高雄から日帰りで!海上の楽園・台湾の離島「小琉球」で島めぐり

高雄から日帰りで!海上の楽園・台湾の離島「小琉球」で島めぐり

更新日:2019/03/01 23:10

田中 六花のプロフィール写真 田中 六花 台湾的ライター、台湾おいしいもの探求家、台湾ドリンクマニア、台湾おみやげハンター
青い海、広がる空、豊かな大自然に包まれる離島・小琉球。台湾南部の屏東に位置し、高雄からも気軽に訪れることができる人気のリゾートです。今回ご紹介するのは、電動バイクでぐるっと回る日帰り島めぐり。必見スポットやグルメを楽しみながら、島の魅力を体感してくださいね!

フェリーに乗って小琉球へ!

フェリーに乗って小琉球へ!

写真:田中 六花

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小琉球へ行くには、高雄駅か左営駅からバスかタクシーを利用しましょう。
高雄駅からバスの場合は大鵬湾行きの墾丁列車9127番に乗り、屏東客運東港站で下車。そこから10分程歩き、東港埠頭から高速船フェリーに乗ります。バスなら約50分、タクシーなら約30分をめどにしてくださいね。
台湾鉄道で屏東駅まで行き、バスかタクシーに乗り換えるコースもあります。

フェリーに乗って小琉球へ!

写真:田中 六花

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高速船フェリーには公営と民営があり、観光の場合は民営に乗船します。公営は地元の人たちの足に使われ、何もない漁港に着くので注意して。
往復チケットを購入、その際にパスポートが必要ですので忘れずに持参しましょう。

東港から小琉球まではおよそ30分。天候にもよりますが、心配な方は酔い止めを飲んでおくと安心です。

フェリーに乗って小琉球へ!

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小琉球に着くと、バイクの客引きの声がかかります。港近くにはレンタルショップが連なりますので、値段を確認。バイクは国際免許が必島なので、免許不要の電動バイクをレンタルしましょう。自転車もありますが、島内の道は起伏があるため断然ラクで速い電動バイクがおすすめ。時間を有効に使って、日帰り島一周に出発しましょう!

小琉球の魅力に触れる必見スポット

小琉球の魅力に触れる必見スポット

写真:田中 六花

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台湾の離島で唯一のサンゴ礁の島・小琉球。港からすぐの白沙尾ビーチに、そのシンボルともいえる「花瓶石」があります。
サンゴの塊が長い年月を経て海水によって削られ、花瓶のような形になりました。青い空と海と岩が一体となった小琉球を実感できるスポット。ここでは、シュノーケルも楽しめますよ。

小琉球の魅力に触れる必見スポット

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小琉球はウミガメの島としても有名で、島の近辺には100匹以上のアオウミガメが暮らしています。運が良ければ、堤防などから見えることも。
ユニークなポストやお土産グッズなど、街中でもさまざまなウミガメと出会えます。その生態や環境を見つめるきっかけを、旅の記憶にしてくださいね。

小琉球の魅力に触れる必見スポット

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小琉球は人口13000人余りで面積7平方キロほどの小さな島ですが、寺廟の数はなんと約90ヵ所もあります。その多さから信仰の深さが垣間見れます。
海に向かって建つ「南山岩王母宮金都府」や、小琉球の信仰の中心である碧雲寺などに立ち寄り、その美しさと島の方々の暮らしに触れてみましょう。

海上の楽園「美人洞」散策

海上の楽園「美人洞」散策

写真:田中 六花

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その昔、ここにあった井戸(敷地内の「麗池」)に女性たちが水くみにやって来て、おしゃべりや水浴びをする光景からその名前がついたといわれる「美人洞」。
※由来は諸説あります。

約4キロ続く歩道と13のビューポイントがあり、それぞれ違う表情で洞窟、緑、海、空という絶景が楽しめます。広く見応えがありますので、時間を念のため確認しながら回りましょう。

まずは入口で電動バイクを停めて、チケットを購入します。このチケットは「美人洞・山猪溝・烏鬼洞」という自然を満喫できる3ヵ所共通になっています。

海上の楽園「美人洞」散策

写真:田中 六花

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緩急のついた山道を歩きながら望む、連なる奇岩は迫力十分。岩ばかりではなく、海が広がるスポットもあります。
洞穴をのぞいたり、岩と岩の狭い間を抜ける小道など、ちょっとした探検気分も味わえますよ。途中には座って休憩できる場所もあるので、無理せず休み休み進みましょう。

海上の楽園「美人洞」散策

写真:田中 六花

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約2千万年前にサンゴ礁が隆起してできた、小琉球。特に「美人洞」周辺はサンゴの化石が多いエリアです。時を超えた自然の移り変わりを見逃さないよう、探しながら歩いてみてくださいね。

小琉球で食べるのは、コレ!

小琉球で食べるのは、コレ!

写真:田中 六花

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小琉球ならではの料理といえば「蜂巣蝦」は外せません。その名の通り、蜂の巣のような形を模したエビが入ったかき揚げで、甘酸っぱいタレにつけていただきます。3〜4人で食べるとちょうどいいサイズで、サクサクの食感が楽しめます。

<高記在地小吃の基本情報>
住所:屏東縣琉球郷中山路58號
電話番号:+886-8-861-4190
営業時間:10:00〜19:15

小琉球で食べるのは、コレ!

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観光スポット「山猪溝」のチケット売り場隣りに、黒糖アイスが人気の「山猪溝允好嘉黒糖霜淇淋」があります。そのおいしさは、甘過ぎず濃厚。素晴らしい景色を散策した後のひと息にどうぞ!

<山猪溝允好嘉黒糖霜淇淋の基本情報>
住所:屏東縣琉球郷環島公路
電話番号:+886-928-707-027
営業時間:8:00〜17:00

小琉球で食べるのは、コレ!

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小琉球限定のご当地ビールが、さわやかな海風やまぶしい太陽といった島の気質を凝縮したような「Captain Beer」。澄みきった黄金色、きめ細やかな泡、淡い甘みで、軽やかな喉越しが楽しめます。
海をながめながらの乾杯や、お土産にもぴったり。島内のスーパーやコンビニエンスストアで購入可能です。

海!海!海!の絶景ビュー

海!海!海!の絶景ビュー

写真:田中 六花

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島内を回っているとつい立ち止まりたくなる、大きな海と空が広がる指折りのビュースポットに何度も出会います。

「旭日亭」は島の東南に位置する、日の出スポット。金色に輝く水面は息を飲むほどの美しさで、一泊するなら早起きして訪れたい場所です。日の出でなくても、空と海の真っ青なコントラストは一見の価値あり!

海!海!海!の絶景ビュー

写真:田中 六花

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「龍蝦洞」は独特な地形を持つ天然のサンゴ礁の岩で、長期間の海水侵蝕によってつくられた多くの壺穴と海食による溝が特徴です。波打ち際近くまで歩いて行けば、ゴツゴツとした岩の感覚や、波しぶきの音などを体感できます。小さな秘境と呼ばれる場所で、自然の凄さに触れてみては。

海!海!海!の絶景ビュー

写真:田中 六花

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夕日の絶景スポットが、島の西側に位置する「蛤板湾」。小琉球で一番美しい海岸といわれ、夕暮れ時にはたくさんの人が訪れます。白い小さな貝殻による星の砂のビーチで、島めぐりの締めくくりにふさわしい時間が過ごせます。時間を忘れてしまうほどの心地良さですが、最終フェリーの時間にはくれぐれも気をつけてくださいね。

自然の宝庫・小琉球で羽を伸ばして心身ともにリラックス

アクセスの良い離島として、台湾の方々も多く訪れる小琉球。駆け足で回る島めぐりでも、旅気分はぐっと高まります。
強烈な夏の日差しだけでなく、一年中日焼け対策は必須。大自然と南国気分を思いっきり堪能して、新たな台湾の魅力に触れてくださいね!

2019年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/10/29 訪問

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