恋人たちの聖地 横浜マリンタワーの夜景

恋人たちの聖地 横浜マリンタワーの夜景

更新日:2012/09/28 19:01

安藤 美紀のプロフィール写真 安藤 美紀 おこもり温泉宿探求家、おいしいもの探検家
夜景は高ければ高いほうが良いというわけではない、そう心から思えるのが、横浜マリンタワーの夜景です。ギネスブックにも「世界最高の灯台」として認定されているマリンタワーは、かつて灯台としての役割を果たしていましたが、今では幸せあふれる恋人たちの聖地になっています。大切なあの人と、横浜マリンタワーの夜景を見ながら、幸せな気持ちにひたってみませんか?

灯台としても使われていた、横浜マリンタワー

灯台としても使われていた、横浜マリンタワー

写真:安藤 美紀

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最近では展望台というと、スカイツリーが話題になっています。同じ展望台でも、横浜マリンタワーは港町横浜らしい灯台のデザインなので、ロマンチック!特にデートにはピッタリです。横浜マリンタワーのデザインは10角形になっていて、どこの角度から眺めても同じように見えるよう設計されています^^

そして、なんと言っても驚いたのは、実際に展望台部分が灯台として使われていたこと。10秒おきにピカピカと赤や緑の光を放ち、船が安全に航海出来るよう補助していたんです。現在では灯台の役目は終了し、展望デッキとして使われています。

ギャラリーホールにあるのは、山下清画伯の壁画

ギャラリーホールにあるのは、山下清画伯の壁画

写真:安藤 美紀

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エントランスのギャラリーホールに展示されていたのは、「野に咲く花のように…」の歌でもおなじみの「裸の大将」山下清さんが作った壁画。縦9m横6mの大きな壁画で、1つ1つ手作業で作られています。なんと、ガラスのモザイクタイルを25万個も埋めて作られたもの。山下清さんの温かい人柄が伝わってくるような作品です。

壁画は「横浜の今」と「横浜の昔」の2枚組になっていて、写真の壁画は「横浜の今」のほうです。横浜開港100周年の1961年当時を描いた作品ですが、現在の横浜のイメージとあまり変わっていないような気がしました。

大きな船や、背後にそびえるビル、通り過ぎるたくさんの人々は、横浜の情景をよくあわらしていますね。近付いて見てみると、壁画の左下には「山下清」と名前もタイルで描かれています。

気分はノリノリ!横浜マリンタワーのエレベーター

動画:安藤 美紀

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30階の展望フロアへ向かうエレベータに乗ると、とってもノリが良い曲が流れてきます。この曲は、クレイジーケンバンドの“マリンタワー・ゴーゴー”。クレイジーケンバンドのボーカル横山剣さんが作詞作曲を手がけた、横浜マリンタワーオフィシャルソングです。(※マリンタワーの名誉館長が横山剣さんです)

「マリンタワー やがてあかり灯るころ
未来が過去を連れてやってくる」

そんな横山剣さんの曲を聞きながら、横浜の夜景をエレベーターの中から見ることができます。曲にノリながら徐々に上へあがっていくので、テンションMAX!!!

高すぎず低すぎず、夜景を楽しむには丁度いい高さ!

高すぎず低すぎず、夜景を楽しむには丁度いい高さ!

写真:安藤 美紀

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30階の展望フロアは、高さ91m。山下公園や氷川丸、大さん橋やみなとみらいをぐるりと見渡すことが出来ます。横浜ランドマークタワーは273mですが、マリンタワーは91m。高さはマリンタワーの方が低いものの、高すぎず低すぎず、横浜を一望するにはちょうどいい高さです。

29階の展望フロアは、また違った夜景が広がります

29階の展望フロアは、また違った夜景が広がります

写真:安藤 美紀

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30階の展望デッキから階段で29階まで降りることができるようになっています。階段の壁には、プレートが貼られています。よく見てみると、カップルの名前が書かれていますが、これは、横浜マリンタワーで結婚式を挙げた人たちのメモリアルプレートなんです。もし、初デートが横浜マリンタワーだったら、そこで結婚式を挙げる…なんていうのもステキですよね!


そんな幸せオーラに包まれている階段を下りて29階までいくと、1階下がっただけなのに夜景はまた別の雰囲気に変わります。特に綺麗だったのが、ベイブリッジと高速道路の夜景。ギラギラしているわけではなく、大人っぽい落ち着いた夜景が楽しめますよ。


横浜マリンタワーの1階部分には、23:00までオープンしている地元の野菜を使ったカフェやレストランがあり、テラス席で食事を楽しんでいる人がたくさんいました。デートで夜景を見た後は、テラスに座ってゆっくり食事をするのもいいですね^^


【横浜マリンタワー】
住所 : 〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町15
TEL : 045-664-1100
営業 : 10:00〜19:00
入場料 : 大人750円、高中生500円、小学生250円、幼児200円

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掲載内容は執筆時点のものです。 2012/09/10 訪問

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