写真:かとう とも
地図を見るアポ島は、ネグロス島の南東にある、人口が1000人ほど、東京ドーム約16個分ぐらいの小さな島です。
この島の海は、30年以上に渡って海洋保護地区として守られてきたため抜群の透明度を誇り、世界屈指のダイビングポイントとしても有名。400種類以上のサンゴ礁やウミガメをはじめとした様々な海の生物を見ることができます。
写真:かとう とも
地図を見るアポ島は島へ入るのに大人1人100ペソ(約200円)、子供は1人50ペソ(約100円)の入島料が必要です(※2019年2月現在)。島の船着場を降りた目の前に、受付の建物があります。現地でホテルに宿泊する方やツアー会社に申し込んだ場合は、料金が含まれていることもあるので確認すると良いです。
写真:かとう とも
地図を見る島は文明化されていないので、車やバイクは走ってなく、電気も18:00〜22:30までの限られた時間しか使えません。日の出と共に起き、暗くなったら寝るという生活をしています。水道も通ってないので、シャワーなどもありません。雨水や井戸の水を大事に使っています。島民はシャイで優しく、島中の人が家族のように協力しながら仲良く暮らしています。都会の喧騒から離れて、美しい自然の中でゆっくりのんびり過ごせます。
写真:かとう とも
地図を見る海洋保護のために、海でシュノーケリングをする際は、1グループ(4人まで)につき1人の現地のガイドをつけなくてはいけません。ガイド料は1グループ300ペソ(約600円)です。
ライフジャケットやシュノーケリングマスク、フィン、沢履などを借りる場合は、それぞれレンタル料がかかります。
写真:かとう とも
地図を見る海に入る前にガイドから、カメや珊瑚、その他海の生き物には触ってはいけないなどの説明があります。そして、いよいよ入水。ガイドがウミガメがいる場所へ連れて行ってくれ、カメラを渡すとウミガメとの写真を撮ってくれます。
ウミガメやクマノミなどが岸からすぐの比較的浅い場所にいるので、小さなお子様も楽しむことができます。
写真:かとう とも
地図を見る深い場所まで行くと、カラフルな珊瑚や大小様々な魚達にも出会うことができます。保護地区として大切に守られてきた手つかずの海は、ため息が出るほどの美しさです。
私たちが目にしているサンゴ礁は100万年以上もかかって形成されたものです。一度壊れてしまうと、元に戻るまでに長い年月が必要になります。ルールをしっかり守り、世界のダイビングポイントベスト100に選ばれた青く美しい海を思う存分に味わいましょう。
写真:かとう とも
地図を見るアポ島へ行くにはまず、セブ島の左隣にあるネグロス島のドゥマゲティという町へ、飛行機、フェリー、セレスバスのいずれかで向かいます。マニラからドゥマゲティ行きの飛行機も出ています。
アポ島まで個人で行く場合には、ドゥマゲティの町から、トライシクル、セレスバス、ジプニーのいずれかに乗って、アポ島行きの小舟のターミナルがあるマラタパイという町まで南下します。マラタパイで降りたら、ターミナルまで5分ほど歩きます。
写真:かとう とも
地図を見るアポ島は保護区のため、大きな船の乗り入れは禁止されていて、バンカーボートと呼ばれている小さな船に乗って向かいます。バンカーボートは乗り降りの際に、かなり水に浸かって乗り込まなければならないのと、乗っている間も水しぶきが飛んでくるので、着ている服はビショビショに濡れます。ボートでは水着の着用をお勧めします。
バンカーボートはグループごとに1日貸し切ります。1〜6名のボートは3000ペソ(約6000円)、7〜8名は3500ペソ(約7000円)、9〜10名は4000ペソ、あとは2名増えるごとに500ペソ追加されていきます。
少人数で向かう方、フィリピンで個人での移動に慣れていない方、英語に自信のない方は、ドゥマゲティのツアー会社に頼むのをお勧めします。日本人が経営するツアー会社に頼むと、空港への送迎や日本語でのキメが細かいサポートがついていて、現地ガイドしか知らない情報なども教えてもらうことができます。
今回の記事では気軽に体験できるシュノーケリングについて記載しましたが、元々はダイビングスポットとしてダイバーの間で有名だった場所なので、じっくり海の中を散策したい方はダイビングツアーに参加するのをお勧めします。
「ウミガメと一緒に泳ぐ」という夢のような世界を、是非美しいアポ島で体験してきてください。
記事内の料金表記は100ペソ=約200円(2019年2月のレート)にて換算しています。
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(2024/3/19更新)
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