥まった所にあるのは、ブルックナーがオルガニストを務めた旧大聖堂。淡いグリーンに白い縁取りがすっきりとした外観に、内部にはスタッコ装飾や素晴らしい彫像、大理石の柱、金色の柱頭装飾が施された白い角柱にアーチが並び、華麗そのものです。

壮麗な二つの大聖堂

写真:Hiroko Oji

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一方、州庁舎から南へ進んだ先にあるのが新大聖堂。ウィーンのシュテファン寺院に次ぐオーストリアで2番目の高さを誇る塔が目印です。内部の奥行きが、塔の高さと同じ134メートルもあり、厳粛で壮大な空間がひろがります。

壮麗な二つの大聖堂

写真:Hiroko Oji

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新大聖堂内では何といっても色鮮やかな美しいステンドグラスが並ぶ壁面に目が惹かれます。

リンツにも「モーツァルトハウス」が!

リンツにも「モーツァルトハウス」が!

写真:Hiroko Oji

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モーツァルトハウスと言えばザルツブルクやウィーンを思い浮かべると思いますが、ここリンツにもあるんですよ。州庁舎の北側のクロスター通りを隔てた石畳の小さな広場に面した白と淡い緑の建物の隣、白とグレーのルネッサンス風の建物がそれ!

リンツにも「モーツァルトハウス」が!

写真:Hiroko Oji

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アルトシュタット側の出入り口には細長い旗も掲げられています。この旗の下のアーチをくぐって中庭に通じる通路に入ると、壁面にはモーツァルトの胸像が設置されています。

リンツにも「モーツァルトハウス」が!

写真:Hiroko Oji

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建物内には入れませんが、胸像の隣にはある仕掛けがあるのです。それは、赤いボタンを押すとリンツ交響曲が流れ出すというもの。1783年、この館に滞在したモーツァルトがたったの3日間で書き上げたというのが交響曲「リンツ」です。テーブル席が設置された風情ある中庭で寛ぎながら、しばしコンサートを楽しんでくださいね。

<モーツァルトハウスの基本情報>
住所:Altstadt 17, 4020 Linz

24時間有効の市内交通券を利用すると便利でお得!

リンツの見所をご紹介しましたが、この他にもドナウ川沿いにはブルックナーハウスやレントス美術館、川を渡った所には新旧の市庁舎や未来型ミュージアム「アルス・エレクトロニカ・センター」などがあります。これらの見所へは駅から歩くとかなりかかりますが、トラムを利用するととても便利でラクチンです。その際、24時間有効の乗車券を購入しておくと、乗り降り自由でお得に移動ができますので、参考になさってくださいね。

2019年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/12/06−2018/12/08 訪問

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