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写真:モノホシ ダン
地図を見る月ヶ瀬梅渓の歴史は古く、鎌倉時代中期に梅渓内の高台に位置する真福寺の境内に梅が植えられたのが始まりとされています。やがて月ヶ瀬は、紅花染めに必要な材料である烏梅(うばい)の生産地となり、これにより新たな収入源を得た村人たちは競って梅を植えたため、江戸時代の最盛期には約10万本にもなりました。
その後、月ヶ瀬梅渓と呼ばれたV字谷の渓谷は、1969年(昭和44年)の高山ダムの完成によりダム湖(月ヶ瀬湖)の底に沈みましたが、近年は、湖水と梅林が調和し、あらたな景観を形成しています。
写真は「鶯谷梅林」から月ヶ瀬湖にかかる月ヶ瀬橋の風景です。橋のたもとには「月ヶ瀬梅の資料館」があるので、ここで月ヶ瀬梅林の観梅マップなどを入手するのもおすすめです。
写真:モノホシ ダン
地図を見る月ヶ瀬梅渓のウォーキングコースの入口には、「名勝月瀬梅林」と刻まれた石碑があります。これは、1922年(大正11年)に、当時の政府により、奈良公園・金沢兼六園とともに、史跡名勝第1号の指定を受けた際に建てられた石碑です。
ちなみに月ヶ瀬梅林とは総称で、ここから、一目八景、帆浦梅林などのみどころがあり、いちばん奥の天神梅林までは片道約30分です。コースはほとんど平坦で、咲き誇る梅を眺めながら、のんびりとウォーキングを楽しむことができます。
写真:モノホシ ダン
地図を見るウォーキングコースに入ると、しばらくは売店や飲食店が続きます。売店では梅ソフトクリームや梅林ロールなど、この時期だけのスイーツを味わうこともできます。
写真:モノホシ ダン
地図を見るウォーキングコースの最初の展望台である「一目八景」からは、梅林と月ヶ瀬湖を見下ろす絶景が楽しめます。普段は静かな渓谷も梅の季節はとても華やいで見えます。
写真:モノホシ ダン
地図を見る絶景を見ながら食事が楽しめるのが「一目八景茶屋」。月ヶ瀬鍋や鍋焼きうどんなど、温かいメニューがおすすめです。
<一目八景の基本情報>
住所:奈良市月ヶ瀬尾山 梅林内
電話番号:0743-92-0381
営業日:梅まつり期間中(2021年2月14日〜3月28日)は毎日営業
写真:モノホシ ダン
地図を見る月ヶ瀬梅林では、盆梅も販売しています。写真の品種「思いのまま」は、1本の木から紅白の梅が咲き分ける珍しい品種です。名前の由来は、品種改良中に思い通りの花が咲いてくれなかったので、この名がついたといわれています。
写真:モノホシ ダン
地図を見るさらに、月ヶ瀬梅渓で随一の絶景ポイントが「みおろし茶屋」。この周辺には、帆浦梅林を俯瞰する展望台がいっぱいありますので、いろいろなアングルからの眺望を楽しんでみてください。
写真:モノホシ ダン
地図を見るみおろし茶屋では、自慢のしだれ梅も見事な花を咲かせます。時期が合えば、スイセンとのコラボも楽しむことができます。
写真:モノホシ ダン
地図を見るみおろし茶屋のおすすめメニューは、伊賀牛すき焼き、かしわすき焼き、鍋焼きうどんなど。梅の花を愛でながら、身も心も温まることができます。
<みおろし茶屋の基本情報>
住所:奈良市月ヶ瀬大字尾山2252
電話番号:0743-92-0516
営業日:梅まつり期間中(2021年2月14日〜3月28日)は無休
写真:モノホシ ダン
地図を見る月ヶ瀬梅林では、お茶の栽培も盛んです。なかでも煎茶を作る行程で、煎茶の中からよりだされた「ひげ茶」は名産品。各店舗ごとに味も違います。
写真:モノホシ ダン
地図を見る月ヶ瀬梅林にある「月ヶ瀬梅林公園」は、もとは梅の品種園だったこともあり、いろいろな梅の種類を見ることができます。改修されたトイレ付の展望台もあり、ベンチでは、お弁当を広げながら梅を観賞するのもおすすめです。
また園内にある「梅の里ふれあい館」では、売店や梅の種類の解説パネルがあり、温かいコーヒーを頂くこともできます。
写真:モノホシ ダン
地図を見るウォーキングコースの折り返し地点にあたる「天神梅林」では、紅白の梅の花を楽しむことができます。東屋からは、一面に雲海のように広がる梅林の景観が見事です。
いかがでしたか。奈良県の月ヶ瀬梅林は、咲き誇る梅の花を満喫し、連綿と続く梅林の歴史を知ることのできる観光地です。月ヶ瀬湖を中心に展開する情緒豊かな梅林で、ひと足早い春の訪れを体感してみてはいかがでしょうか。
2021年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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